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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

駄菓子の漬物 みやま食品工業の廃業

2019年04月15日 | 宅老のグチ

先日神戸の老舗奈良漬会社が倒産したが同日の食品情報誌に駄菓子屋のスモモちゃんで知られている我孫子のみやま食品工業が設備の老朽化と後継者不在で5月末で廃業となると報道されていた。早速この件の事情を尋ねると一応目標としているが原料があるので売り切って廃業するらしい。どこかマスコミで騒げば予定通り終わるが普通ならば10月までは原料が残りそうだ。包装資材は追加が無さそうで残りは縁日等でバラ売りで供給するようだ。子供向きの駄菓子と言うことで近々の経費増は販売価格に転嫁することも出来ず大変だっただろう。

 昭和30年代の古い漬物史料は残してほしいと頼んだ。

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記憶の糸を繋げるために

2019年04月15日 | 陸軍特別操縦見習士官1期

もう生きている残り時間が少ないと感じる。60年以上前の記憶をたどり、思いを伝える時期が来たようだ。戦後の話は個人情報とか時代感覚の異なる時期で今の表現だと不適切なことも多々ある。それでも今につながる時期を書き記していないといきなり現状を把握することが出来ないだろう。過去のしがらみはしつこく纏わり付き判断をあやませる。いずれ時代遅れになった制度や仕組みは都合のいいように解釈され記述される。その都合のまま記述されることも時代の変化で勝手に改変される。

 でも子孫は何時までも子孫であり続け、薄れ行く記憶を時代状況の変化から思いを伝えないと最新の状況に上書きされ記憶を消し去る。

今から65年ほど前、夏になると埼玉の父の実家に一月ほど単独ですごすことになった。いまだにこの父の仕業は納得の出来る説明は受けていない。父が亡くなるまでの数年間毎年夏になると埼玉の田舎に行き、一月ほどしたら母が迎えにやって来て東京に戻った。今の山村留学のようだった。もちろん最初はなれなかったが何回か行った後では田舎の楽しみ方も覚え、今では都会に通う人たちの家々並んでも当時の感覚がよみがえり住居表示に頼らないでも何とかたどり着くことが出来る。戦前の住居表示では埼玉県北葛飾郡川辺村と言う。

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