年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

神戸の老舗奈良漬メーカ-の倒産

2019年04月08日 | 宅老のグチ

以前は贈答用のなら漬メーカ-だった神戸の漬物業者が倒産した。福神漬の缶詰を意識したのはこの業者の福神漬だった。カレ-屋さんの食卓に缶の蓋をあけスプーンを入れれば良いと簡便性があった。

 関西ではテレビ・ラジオ宣伝をしていて有名だった。衰退の目立つ漬物業もまた問い合わせに答える業者が減った。縮小の仕事は残る業者の負担となる。数字以上の有名さは先行きの不安から簡単な廃業を選択する。


十一の奈良漬で有名だった。ある時期は全国漬物連合会の会長だったこともあったがダイエ―の納品で急拡大したが付いてゆけず倒産となった。ダイエ―絡みの漬物業界の倒産・事業縮小の波は今でも続いている。
 その主な原因は特売だった。ダイエ―の創業祭等の全国特売は販売力が巨大で、漬物業者の他者への納品を抑えダイエ―用の製造に集中した。そして特売が終わると注文が途絶し、他の得意先に納品が再開するのだが他の納品先はこの間に他の漬物を売り場に占拠され、それが売り切れるまで納品が止まるという悪循環となっていた。売り上げがダイエ―に集中し、利益が減る。多くの漬物業者が消えた。
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豊洲は観光客は電車で

2019年04月08日 | 宅老のグチ

豊洲の市場前駅のそばに3月末までマルシェという簡易な市場もどきの施設があった。その隣で地盤調査を行っていたので何が出来るかと思っていたらオリンピック終了まで簡易な飲食施設が出来るようだ。どうやら豊洲市場に来る人が外国人が築地と同じように多いので海鮮系のレストランらしい。平屋なので終日開業しているようでこの施設が出来ればコンビニ弁当から市場の人たちが一時的に解放される気がする。多くの観光客が市場の労働者のレストランに並び昼時は一時間は最低並ぶので仕事にならない。行列の少ない時間は仕事のピ-クでもし寿司を食べようとしたら仕事前に4000円の食事となる。

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