幕末の東千葉で度重なる税金で農民は貧しかった。さらに一時的に入るイワシ漁で潤うとバクチが盛んとなった。その博徒たちが外国の脅威に対応する江戸幕府の権力が弱るにつれ、のさばった。国定忠治・飯岡の助五郎・清水の次郎長など今に伝説となっている人物はほぼ同時期である。福祉が増えると言ってテラ銭で補填するという発想で今の地方競馬・競輪・ボ-ト等でどう衰退している知っているのだろうか。これは原子力発電所の発想と似ている。マイナスの計算は無視されている。もしカジノが始まると横浜のパチンコが衰退すのが必至となる。計算するほど税収が上がるとは思えない。それよりは発想の豊かな横浜市民が夜の健全な時間を過ごす娯楽を創造するほうが良い。小林一三は何もないところに宝塚を創った。今は一大娯楽地で歌劇団の競争率は難関となっている。行政の収支計算は甘い。
大原幽学はバクチ場に出入りする農民を指導し、健全にした。しかしバクトはテラ銭が減ったので言いがかりをつけて、組織を破壊し、元の農民に戻した。カジノ税収が上がるということは食事で得るより、カジノ参加者の負けの金である。全員が儲かることはない。