http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000575-san-spo
昨日に続いて、朝青龍の援護射撃じゃ!
優勝して、賞賛されるべき人間が批判ばかりされる。
マスコミも、もう少し世間の目をリサーチしてみたら?
相撲を見ている人間のアンケートでも取ってみたらどうなの?
老人の意見しか反映していない相撲の横綱審議委員会。
時代遅れの感覚を、そろそろ捨てた方がいいと思うけど・・・
そもそも、相撲と言うものが国技と称していながら
公益法人日本相撲協会が独自の運営をしているところが胡散臭い。
力士出身者だけで運営している特殊な世界。
相撲の場所は歌舞伎と同じく「興行」と呼ばれ、力士の登場する花道
観客の入る升席、桟敷などの作り、茶屋があって場内を仕切るのも
後援者を谷町と呼んでいるところも歌舞伎にそっくり。
相撲から脱退した力道山が日本で創始者となったプロレスもこの類で
「興行」と言って、地方巡業する処は相撲と全く同じ。
「興行」すなわち相撲は、元々スポーツではなく「見世物」だったのです。
プロレスを「パフォーマンスアート」と呼ぶ僕は、日本のプロレスが
面白くないのは、
総合格闘技のような中途半端な道を進んでしまったからだと思っている。
アメリカのWWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)が人気を博すのは
技だけじゃなく、エンターテイメントを併せ持っているから。
さて、本題。
相撲は何を目指しているのか?
見世物なのにスポーツとして、裾野を広めようと外国人を入れたんじゃないの?
昔は、栃錦、若乃花、大鵬、柏戸、北の湖や輪島、貴乃花、そして千代の富士と
日本人のレベルが高かったから高見山や小錦みたいな怪物も
何とか凌いで来れたし、彼らの努力は今の人とは比べ物にならなかったんだろう。
もはや外国人力士抜きで相撲の「興行」が成り立たない状況なのに、
相変わらず相撲を取り巻く人間は、旧泰然としている。
やれ格式だ、国技としての威厳だと言うのならば、歌舞伎のように
女性を拒否し、外国人を締め出して見世物に徹すればいいのだよ。
そもそも、国技と言っておきながら学校教育で柔道や剣道のように
授業に組み噛まれていないのも不思議なところ。
やっぱりスポーツじゃなく「見世物」だって事でしょう?
それじゃ金が儲からない。
それでプロスポーツとしての道を歩んできたんじゃないの?
ある委員が「朝青龍が勝ったのがまぐれ」と言ったそうだ。
おいおい、初優勝ならともかく、24回も優勝してるんだぜ。
歴史上、朝青龍より優勝回数が多いのは大鵬、千代の富士、北の湖以外居ないんだよ。
それがまぐれ?こんな失礼な事を、他のスポーツ界で言う事あるのかな?
相手が外国出身だから?・・・・、上から目線で物を言ってないかい?
稽古だって、個人個人のやり方が有っていいのだよ。スポーツならね。
見世物ならば、台本通りやらなくちゃいけないけれどね。
国技云々言うならば、横綱審議委員に女性の内館委員が居る事自体
国技や伝統を理解していないんじゃないの?
偉そうな顔して朝青龍を叩くけれど、土俵にのせろだとか、
相撲の世界を理解していないのは貴女ですよ。もっと勉強して頂戴!
はっきり言って貴女に相撲の伝統や威厳だとかを語る資格なんか無いのだよ。
古いものを守りたいなら、外国人など入れるべきじゃない。
捨てるべきものを捨てなきゃ、新しいものは入れられない。
ここのあたりを全く考えないで、物をいう内館さん、
貴女の存在は目障りです。
朝青龍、どうせ叩かれるんだからヒールに徹して、勝ったらガッツポーズじゃなく
「カズダンス」や「投げキッス」もして欲しいなぁ。
意外と上手い気がするよ。