『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア@朝日ホールリハーサル室

2011年04月30日 | Weblog
今日は良い稽古の一日だったな。
今回、芝居の中で女性二人との三人で唄う場面がある。
ところが、前にボイストレーナーの石崎先生から
『テクニックじゃないよ、気持ちをどう伝えるかだよ』とアドバイスを受けて、
それまで三人がバラバラだったのが、少しだけ改善された。
それでも、やっぱり何処かしっくり来ない。芝居も何となく小ぢんまりしちゃって、
何かが足りない気がしていた。

そして今日の稽古。
ダンスの振付けをして頂いている河岡先生からも
『伝わって来ない』と指摘された。
それで河岡先生が、体をぐにゃぐにゃしながら、音程が狂おうが
構わず唄えと言う指示が出た。
初めての経験で戸惑いながらも、唄っているとなんだか身体中から
声を出しているような感じがした。
上手く唄おうとか、格好良くとか、マイクを使ってカラオケで唄うのとは訳が違うなって…
身体全体が自分の出している声に包まれるって云うのかな?
とにかく、初めての感覚でびっくりした。
唄で気持ちを伝えるのって、台詞で表現するより遥かに難しい気がします。
これは今後、バンドの活動にも生かせるだろうな。

それと振付けの河岡先生のアドバイスが、なんと的確なことか…。
考えてみれば河岡先生も、色々なミュージカルに出演されている、
プロのミュージカル俳優。
ダンスだけじゃなく、芝居の歌に関しても、プロなんだよなあ…

そういえば、僕も会社で似たような事を若い連中に、言っていたなあ。
『自分がどう作りたいのかを表現するのが図面だ』って。
自分一人が解っていても、それを見た人に伝わらなければ、意味がないと…

何だか色々な意味で、考えさせられた、稽古でした。
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劇団ステージドア 今日も稽古@築地

2011年04月29日 | Weblog
今日は築地にある朝日ホールのリハーサル室での稽古。
やっと、通し稽古ができる状況になってきたけれど、
相変わらず、欠席する人が居てなかなか芝居が出来上がらない。

仕事の関係だから、仕方がないにしてもやっぱりこの時期の稽古に
人が居ないのは、どんなに上手い演技をしても、一体感は少ない。
サッカーで言うチームプレイが出来ずに、個人技に頼るような感じ。

僕は、サッカーでもチームでやるサッカーが好きで、
誰かの個人技に頼るのは、基本的に好きじゃない。
ゴールを決めるのは個人技でも、そこへ至るまでのチームプレイが
試合のあとに、満足感や達成感に繋がるからね・・・

芝居は、相手役との掛け合いや、台詞のキャッチーボールで
同じ人が同じシーン、同じ台詞を言っても、その都度違って
それにどれだけ対応できたか?
芝居がどう変わったか?
ちょっとした違いを、アドリブや気転を利かせた演技が補って、
そういった部分が、面白いのであって、
見る側にとっても、そういう部分を楽しむのだと思うけど・・・

最初からアドリブ有りきの芝居も、つまらない。
基本は台本通り・・・のはずなんだけどね。
アドリブが横行して、どのシーンのどの芝居なのか?
台本をきちんと読んで、稽古にしている人間にとって
アドリブ三昧の役者は、『台詞が入っていない』としか見えないし
それをごまかすための、ずるい態度だって思っている。

一生懸命、台詞を覚えたり芝居の流れを考えてやっているのが
馬鹿みたいな気分になってくる。
でも、見る側はこのアドリブが好きなんだよね?
そういう芝居は、あまりやりたくないっていうのが本音です。
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休暇だと言うのに、忙しい

2011年04月28日 | Weblog
昨日は休暇を取得して午前中に兄弟が銀行に集合して
遺産分割協議書の作成。
お袋の残した預貯金以外の資産らしいものは土地だけ。
お金に代えて兄弟で分けるなんて発想は我々兄弟には皆無で
土地は僕が引き継ぐことで異論が無く、結局預貯金を均等に分ける以外
銀行に依頼してやってもらうことは無い。

高い手数料は、海外に居る兄弟の繋ぎをやって貰うためと
割り切って、遺産分割協議書作成は兄弟がサインしてさっさと終了。
昼前なので、兄貴、弟と珈琲を飲んで正午前に解散。
兄貴は午後から出勤。弟は連休中の出勤があるらしく
今日は休暇で、床屋へ行くことにしたらしい。

僕は一旦、実家に行って部屋の空気を入れ替えて、
郵便受けに溜まっていた郵便物を整理して帰宅。
午後は長女が学校の授業で使うベースギターを買いに行き
手に有ったベースを探したけど、結局初心者なので
そんなに高くないものにすることにした。
それでも、アウトレット品で4万円。
赤いボディーのIbanezのSR-300というモデルを
ビギナーズセットという、VOXのAMPやスペアの弦一式、
ストラップなどが付いて、プラス8500円で買ってやった。

今春から通う楽器のリペア専門学校で、トランペットの演奏を
プロのミュージシャンに教わったり、もうひとつ別の楽器の
授業が受けられるといって、ベースギターに興味を持ったらしい。
途中でやめたら、僕が使えば良いし、そのまま使っても
十分に使えるレベルの楽器のつもりなので高くは無い。
長女が、楽器を楽しんでくれたらそれで良い。

夕方から飲み会。
僕の日記に再三登場する、僕が会長を務める『禿げを増す会』の会合。
この会合、僕がいつもメールを送るのだがタイトルに『ハゲ』が入り
仲間のレスポンスが早いので、うかうかしていると1時間もしない間に
メールの一覧表に恐ろしいほどの数の『ハゲ』の文字が並ぶ。
おまけにメールを開くとフォントサイズ32の真っ赤な文字で
『禿げを増す会会員各位』の文字がバーンと出るので
会員の中には「勘弁して欲しい」という声が・・・・

そんなのさっさと返事して削除すればいいのさ・・・・
でも可愛そうなので、フォントサイズを小さくしてレインボウカラーに変更。
大して変わらないと、再度クレーム・・・・ふん、知らねぇよ。
でも、このメール完璧なセキュリティがかかったメール。
なんせ、いつもの場所でいつの時間と書いただけで
いつもの場所がどこなのか?
いつもの時間って、何時なのか?
みんな、わからないままなんとなく集まった。
なんと素晴らしい会員なのでしょう・・・・・

あれやこれやで3時間半。いつものダラダラ飲みで楽しかった。
次の飲み会の幹事は、訳あってスパイ2号が立候補してお開き。
この『訳』と言うのは、6月過ぎに日記に書きましょう。
しかし、今日は休暇だと言うのに、忙しい一日だった・・・・
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なんか、おかしくない?

2011年04月27日 | Weblog
レンタルのニッケンが、震災のお陰で自家発電用の電源車の
需要が増えて、中古の電源車を逆輸入して整備した後に
レンタルとして貸し出しているそうだ。
この様子を見ていて、何だかちょっと変だなって思った。

電力不足になったのは原子力発電所の事故が原因だけど
元々、クリーンエネルギーとして火力発電から原子力へ切り替えたはず。
ところが、この震災で火力発電が復活し、さらに自家発電。
この自家発電装置って言うのは、ほとんどがディーゼルエンジンを
動力としたもので、工事現場や野外ステージでよくお目見えするもの。

排気ガスは大量に出る上に、何せ騒音が半端じゃない。
環境を守るはずの原子力が、いまや未曾有の環境破壊を生み
その副産物で、さらに環境に悪い発電機が大量に使われる。

コストが高いから使わなかったものを使ってまで、工場などを稼動する。
行く行くは、そのコストが消費者の負担へと転嫁される。

東電の事故は、明らかに人災なのに、税金投入が当たり前のような風潮。
義援金も、いくら集まって、その使い道や配分がどうなっているのか?
きちんとタイムリーに報告するべきだと思うけど・・・・
税金投入に至っては、使用目的もあいまいになりそう。
結局、国民に負担させることが当たり前みたいなマスコミの報道で
損をするのは、税金を取りやすいサラリーマン。

高速道路の無料化・・・・受益者負担が当たり前
子供手当て・・・・・子育て家庭ではなく、子育ての環境作りに投入すべき
義援金・・・・第三者がきちんと監督して不正が起きないようにすべし
税金・・・・・・利権がらみになりそう

この震災で一度、国のシステムを見直したら?と思う。
ただ、今の民主党政権じゃ出来ないだろうな・・・・
でも、自民党に任せると、過去の経験からインチキが横行しそうだし・・・・

震災復旧は、国民皆で負担・・・・と言っておきながら
「震災特需」のある企業は、何だか許せない気がするけど。
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ちょっと気をつけたほうが・・・

2011年04月26日 | Weblog

福島の原子力発電所の事故で、放射能が飛んでいます。
会社で毎日、サーベイメーターで定期的に測定しているんだけれど
確かに飛散している量そのものは少ないのかもしれない。
でも、思わぬところに溜まってます。

僕の仕事は電子顕微鏡を製造する会社で設計をやってます。
電子ビームが試料にあたったり、金属に当たったりすると
エックス線が出るので、そのために漏洩エックス線の量を
測定することは、日常的なことなのです。

最近ニュースで、放射線の許容量なんて話題になっているけれど
我社の装置から出る漏洩エックス線も、安全基準があって
社内基準値が2000CPM、今風の言い方をすると2μシーベルト。

毎日、会社の所々をサーベイメーターで放射線の量を測定して判った事。
まず、屋外にあるベンチの上。
皆が座る場所はほとんど問題がない。
ところが、ベンチの端っこは数値が高い。誰も座らない角のあたりは特に高い。
裏を返せば、皆、服にくっつけて運んじゃってることになる。

雨トイのパイプ。屋根の放射能を雨が流して、トイを伝わって
地面にしみこませている場所。ここが予想以上に数値が高い。
かき集めちゃってるんだろうなぁ…

前に出た社内基準が2000CPMなのに対して、この場所は3000CPM以上ある。
つまり下水の排水溝や、下水管の中は危ない気がします。
皆さん、気をつけてくださいね。

ちなみにCPMとμSv/hrという単位の違いですが
μSv/hrは、吸収した放射線のエネルギーに生物学的、
医学的な重み付けを加えた(考慮した)単位で、
「人間にどのくらいの影響をあたえる量か?」
という目的で測定した環境測定向きの値です。
CPM(Count Per Minute)は、1分間に何個放射線が検出されたかという
カウント数(割合)で、単に物理的に、測定器が放射線を数えた量を表わす単位です。
したがってCPMは、当然その数値が大きければ、それだけ回数的に
放射線が多く出てるという事実がわかるものです。(◎物質測定向き)

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すばらしい宗教と、宗教団体

2011年04月25日 | Weblog
久しぶりにシドニーの姉貴からメールが来た。
実家のピアノが、誰も使わない状態でおきっ放しになっていて
今後、家をリフォームする際に処分することになるので
どうしようかと、姉貴に相談したところだった。

ピアノと言っても、35年前に姉貴が購入したヤマハのピアノ。
その当時の値段で30万円程度だったかな?
僕のMartinD-35のほうが、はるかに高い金額だったのを覚えている。
とはいえ、安いものでもない。ピアノは上を見たらきりが無いけれど、
自宅で使う楽器としては、普通のものだったように思う。

僕のギターもそうだけれど、使わないのに「もったいない」と
持っているだけならば、誰かに使ってもらったほうが
楽器も生きるんじゃないかって、それで、誰か知り合いに使ってもらえたら
楽器も幸せだろうと、貰い手を捜していたところだった。

姉はイースターのお休みとアンザックデーという
オーストラリアの戦争記念日が重なって、5日間のお休みだそうだ。
日本はこれからゴールデンウィークだから、似たようなものかな?

先週、先々週と土曜日に、姉貴の知り合いが乳がんで亡くなったらしい。
姉が理事をしているJapan Club of Sydneyの会員だった方で、
豪州にに身寄りがなく、『エ○バの商人』の信者になって
亡くなったら、あとは身辺の整理など見てもらえると信じていたのだが、
結局『エ○バの商人』は後片付けをすることもなく家賃を払うこともなく、
ただ現金と銀行預金などを持ち去って、消えてしまったそうだ。

それで、姉貴たち友人が家具や食器などをガレージセールとして売り払い、
家を不動屋さんに返したらしいのだが、家の片付けはものすごいごみの山で、
姉貴の旦那がトラックとトレーラーで運んで、売れ残ったものはゴミ捨て場と
チャリティーに寄付となったらしい。
すべてを売っても残ったのが750ドル。
その話を聞いて、一人の人の人生が750ドルで終止符を打ったような気がした。

こんな風にさびしく人生が閉じるのを見ると、お袋はとても幸せな時間を過ごし
皆に送り出されて、親父の居るところへ旅立ったんだなぁと
そういう意味では、我家は胸を張っていいのだと思った。

しかし日本でも学校経営をして、政治団体の後ろ盾になっている
『○価●会』なる宗教団体があるけれど、こいつらも似たようなもの。
僕の親戚が亡くなったときに同じようなことが有った。
結局、この手の宗教団体は、程度の差はあれ基本的に一種のたかり集団だな・・・・
姉貴の言う『エ○バの商人』は、いったい何を信者にもたらすんだろう?
布教の目的は、現金と預金通帳・・・・すばらしい宗教だな。
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今日も稽古 劇団ステージドア@五反田

2011年04月24日 | Weblog
二日続きの稽古というのは本当に久しぶり。
今日は五反田の『スペーステン』と言う貸しスペースでの稽古。
この稽古場は、かつて栗原小巻さんらが良く使ったという
由緒ある、舞台関係の稽古場なのです。
難点は、稽古場の中に大きな柱が2本あってフロアの邪魔になっている。
僕らのような横に広がってやるミュージカルの稽古には
ちょっとやり難さがあるんだけれど、他に適当な稽古場が取れず
結局、この場所での稽古は、毎年一回はある。

この稽古場、僕は個人的には好きな場所。
稽古場の上には珈琲ショップがあるし、稽古場に喫煙所もある。
夕食は近所に和食の惣菜を選んで食べる食堂があるので
タバコが一切吸えない大久保のマンションの集会所や
近くに食事をする場所がない、池袋の学校跡地はストレスが溜まる。
休日の時間を丸々と使うだけに息抜きの時間まで無いのは
ちょっとねぇ・・・・

夕方まで、河岡先生の振り付け。
僕は昨日、変更があった唄の部分の動きを忘れちゃって
戸惑いながらやっていたら、河岡先生にしっかりばれちゃってた。
それで以前に付けてもらった振り付けをおさらい。
正直言って、こういう所は休んでいたことが引き起こす無駄な時間。
先生に失礼なことをしてしまったと、反省・・・・。

でもね、振り付けの助手をしている子が
「前の振り付けではそうでした」
なんて、言うものだからちょっとカチンと来た。
だとしたら、昨日の時点で判っていたことなんだから、
先生に言うなり確認するなり、僕に指摘するなりすればいいのだよ。

自分が間違ったことを言って、恥をかくのが嫌なのか?
それとも、休んでいた人間には教える気が無いのかは知らないが
今回がはじめてじゃないだけに、僕は
『卑怯』な対応だなって、そのたびに感じているのです。

僕は、仕事でもサッカーでもそういう対応をする人間は信用しない。
自分の立場が悪くならないように、都合よく対応するような人間には
仕事を任せられないからね。
失敗したり、間違っても自分の責任で仕事をする人間なら
フォローしてやれるし、次に繋がるっていう期待が出来るから・・・。

それでも気を取り直して、芝居の稽古を楽しもうと思った。
男性の唄の部分は元気よく、盛り上げるように徹した。
その甲斐があって、男性の唄の部分は早い段階からOKが出ている。
下手糞な唄と振りなんだけれど、元気と纏まりは群を抜いてるから。

公演まであと3週間、連休を挟んで残りの稽古は10回を切った。
今年は思いのほか、チケットが売れていて、いつも最後には
配ってしまう僕の手持ちの切符も、残りわずかになっちゃった。
今年は初めて中学校時代のマドンナが来てくれるらしいし・・・
チョイ役なのが残念だけど、心残りの無いように楽しもうと思っている。
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劇団ステージドア稽古 @代々木オリンピックセンター

2011年04月23日 | Weblog

今日から稽古に完全復帰。
といっても、まだ休んでいる人が居て稽古が進まない。
まぁ、散々休んでいた僕が、そんな事を言える立場じゃないけれど
逆に休んでいたことで、僕が皆に迷惑をかけているような事を言われて
嫌な気分にさせられてきたのは、いったい何だったの?って感じ。

でも正直言って、最初は気持ちに全然気合が入っていなくて
台詞のきっかけを外したり、台詞が飛んじゃったり・・・
確かに、迷惑をかけているなとは感じながらの稽古だった。

代々木オリンピックセンターは広くて、前面に鏡があるから
ダンスの位置や、振り付け、芝居の部分でも絵的なバランスを
意識しながら稽古できるというやり易い稽古場。
普段はバレエやダンスの練習に使ったりするみたいで
体育館とはいえ、普通の体育館とは趣が違うのです。

今日は僕が歌う曲の構成が変わって、ちょっと戸惑った。
僕の歌う曲は僕にはキーがちょっと低く、女性にはちょっと高い。
それで最初に歌う女性のキーを低くして、一小節で転調して
僕のキーに戻るという話を、出番の直前に聞いただけ。
経験的に、前の人のキーに惑わされて音が取れないんじゃないか?
って、ちょっと心配した。
事前に音を聞かせてくれたらちょっとは違ったのだけれど
まぁ、仕方が無い。休んでいる人には情け無用といったところでしょう。

それで練習無しでいきなり通し稽古のなかで唄の場面。
予想に反して、ちょっとキーが高い気がしたけれど
何とか音をつかんで歌に入れたけれど、元々ブレス(息継ぎ)が
凄く難しい曲なので、途中で息切れしちゃった。
でも、音を外すという一番屈辱的なことにはならず良かった。

昔から、僕らのバンドのコーラスは空いているパートを見つけて、
いわゆる「椅子捕りゲーム」になるので音をすぐに探す癖がついている。
そういう経験が、こんなときに役立った気がした。

しかし、今回の唄は思った以上に難しい。
メロディーがシンプルで判り易いから、逆に唄の粗がもろに出る。
その上、メロディーが凄くゆったりと綺麗な曲なので
自分の唄の力量を測られるようで、ちょっとプレッシャがあるかな?

さて、本番までにどれだけ自分の唄に出来るのか?楽しみです。

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震災の影響

2011年04月22日 | Weblog

ルネサスという日立の半導体事業部から独立した会社の
半導体工場が東日本大震災と、その津波で被災し、
半導体の製造が出来なくなった。

この会社で作っているH-8とSH-4呼ばれるCPU(中央演算機)が
来年まで製造が不可能となってしまった。
H-8と呼ばれる8BitのCPUは、もう20年以上前の素子なのだが、
ベストセラーに近い汎用品は値段も安く、ちょっとした制御なら
十分に機能する素子なので、いまだに世の中では多く使われている。
SH-4は比較的新しいのかな?

僕の会社の装置は、こういったCPUを使って、ファームウェアと呼ばれる
個々の昨日や回路の制御を行って、それをパソコンが制御するようになっている。
会社で言えば、組織みたいなものでパソコンが社長なら
ファームウェアは部課長解いたところかな?
社長が直接指示を出さないと動けない会社は、規模が小さいならば
何とか機能するのだろうけれど、大きくなるにつれて
権限を社長から部課長へ委譲するのと同じ。
そのための、実力ある部課長といったところかな?このCPUは・・・・

実のところ、僕はこういったデジタル素子を扱っていたのは
20年前なので、最近のデジタル系の回路は殆ど解らない。
全て部下に任せているのだけれど、昔から変わらない
基本的なところは、今でも僕がチェックしている程度。
若い人の発想で、最先端のものを作って行くことに
僕は全く異論を持たないから、気にしていないといった方が正しいかな?

このH-8とSH-4を入手しないと、来年どころか今年度の後半に
装置の製造が出来なくなってしまう。
それで昼過ぎに、緊急会議と称して社長室に呼び出されて
この素子をとにかく手当たり次第に入手するための打ち合わせをした。
社長の命令を聞く前に、すでに手に入れるための手を打っていたから、
あとは『見つけたら即、買いでいいですね?』と確認。

この手のものは、大手自動車メーカーや家電メーカーが押さえに入るから
見つけたけれど買いますか?
なんて事をやっている間に買われてしまうことがよくあるためで
とにかく、夕方までに目標の2000個のうち、200個は確保した。
それでもまだ一割。
震災の影響が、まさかこんな形で自分の身に降りかかるとはね・・・

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スーちゃん

2011年04月21日 | Weblog

元キャンディーズ、田中好子さん急死

 http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/04/22/0003986716.shtml

若い頃、スーちゃんは僕らのアイドルでした。
土曜日の夜になると、TBSホールで公開していた
「ヤングタウン東京」に仲間と出かけて、
そこにデビューしたてのキャンディーズが出てきた。

当然、我々はランちゃん派とみきちゃん派とスーちゃん派に
分かれて、僕はぽっちゃりしたスーちゃんのファンになった。
その直前まで皆、天地真理の熱狂的なファンだったのに
若い頃の気の移り変わりの早いこと・・・・
でもその当時僕は、仲間のように追っかけにはならなかった。

20代に南千住の近くの三ノ輪にあった「モンド」という、
東京じゃちょっと有名だったライブハウスの運営をやっていて、
その仲間の拠点が足立区の綾瀬にあって、僕は毎日のように車で
綾瀬まで日光街道を走って、行き来していた。

千住大橋のたもとに『田中釣具店』という店があって
そこの娘さんだったのがスーちゃん事、田中好子さんでした。
テレビではぽっちゃりしていたけれど、実物はガリガリ。
昔のテレビは少し太って見えたのを思い出す。

ライブハウスから、音響・照明の会社を作って、
音楽事務所まで開いていた関係で、レコード会社にも
僕らはよく出入りしていた。
青山の表参道で、車から降りてきたキャンディーズを見かけて
一般人に比べるとスーちゃんの体が、凄く細く見えたのを覚えている。

そして偶然にも、その後に千駄ヶ谷に有ったビクターの建屋で
キャンディーズに遭遇し、やっぱりスーちゃんは可愛かった。
でも、そういう業界に居た当時は特に芸能人を特別視していなかったから
キャンディーズも、『キャンデーズじゃん!』程度で、
特にときめくものが湧いてこなかった。

その後、解散して女優に転進。良い演技してたね。
人柄なのかな?何処かに優しい感じがいつも漂っていた。
同じ年齢って言うのも、何だか親しみがあった理由の気がする。

乳癌・・・何だか、病気に勝てなかった彼女が可愛そう。
もっとやりたいことがあっただろうに・・・・
僕の高校時代の同級生も、すでに4人亡くなっている。
自分も、いつ死ぬか判らないから毎日を無駄に生きちゃいけないな・・・
こんなことを考えるようになる年齢になったということかな?

えっ?お前は、毒を盛られても死なない?
えぇ、そうでしょうよ・・・

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『人生は一度きり』

2011年04月20日 | Weblog

今年の劇団公演が来月14日(土)、15日(日)の両日で行われます。

今回の芝居は元々老人ホームなのだけれど、住民の殆どが
かつて舞台やスクリーンで活躍していた面々という設定。

歳を取っても、意欲旺盛という一癖もふた癖もあるメンバーが
繰り広げるドタバタミュージカル。
その面々を詐欺師が騙して・・・というお話。

ところが、実際に稽古してみると全然、役者に癖がない。
そこらに居るおばさんやおじさんの集まりになってる。
みんな、もっと癖のある役柄だと思うのだけれど、
まだ今の段階では、役に成りきっていない人が殆どかな?

僕自身も、癖のある役作りが出来ていないから、
あまり他人のことを言っている場合じゃないと思うんだけどね。

僕は稽古不足の上に、役どころが良く判らない。
というか、一昨年の芝居以外はいつもそうなんだよね。
僕の実力不足が一番の原因なんだけれど・・・

今回は誰かと絡むようで、全くそうでない。
ある女性に言い寄るんだけど、振られてしまう役。
その前のアプローチも無ければ、振られた後の芝居もない。
何だか、役どころが上手くつかめないのです。
今年は、そういう類の他人と絡むシーンが殆ど無いから
とにかく稽古していても面白くないのですよ。

3年前と去年はひどかった。
役作りしても、ことごとく相手役に崩された。
えぇ・・・?台本読んでるの?って言いたくなるほど
可愛くも、色気もない役作りをされて、困惑した。

おまけに、演出がそれを認めちゃうから、週末の稽古まで
一生懸命役作りを考えていたことが、阿呆らしくなっちゃったり・・・
それと、演出はリアルな演技が好きじゃないみたい。

それでも去年は、先生に『今の役作りでぶれるな』って励まされて、
コンビを組んだIさんとも、芝居の中で思い切り遊べたから
そういう部分では楽しくて良かったけど・・・

悪役なら、お客さんが顰め面するような役作りしても良いと思うけど
そういう役作りは好きじゃないみたいです。
だから悪役も、『良い人が悪を演じている』みたいになっちゃう。
それがこの劇団のカラーなんだって、割り切るしかないのです。

それでも、Brog仲間の劇団員リルさんは上手く役作りしてるかな?
まぁ、毎年似たような役どころなのだけれど、
台詞の言い回しとか、台本をよく読んでるなって気がする。

『人生は一度きり』って、タイトル。
タイトルが恥ずかしくない芝居を、わざわざ来て頂くお客さんに
元気を分ける芝居を見せたいと思っている。

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偽りの無い気持ち

2011年04月19日 | Weblog

お袋が亡くなって今週で87日。約3ヶ月になります。
九月になんとなく調子が悪くなって、10月に入院。
実家に戻ったのが11月の15日だったから、亡くなるまで
2ヶ月ちょっとという短い間だった。

あの2ヶ月と、亡くなった後の3ヶ月を比べると
亡くなる前の2ヶ月の方が、はるかに長く感じる。
姉貴と二人きりで過ごした2ヶ月は、病床に居たとはいえ
きっと幸せな時間だったんだろうなって思う。
その反面、僕は凄く悔やんでいるというか、悔しい思いで居る。
僻んでいるのかな?

姉貴が帰国して、お袋の面倒を全て看てくれて感謝してる。
あれほど献身的な看病が出来るのは、姉貴しか居なかった。
それだけに僕は安心して、お袋のことを全て任せていた。
それ以降、僕がやったのは姉貴のサポートだけ。
姉貴の話し相手になり、買い物を手伝い、食事を作り
一緒に居て話し相手になってやる。
週末だけだけれど、それしか僕には出来なかった。

でも、今に思えばお袋と何も話をしないで別れてしまった。
姉貴が帰国する前は、毎週のようにお袋の元へ出かけ
一緒に夕食を摂って、夜遅くに帰宅する姪の帰るまで
僕の子供の頃の話や、親父と一緒だった頃の話を色々と聞いていた。
お袋との話はいつも楽しかったし、話をするお袋の笑顔が好きだった。

でも、姉貴が帰国してその役割は姉貴に代わり、
いつの間にか、僕はお袋が疲れるだろうと遠慮して
話に加わることもしなくなっていた。

もっと、お袋と話がしたかった。
親父が亡くなった時も、最後は兄貴が親父の遺志を聞いて
それまで毎日のように病院へ通っていた僕は蚊帳の外だった。
そして、今回は自分がそうしてしまったとはいえ、
やっぱり同じように、最後のところは姉貴だった。

それが僕の役どころなのかな・・・・なんて思うと、
何だか、悔しいというか、兄貴や姉貴が羨ましくなった。
そして、もう二度と僕には出来なくなってしまった。

くよくよしているって言えばそうなのかな?
男らしくないって言えば、そうなのかも知れない。
でもね、これは偽りの無い気持ち。
もっとお袋と話をしておけば良かった・・・・って。

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面倒なこと

2011年04月18日 | Weblog

遺産相続なんて、これほど面倒なことは無い。
お袋が亡くなって、貯金なんか残すほど金銭的に
余裕が無かっただろうと思っていたのだが、意外なことに
死亡保険金が200万円、預貯金は600万円近くが残っていた。

お袋の末期治療の介護に帰国した姉貴の生活費や
その他諸々の支払いをして、全部使っちまえと思って
色々な支払いは、お袋の預貯金から拠出してきた。
それでも、最終的に数百万円が残るので、土地の相続と併せて
遺産分割協議書を作成して預貯金も兄弟で分けることにした。

ところが、うちは4人兄弟のうち2人が海外。
相続の際に必要な戸籍謄本や、印鑑証明、自筆の署名など
自分でやるにも手続きそのものが良く判らない。
それで遺産整理を信託銀行に依頼した。
この料金が約150万円。他人の足元を見たような商売だと
最初は思っていたが、やっぱり何度も休暇をとって
時間と労力を奪われるのはきつく、頼んで正解。

しかし、お袋は無駄遣い一つせずに生活していたんだな・・・。
もっと楽しみに使えばよかったのに・・・・

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開幕戦快勝!

2011年04月17日 | Weblog

今日は市民リーグの開幕戦。
芝居の稽古があったのだけれど、今年はサッカーを優先って
座長にも言ってあるので、割り切って休んじゃった。

メンバーが12人と、いつもゲームを作る郁也が怪我で離脱。
正GKが今日も欠場で、また僕がGK。
まぁ、今日はこの間のシニア大会で太ももの軽い肉離れを起こして
ボールをまともに蹴るのがちょっと怖かったので丁度良かった。

試合は開始早々に、ディフェンダーのクリアミスが相手の前に転がり
僕が一瞬、躊躇した隙に強烈なシュート。
開始2分であっさり1点奪われちゃった。
そしてその数分後に、相手のコーナーキック。
向かい風で、ゴールに向かって風が吹いていたんだけれど
その風に乗って、予想以上にボールが変化して頭を越えられて
そのままネットに突き刺さっちゃった。
なんと開始5分で、2点のビハインド。

でも、我々は負ける気がしなかった。
前半の20分過ぎから、相手が守りに入ってラインが下がった。
こうなるとうちのチームの得意なパス回しが
相手ゴールの近くで出来る。
ボールを回されて、相手は少しずつ動きが止まって
まずはゲームメーカーが一点をきれいに入れる。

そのまま1点差で後半突入。
ここから、相手に殆どボールを支配されること無く
下がったディフェンスをあざ笑うかのようにミドルシュートで同点。
そして、またディフェンスがボールを奪いに来たところで
今度は逆サイドを突いて、綺麗なセンタリングから美しいゴールで逆転。

その後も一方的にボールを支配して、またもやミドルが突き刺さる。
結局、2点ビハインドから4点を奪って逆縁勝利。
幸先の良い、シーズンインのゲームになりました。

皆、負ける気がしなかったのと、楽しんでいたのが勝因かな?
必死になって勝つことも大事だけれど、僕は楽しむのが優先、
楽しんで、その結果負けたのならそれはそれで良い。
あくまで楽しんだ上で勝つ、のと言うのが僕の目指すチームです。

シニアの試合で爪を踏まれて、化膿してしまい試合を休んだ郁也が
『とりあえずメンバー表に書いておいて』と
ハーフタイムに応援にやってきて、勝ちゲームになったので
ちょっと悔しそう・・・・
『ざまミロ、悔しかったら早く治して来い・・・』
そして
『郁也は、今シーズン補欠からな』なんて冗談が飛び交う。
皆、今日はサッカーを楽しめたって言いながら、嬉しそうにして解散した。

楽しい仲間との、サッカーは笑顔で帰宅できるから最高です。

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今日は稽古

2011年04月16日 | Weblog
公演までちょうど一ヶ月。
このところ休みが重なって、振り付けも少し変わって
戸惑いながらも、何とかやっています。
今日は通し稽古だと思ったら、河岡先生がいらして
直々に振り付けの指導と、細かい修正。

そして最後に残っていたフィナーレ『ショウビジネス』の
振り付けをしてもらいました。
毎年、この曲の振り付けが決まると「いよいよだな」
っていう感じになります。

芝居やミュージカルは、本当に楽しいです。
こんなに楽しい遊びは、多分他には無いでしょう。
芝居にのめり込んで、その道に入って行く人の気持ちが判ります。
 
 
自分は舞台や芝居に一番近いところにいたというのに
若い頃は恥ずかしかったり、芝居なんて何処か軟弱で
体育会系のプライドみたいな、有りもしないものに拘って
結局、裏方の仕事に回っってしまった。

それはそれで楽しかったし、一応それなりの仕事をして
スパっと辞められたのも、その当時は自分と芝居には
繋がるものが無いと思っていたのでしょう。

ところが、去年あたりから劇団に疑問を感じ始めてる。
芝居じゃなく、運営方法やその他色々と・・・・
運営方法については、ずっと資金面で苦しかったみたいだけれど
去年、そのことを皆で話し合って決めた事があるのに
結局、あっさりとチケットの値上げに進めちゃった。
僕はそういうやり方に凄く疑問を感じている。

それと若い人たちの態度が凄く気になってきた。
僕が劇団に入った頃は、若い人たちが助っ人で、
僕たちにも凄く気を遣って演出の助手をしてくれていた。

ところが皆、30歳を迎えたあたりから態度が変わって
最近では指導者みたいな、上から目線の物言いが増えてきた。
お互いに支えあって、年寄り連中の元気な姿を見て
お客さんは元気を貰って帰って頂くのが、この劇団の使命なのに
演出も若手中心の芝居にシフトして、おじさんおばさんが
一生懸命やっているヨレヨレのダンスは殆ど無くなってきた。

僕が感じたこの劇団の魅力は、自分が中に入って無くなってきた。
僕が加わったことも原因なのかな?なんて考えるようにもなってきた。
そういうストレスを抱えて、我慢をしてまで、
お金をかけた遊びを続ける意味は無いからね。
僕のわがまま・・・・なのかな?
でも、自分が我侭言えるのは「遊び」だけだからね。
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