年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

雪ならず

2018年02月26日 | 築地市場にて

25日に26日は雪の予報があった。雨も降らず雪にもならず、曇り空。寒い。スポ-ツ行事が終わればまた野菜の高騰の話題かもしれない。冷凍野菜が売れているようだ。豊洲の設備に冷凍庫が加わるのだが需要の変化をどう読むか会議中。

 野菜工場の話題がニュ-スとなる。大抵工業人と行政の発想で成功しているところは少ない。需要があって参入したところが成功しているようで、需要を見込むことなく参入すれば産地廃棄となる野菜価格低迷期に継続困難となる。あのユニクロが野菜販売に参入したことがある。青果業界では疑問の声があったが無理して参入してもすぐに消えた。

 産地の大根が1本10円でベッタラ市では千円を超えることもある。そこで参入するとベッタラ市は10月としては雨の特異日で雨の確率は高い。雨の日は人でも少なく滞在時間も少なく、ベッタラを買う人も少ない。用意したベッタラは廃棄するしかない。このリスクを考慮するとベッタラ市で千円の大根は価格として妥当である。

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