いつも都立中央図書館へ行くとき、大江戸線麻布十番駅から商店街を抜けて韓国大使館前の仙台坂をあえいで登る。今の日韓関係の悪化でも、警備は厳しくなっていないようだ。すでに日本の韓国嫌いな人の範疇を超えている事態となっているのだ。 歩きながら大使館の人達は食材をすべて本国から持ってきているのだろうか。
昔といっても平成の初め鳥居坂青果商組合という組織があった。消費税が始まるとき、築地市場で会合があった。その時、彼らの車で日ごろトラックで埋まっている売り場が中古の外車販売店のようになった。後で鳥居坂の青果店の人に聞くと大使館納めで安定しているようだ。日ごろの付き合いで日本の些細な情報を仕入れているようだ。
図書館で岩崎弥太郎伝と石川島播磨重工の社史を読む。後は戦後のカツギやの史料があるかどうかを我孫子市の戦後史を見る。負の戦後史は我孫子では消えている。
3時ごろ図書館を出て、また仙台坂を下り、麻布十番駅に向かう。何か来た時と雰囲気が変わって、人が多すぎ前が見えない。
ふといい匂いがしてみると、うに貝焼き、魚のにおいがした。まだ早いと思い、祭りのガイドブックと団扇をもらって歩く。この商店街の祭りは来る価値のある祭りと思う。いわゆる日本の祭りとここの祭りは全然違う。そもそもテキヤ風の店がない。シャレタ味を強調していて、肉系の店が多い。ビ-ルと高級な日本酒、魚も生は無くてすべて安全な焼いてあるもので選定している。火事の心配の有るものもそれなりの用意がしている。避難通路も確保してある。
電車に乗ってじっくりガイドブックを眺めていたら、いい匂いのしていた店はお国自慢の味で福島県いわき市の店だった。いわきは原発と一番近い市。韓国大使館の人達は嫌がらせと思うのだろうか。日ごろの言動と違って日本の空気を吸っている以上、開き直って試食しているのだろうか。
この祭りの準備は少なくとも半年以上の準備がある。偶然だろう。ガンバレ福島は日本の合言葉。