年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

引継ぎの最終段階

2019年04月04日 | 宅老のグチ

昨年10月に豊洲へ移転し、引っ越しに伴う混乱を削減するため働いていたがようやく終わりそうだ。3月決算で中身は後継者が作成する。引っ越しに伴う資金は借りることも無く終わった。10年以上貯めていたのでかろうじて間に合った。ただ予想に反して築地場外の業者ががんばっているので負ける訳にはいかないようだ。食品情報誌によると長年築地市場場外でカマボコを商っていた店が廃業したようだ。場外の交番跡地の店も2016年夏に廃業していた。朝早い仕事は若い人が勤めにくい。昔は収入が良かったが築地の地位の低下に伴い他の業種と差が無ければ縁故以外で市場にくることは無い。長い経験の要る築地・豊洲の仕事は他の市場と違って専門化されそれなりの責任がある。高価格の商材を努力と関係なく価格が設定される現状では安さのため手抜き生産で品質が落ちる。良い物は高く買ってよく説明して高く販売できなければ安く手抜き生産のものが生き残る。そのようなものが市場の歴史でもある。日々変化している。もう年よりは引っ込む時期に来たようだ。

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