年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

都内で梅の花を眺める

2020年02月04日 | 宅老のグチ
都内の散歩で梅の開花状況を見た。今年は暖冬と多雨でかなり開花が進んでいてほぼ八分咲きか。気になって和歌山の紀伊民報の梅花開花情報を調べると、一番大規模な南部梅林はすでに八分咲きで、間もなく満開となる。田辺梅林はまだ梅まつりの準備中だがすでに開花が進んでいて、祭りが始まればすぐ満開となる。いまなら新型肺炎感染がまだ進んでいないから観梅には早めがおすすめかそれとも多人数の集まる所は避ける方が良いか年寄りは悩む。明日は無い年寄りの悩みかもしれない。梅園では老夫婦が手をつないで梅花を見ていた。
 梅の開花が早いと3月末から4月の寒さで小さい梅の実が凍傷の被害を受ける率が高い。静岡の茶畑で畑の隅に下向きに扇風機が設置しているのは上空の温かい空気を畑の茶に当て凍傷を防ぐ目的があるが紀伊半島は暖地でそのような設備のある畑は見かけなかった。さらに開花が早いとミツバチが不在で受粉率も下がるが今年はミツバチの移動が間に合ったのだろうか。昨年の作柄は不明だが一昨年のような梅雨明けが早くなく、長梅雨・低温で梅の売れ行きは悪かった様だ。このところ2年に一度ほど受粉が悪かったり、早い台風で梅の実が落下したり、害虫が梅の実に入ったりした被害が目立った。
 需要と供給のバランスは梅の世界でも調節は難しい。
コメント
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