期待と不安

何をするにしても、期待や不安は付き物です。
今は、仕事で世界一の性能を目指しているから、上手く行ったらの期待と設計通り動かないのではといった不安に毎日心が揺さぶられている。
今週末にBoocho(チャーリー)、DERA君と本当に久しぶりのギグをする。
Boochoは赤坂界隈で、ボサノバ等の音楽を素敵な仲間とやっているし、DERA君に至ってはブランクなどほとんど関係ない人だから、自分のような不安は無いのだろうなぁ・・・。
自分は、いつも楽器の演奏が凄く不安になるので、練習を出来るだけやりたいのだけれど、社会人になってからは、そういった時間もなかなか取れず、最近は夜中に密かにギターを弾いている。
たまに嫁さんが起きてきたりするので、少々ドキドキしながらこっそりという感じですかな。
歌の方も、ついこの間まで出ていた音の高さがきつくなっていたり、やる事は沢山ありそう。
コーラスで一番簡単なのは高音部。だから声が出ないと存在意味が無くなりそう。本当は一番難易度の高い中音部のパートをやりたいんだけど、まぁしかたないよなぁ・・・

Charlieの日記

Charlieこと、Boochoが音楽は体力だ！なんて書いていたけど、実際そうだなぁ・・・と思うことがよくある。
第一に握力。指が疲れてくると、手首までつってしまう。ベースなんて特にそう。
肺活量も少ないと声が出なくなる分、喉で声を出しちゃうから何曲か歌うと、喉を痛めて歌えなくなる。

でもね、外見のかっこよさは関係ないと思うよ。そういうの、こだわるのは日本人だけじゃないかと思うことがあるんだ。
いい音楽を聴いて、写真を見たら買う気がしなくなったなんて事は無いからねぇ・・・・アイドルのファンなら別だけど、僕らはそうじゃない。見た目は全く意味無いと思うけどなぁ・・・

自分にとっての音楽

小学生のときに、5歳年上の兄がサイモンとガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』のシングル盤を買ってきて聞かせて貰ったのが洋楽との出会い。兄貴がカタカナで歌詞を書いてくれて唄を覚えた。その後、姉がビートルズの音楽を毎日のように聞いていて、音楽は自然に自分の中に入ってきた気がする。お年玉を全部つぎ込んでガットギターを買ったのが中学1年生のとき。3年生の頃、生意気にもウッドストックで有名になったＣＳ＆Ｎに傾倒してギターを弾き始めるも、高校生になって最初にやったバンドはかぐや姫のコピーバンド。でも、コピーやカバーは、その当時全く相手にされなくて、オリジナルを沢山作って、色々なところで演奏するようになっていた。
今のバンドメンバーであるDera氏と出会い、その後Boochoと知り合ったのも丁度この頃。
以来、30年の年月が過ぎたが、今再び音楽をやろうと活動を再開する。若い頃とは違う、歳をとったなりの音楽をやりたいと思っている。
最近EAGLESやドゥービーブラザーズのDVDを購入して観ているが、EAGLESは、もはやEAGLESではなくなりかつての雰囲気を楽しむ同窓会のようなライブになっている。一方のドゥービーブラザーズは、若いメンバーが加わり、その才能を十分に引き出すことで現在のドゥービーブラザーズを作り出している。
我々は、どちらの方向へ進むのやら・・・

いよいよ・・・・・・

BoochoとDera君と３人で、活動再開の話が具体的になってきた。
お互い、別々に音楽をやってきてはいるのだが、どうやら気持ちは
３人でやりたい事で一致しているようだ。
そもそも、かれこれ３０年前にDera君に連れられてBoochoの出演する
コンサートを見に行って、『灰色の空だから』を聴いた時に、
『あの人と一緒にやってみたい』と思ったのがきっかけ。
まさか、本当に実現するとは思っていなかったがDera君と３人で
初めてコーラスをした時の、あのしびれるようなハーモニーが
今になっても忘れられないで来ている。
それは昨日の話でも皆同じ気持ちだったようで、なるべくしてなった、
来るべくして来たという事なんだろう。
とりあえず、来週から年末に何かをやる事を目標に練習を再開する。
オリジナルに加えて、長年やりたかったビートルズの『If I fell』
を３人でやる形にアレンジする事になった。久しぶりの作業。
でも、いい形にする自信はある。来週までだが、楽しみだ。