年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

新型肺炎で東アジアの食文化の変化の兆し

2020年02月10日 | 宅老のグチ
日本の温泉旅館では一昔前団体旅行の合わせて建てられ、個人の旅行になって稼働率が落ち不況となった歴史がある。大部屋とか巨大な宴会場での食事とかだった。
 今新型肺炎で中国では3人以上の食事は規制されているようだ。円卓で多数集まり多数の皿盛りから食物をとり、会話しながら食事する中国の食文化が一時消える。巨大な食堂が肺炎を避けるため、個室での食事へ変化するしかないだろう。マスク姿は中国の監視カメラの限界に挑戦しているかもしれない。また本草学の伝統がある中国では薬ということで野生の動植物を食べていた。これは食文化である。しかし変化の激しいインフレエンザ菌に近いことにもなる。
 食文化はどの国でも保守的でなかなか変化しないが環境の変化で少しづつ変化する。歩みは遅いので記録がないといつ変化したかわからない。その例として日本のもち米とウルチ米の分離した時期がまだはっきりとわからない。古代はもち米の方が多いようだったが酒作りが盛んとなるとウルチ系が増えたようだが、今でももち米で日本酒を作っているところがある。
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