年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

塩も配給だった

2019年08月22日 | 宅老のグチ

戦後塩も配給だった。多くの記録で海水を煮詰めて塩を造った話があるが大量の塩を恒常的に仕入れるには漬物組合を作る必要性があった。今は塩を自由に好きなだけ購入することができるので組合の必要性が消え、漬物組合のない県もある。

 しかし、何年か前、北海道でO157による浅漬汚染で多数の老人が死去した。その後保健所の指導が厳しくなり、組合の無加入の業者も衛生講習を受けるように指導された。ある程度の衛生とか表示の情報がいきわたらないと忘れたころ事故が起きる。そして業界全体が連帯責任で不振となる。

 

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