『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

甲子園って、そんなに軽いものだったの?

2008年07月31日 | Weblog
桐生一 部員が強制猥褻で逮捕も出場辞退しない意向

はっきり言って、こういう認識の校長が居る学校が甲子園を
目指す事自体が、間違い、場違い。
今時、連帯責任なんて・・・・とか、言う考えが有るような学校は
そもそも甲子園なんて目指すべきじゃない。
そういうことも含めて、頑張って出場を決めた他の代表校に対して
失礼極まりない。
高野連もこんな学校をきちんと処分すべし。
部員の喫煙で出場辞退した学校があるのに、レイプはOK?
被害者の気持ちは考えないの?
タバコより、レイプの方が罪が軽いって言うのが高野連の見解なんだ?

自分は高校時代、サッカーで全国大会に出場を決めたのに
部員の不祥事で出場を辞退した経験がある。
今になって思えば、不祥事を起こして出場したほうが、
後々まで後ろめたさを引きずってきた気がする。
そして、あの事件は人生においていい経験だった気がする
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日本語、変じゃない?

2008年07月30日 | Weblog
皆様から、励ましのメッセージを頂き元気が戻ってきました。
なんせ、ちょっと味がおかしい野沢菜を食べたのが原因みたいで
いわゆる細菌性の腸炎。
嫁さんからは馬鹿にされるわ、かといって下痢で何も出来ないわで
昨日、今日は家でギターを弾いているかテレビを見ていただけ。

テレビを見ていて、気になった言葉が二つ。
一つは僕の思い込みなのかもしれないけど「大舞台」
これ、「おおぶたい」って言ってるんだけど
僕は子供の頃から「だいぶたい」って覚えてきた。

大きな試合や、大きな大会に出た時に良い成績を残すことが多かったので
「大舞台に強い」ってよく言われた。その時はいつも「だいぶたい」
逆に大一番(おおいちばん)とも言っていたけどね。
テレビのニュースやコメントで、「おおぶたい」って言うのを聞くと
あれって思っちゃう。

それは、どちらでもいいんだけどね。

一番気になるのが連勝とか、連敗、といった連を使うとき。
2連勝、2連敗っていう使い方おかしくない?
僕は連という漢字は同じことがつながる、
すなわち繰り返すことの意味として教わった気がする。
だから連という漢字は、意味的には数字の2以上。

つまり2連敗、2連勝って言うのは連敗、連勝が正しいと思って
自分は使ったことが無かった。
3回以上続くと、数字を前につけて3連、4連と使うと思っていた。

ところが、最近のメディアではこの2連・・・を当たり前のように使っている。
新聞でも、テレビのニュースでも使っている。

僕の認識が間違っているのか?
それとも、いつの日か日本語の表記方法が変わったのか?
白い白馬に跨ってみたいな、妙な感じで受け止める
僕がおかしいのかな?
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不本意ながら・・・・

2008年07月29日 | Weblog
昨日の午後から、不可解な下痢と微熱で寝込んでおります。
首の頚椎を痛めている影響もあって
ここへ来て、左手の肘から先と左足のふくらはぎや足の指が
痺れているような痛みがずっと続いています。

医者に診てもらったら、何と白血球の数値が異常に高い。
どうやら、感染性の大腸炎みたいです。
てな訳で、しばらく家で養生します。

おととい食べた、野沢菜・・・・消費期限過ぎていたから、
ちょっと古かったかなぁ・・・?
あれ以外は、家族と同じもの食べてるからなぁ・・・・
この時期、食べ物の消費期限は守りましょう!
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暑い日は、カレーが一番!

2008年07月28日 | Weblog
今日は夏休み3日目。
嫁さんは仕事、長女、次女共に吹奏楽の部活で家に一人で留守番。
昼までウトウトしながら、11時ごろに遅い朝食。
こういう時は、定番のお茶漬けです。

冷蔵庫から、野沢菜と九州産のタクアンを出してきた。
タクアンは細く千切りにして、白ゴマをたっぷり塗す。
野沢菜は普通に切って、そのほかは佃煮のお茶漬け昆布。

準備万端、御飯に濃い日本茶を用意。
う~ん、美味しい!至福の時・・・・・

昼過ぎに長女が帰宅。
長女は明日から3泊4日で吹奏楽部の合宿。
合宿の支度もしないで、昼寝を始めちゃった。

今日は留守番だったけど、長女が帰って来たので買い物。
夕食は、僕の好きなカレーライスを作る事にした。
でも、今日はいつもと違う志向で作る事にした。

スーパーで何となく歩いていて買ったものは
グリーンアスパラ、マッシュルーム、茄子。
それにジャガイモと見切り品のニンジン。ニンジン3本でなんと70円。
日付が古いだけで食べられるのに何で見切り品なんだろう?
それと豚のロース2枚。
長女と次女は肉が好きなのでトンカツを作ってカツカレー。
僕はアスパラ、マッシュルームをトッピングにする野菜カレー。
ロースは塩コショウを少し強めにして、小麦粉を塗して暫く放置。
小麦粉が透明になったら、卵を解いてパン粉をたっぷりつける。
これもパン粉が湿るまで放置して、食べる直前に揚げるとカリッと揚がる。

カレーは玉ねぎ3個をみじん切りにしてフライパンで炒める。
暫く炒めたら火を落として放置する。そうするとフライパンの余熱で
玉ねぎは半透明になって、シンナリとする。

その間にジャガイモを3個、8分の一に切ってどんぶりに入れて
ラップをかけて電子レンジで5分火を通す。
そしてニンジンは3本を太い方と細いほうに切り分けて
太い方だけ細長く切って、残りは全部摩り下ろす。
長女が野菜嫌いで、繊維質を取らないのでちょっとした工夫。

また玉ねぎを強火で炒める。今度は濃い狐色になるまで炒める。
色が程よくなった所で、水を1リットル。
それにコンソメのキューブを3個入れ、野菜スープを作る。
そして摩り下ろしたニンジンを入れてゆっくり沸騰させる。
沸騰するまでに、ニンジンをサラダオイルで軽く炒める。
そして沸騰寸前のスープに入れて、カレーのルウをゆっくり梳かす。
全部溶かしたら、蓋を閉めて弱火にしたら、煮込み料理用の
保温ナベ(魔法瓶みたいに冷めないナベ)に移して蓋をする。
これでカレーはほぼ出来上がり。

次はジャガイモ。
これは煮込まないで、そのまま油で揚げたフライドポテトにする。
これをカレーの中に入れないで、トッピングにすると美味しいのです。

約二時間後に、食事の準備。
カツを揚げて、ポテトを二度揚げしてカリッとさせる。
それと、マッシュルームは塩コショウにガーリックパウダーを塗して
サラダ油で、さっと炒める。
アスパラは湯掻いて、水切りしたら同様に塩コショウで軽く炒める。

今日は肉っ気の無い、あっさりカレールウにトッピングで変化をつけた。
意外に、子供達にもジャガイモのトッピングが人気。
ニンジンのすり下ろしで、野菜カレーみたいな味。

明日は残ったカレーを、茄子のトッピングにしてお昼に食べるんだ!
カレー作りは、玉ねぎのみじん切り以外は、簡単なのでお勧めです。
暑い日は、カレーが一番!
ちなみに、今日使ったカレーは「ジャワカレー辛口」でした。
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夏休み2日目はサッカー

2008年07月27日 | Weblog
昨日から9連休の夏休み。昨日、寝たのは3時半。
今朝起きたのが、6時。睡眠時間はたったの2時間半。
今日は午前中に東京都社会人リーグの試合があって、
南千住まで出かけた。

最近は、ガソリン代が高いのと高速道路を使わないと
南千住まで行くには時間がちょっとかかる。
それで電車を乗り継いで行くことにしました。
電車の中は、寝ることが出来るから1時間は眠れる。

6時半に家を出て、自転車で吉祥寺まで出て、そこから電車。
南千住と言えば、若い頃にライブハウス「モンド」をやっていた
三ノ輪とは目と鼻の先。
でも、昔の面影は全く無くなって、今は高層マンションが立ち並ぶ
都心の住宅街に変身していた。

試合は旧都立航空高専、現在は都立産業技術高専と云う名前になって
学校も凄く綺麗になっていた。
僕も高専出身で、学生時代は何回かこの学校で試合をした。

さて、試合の方は11人と聞いて出かけたのだけれど13人。
そうなると当然のごとく、僕は控えに回る。
前半は先行されて追いついたものの、相手のほうが数段上。
うちのチームは、相手に合わせてシステムを変えられない。
相手が強くても、システムをちょっと変えればそんなに大きな差は
出ないものなんだけれどね。

試合は5-1で完敗。
僕は最後の15分で、センターバックが足を痛めて交代で出場。
外で見ていて、修正を入れようと思ったけど、みんなはアップアップ。
僕は、体力を15分で使いきれば良いから積極的に攻めに出た。

逆サイドの空いているスペースに走りこんだら、パスが来た。
すかさず簡単にセンターリング。
ところが中で、空中戦を出来るFWが今日は来ていなくて
ヘディングで枠に飛ばせない。
結局、僕が絡んだチャンスらしいチャンスはその一回だけ。
おまけにカウンターを喰らって、5点目を目の前で入れられちゃった。

でも、50歳過ぎて社会人リーグの試合に出られるだけ幸せ。
僕の年齢は、シニアリーグでやっている人が殆どで
多分、東京都社会人リーグでは数少ない50代だと思う。

試合に負けたけど、まだ頑張ればやれる感触があった。
スピードやテクニックは敵わないけど、経験値ではチームでも
一番あるから、もう少しチームの役に立てる気がする。

流石にこの暑さでの試合は、脱水状態になる。
昼過ぎに帰宅したけど、水気ばかり取っていた一日。
昼寝した後は、次女とゲームやったりして夕方まで過ごした。

夜は譜面作りで、こんな時間になっちゃった。
明日は子供は部活、嫁さんは仕事なので、一人で過ごす。
そういえば、最近カレーを食べていないなぁ・・・・
明日は、嫁さんに代わって晩飯でも作るかな・・・・
そろそろ寝ることにします。
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芝居が終わって、また・・・・

2008年07月26日 | Weblog
今日は相方と、本当に久しぶりに練習。
芝居の稽古が始まると、毎年数ヶ月のブランクが出来る。
その間、相方はひたすら文句も言わず待ってくれる。
今年は最後にライブをやったのが4月20日だったかな?
このときはW_Martinでやったので、演奏はきつかったけど
唄を唄うのは凄く楽だった。

でも、やっぱり今回はエレアコに戻す事にした。
相方は定番の「ヤマハ・サクラ吹雪」
対する僕は久しぶりにOvationELITE。
Ovationを選んだ理由は、箱鳴りが有るから。
でも、やっぱりMartinのような、音に包まれる感じはしない。
今日も、「何が違うんだろうねぇ?」てな会話になった。

久しぶりにカバーをやろうかと、バートバカラック作曲でカーペンターズのヒット曲
「Close to you(遥かなる影)」と昔、ドラムを入れた5人編成でやっていた頃に
演奏した事があるアメリカの「Sister golden hair(金色の髪の少女)」を
少しアレンジを変えてやってみた。
出来なくは無いんだけど、やっぱりカバーにはちょっと抵抗がある。

たった40分のライブ。曲数は7曲あれば十分。
やっぱりオリジナルにこだわりたい。
今回は、上手く行けばまた一曲、僕が一番気に入っている相方の曲を
少し手を入れてやろうかと言う話になった。

それと、今回は無理だけど僕が最近やたらと作っているメロディーを
相方に披露した。全て、メロディーだけなんだけど、その中の一曲に
相方が反応して、譜面を渡す事になった。
今年は新曲を出来るだけ増やしたいですね。
プロじゃないんだから、焦る必要もないし・・・・・

それにしても、芝居で唄うのと相方と一緒に唄うのでは全然違う。
ミュージカルの唄って、演技も有るから仕方ないのだろうけど
演出家の気に入った表現にしないといけないから歌も芝居の一部。

自分達の曲を、自分の感性と表現で演奏して唄うのとは違うんです。
やっぱり相方との音楽には、遊びが沢山ある。
そして、二人だから合わせる相手は一人だけ。
同じ音楽でも、こんなに違うものかと実感した一日。

そうそう、相方が芝居を観て、僕がだいぶ唄が上手くなったと
褒めてくれました。
それと、劇団の中で役者を生業としていて、僕を指導してくれているIさんから
「仲間からゆうちゃんの演技が好評だった。相手役を上手く引き立て助演賞物だとか・・・。内面の変化を表現する難しい役を良く頑張ったね!」
と云うメールが来て、何だか凄く嬉しい気持ちになりました。

さて、明日は久しぶりにサッカーの公式試合です。
そろそろ、寝ることにします。
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六本木「Morph-tokyo」 De'feat#9 ライブ

2008年07月25日 | Weblog
明日から9連休の夏休み。それで今日は遅くなっても大丈夫な日でした。
久しぶりに、大好きなスタイリストT美さんとデイトです。
と言っても、出かけたのは六本木にあるライブハウス
「Morph-tokyo」 http://www.morph-tokyo.com/index.html
知り合いの息子さん野村和大君が率いるロックバンド
「De'feat#9」 http://music.geocities.jp/de_feat3/のライブを聞きに行きました。

20年以上前に会ったきりの建築家Mさんも、聴きに来て久しぶりの再会。
T美さんと会うのは、なんと1年ぶり。僕が忙しかったり、T美さんが忙しかったりで、ここ暫くメールすらやり取りしていなかった。
前回会った時も和大君のライブだった気がする。
そんな訳で、和大君のライブは僕とT美さんの関係を繋ぐ貴重な時間でもあります。

この「Morph-tokyo」でワンマンライブを開くにはそれなりに集客が要る。
今日は100人くらいは居たかなぁ?
和大君のライブは若い美人が多いのも特徴かなぁ?
今日も沢山のお嬢さんが沢山居ましたねぇ。でへへ・・・・・

オープニングからドラムのビートが響き渡る、ロックらしい幕開け。
今日はゴールドのレスポールを持って、いい感じで始まった。
ゴールドのレスポール、70年代にテッドニュージェントモデルとか
僕の大好きなレスデューディックモデルなんてあったけど、和大君の物は
ダブルハンバッカーのテッドニュージェントの物に近いかも?
ロックシーンでは、太く力強いレスポールの音は捨てられないよなぁ・・・・
もう一つはフライングV。これ、若い頃に一番欲しかったモデル。
でも僕には弾き難い上に、今となってはエレキギターは全くと言って
弾かなくなっちゃったから、買わなくて良かった。

さてライブの方はちょっと辛口の批評でもしようかな?
前半のライブは、スピード感が有って久しぶりのロックを十分楽しめた。
そして和大君がアコースティックのソロ演奏を入れて、雰囲気を変える。
最初は生意気にもドブロを使った、オープンチューニング+ボトルネックで
南部のブルース(もしかしてオリジナルかも?)を聞かせる。
サムピック(指の先につける付け爪)で、なかなか良い感じの演奏。

元々、和大君は我々の仲間の間で「ブルースギターを弾く子供」と評判だった。
彼のギターはエリッククラプトンとブルースなのかな?
とにかくテクニックは抜群のものを持っている。
だが、今日はサムピックがしっくり来なくて、指から外れたのか?
親指だけになってしまった。
それで、親指のサムピックとの音のバランスがおかしくなって
低音ばかりが響く演奏になっちゃったのが残念。
アコースティックギターをフィンガーピッキングで弾く時に難しいのはこの辺りかな?

ドブロの後は、ギブソンのSJ-300だったかな?
親がギターマニアだからその影響でしょうけれど、
生意気なギターを沢山持っている小僧です。
これに演奏が伴うから仕方ないよね。僕とは大違いです。
このギターを持ってエリッククラプトンの「Tears in Heaven」を唄う。
この曲、お客さんにライブ冒頭に配ったマラカスを使って
サポートを要求したのが失敗。手拍子ならまだしも、パーカッションで
レスポンスの悪いマラカスは、素人がしっかりリズムを刻むのは無理。
曲の最中、ジャラジャラとウルサイだけだった。
そして「Before you accuse me」の後にB.Bキングをはじめとする
多くのブルースマンが唄った、ブルースの定番「Sweet Home Chicago」の
メドレーと、なかなか味なことをやっていた。
でも、残念ながらこの定番ブルースを、若い子たちが知らなかった。
多分、Come onと唄ったらbaby don't you want to goと
お客さんに返してもらいたかったんじゃないかなぁ?と、勝手な想像。

アコースティックで少し落ち着いたので、またエレキギターに持ち替えて
Tレックスを彷彿させるような、グラムロック風の曲でお客さんが体を揺する。
でも、今の子って踊らないんだね?ちょっと、拍子抜け・・・・・
僕の感想では、アコギの後にいきなりテンションを元に戻そうと
考えたんじゃないかと思うけど、逆に後半の最初は今ひとつ乗らなかった。
アコギから、テンションを徐々に上げるような曲を持ってきたほうが
良かった気がしました。
それと和大君のボーカルは、少し弱いかな?声が前に向かって飛んでいない。
マイクじゃなくて、一番後ろのお客さんに向かって声を飛ばす感じかな?
歌も唄うつもりなら、もう少しボイストレーニングした方が良いかもしれない。

でもライブはエネルギッシュで良かったです。次も行きたいなぁ・・・・
ちなみに「Morph-tokyo」の照明は、はっきり言って下手くそですね。
この間、芝居でプロの技をしっかり見てしまった直後だけに余計に
そう感じたのかもしれないけど、メインボーカルのピンスポットが遅れたり、
ライトが常にフルライトで観ていて、ちょっと煩わしかった。

帰りに仲間の経営する焼き鳥屋でT美さん、Mさんと3人で軽く一杯やって、
帰って来たのでした。大雨の天気予報が外れて本当に良かった!
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公演後記3 舞台裏

2008年07月24日 | Weblog
今回の公演で大きなミスを2回しちゃった。
2日目の昼の部で出とちりが2回。
どちらもお客さんにはわからないから大きな影響は無かったんですが
そのせいで、動揺して台詞を間違えないようにと云う意識が働いて
台本通り台詞を言うだけのシーンが2度ほど続いちゃった。

一回目は単純なミス。次のシーンと勘違いして暗転の後に舞台に出るのを
忘れて、暗転後に舞台上の椅子に座っていないといけないのに
舞台が明るくなってから遅れて登場しちゃった。
でも、芝居的には店に入ってくるお客って感じで判らなかったでしょう。
だけどそれで、動揺しちゃって台詞もぎこちなくなっちゃった。

2回目はその直後。
出入り口のドアが開けっ放しになって、客席から舞台裏が丸見えになっちゃた。
それで見えないところで出番を待っていたら、遅れちゃった。
そしてまた動揺して、今度は完全に台詞を言うタイミングまでずれちゃった。
相手役がこちらを見ながら催促したのに気がついて、事なきを得たんですけどね。
それで、昼の公演の1幕は出来が悪かった。

その代わり、最終回の公演は自分としてはミスも無く
伸び伸びと演技出来た気がします。

個人的なミスの他に笑えるのが、大勢での退場シーン。
普段の公演は大勢の出入りは上手と下手に分かれてというのが多いんだけど
今回は下手一箇所だったので、人が渋滞してしまった。
それで退場したら、通路の奥まで進んでください!
なんて指示が出たり・・・・・

芝居って、思わぬアクシデントやミスが沢山あって面白い。
舞台上で転んだり、よろけたり、舞台から落ちたり・・・・
高齢の方が多いので、怪我をしないで終わったのが良かった。
芝居っていうのは、色んな意味で生き物って感じです。
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公演後記2 舞台裏

2008年07月23日 | Weblog
昨日に続いて公演の裏話です。
大道具、照明と同様に音響も一流どころにやって頂いています。
音響の総指揮を担当する実吉英一さんは、数々の有名な舞台で
活躍されている御仁で、とても温和な雰囲気をお持ちの紳士。

今回は最初のアンサンブルがちょっと弱い上に、
どうしても伴奏に遅れる人が出てくる。
これは、個人がきちんとリズムを体で刻んでいれば問題ないのだけれど
どうしても伴奏を聞きながら唄い始めるから遅れ、音がズレてしまう。
それで、当初の予定では半分事前に録音した音源で、
マイクで拾う舞台の肉声をバックアップする予定でした。
その録音を、稽古の終盤でやったのだけれど一回では上手く行かない。
みんなが良いと思っていても、実吉先生にはちょっとした音の出だしでの
遅れが判って何度か録り直した。
逆に遅れるくせに、声をいつまでも伸ばしている人もいましたねぇ・・・・

ところが初日、オープニングで録音の音だけでなく、舞台の伴奏も
下手の出入り口付近のモニターでは、よく聞こえない。
皆が舞台裏で歌いだすと、全く聞こえない状況になって唄がズレてしまった。
それで2日目の会場前に、録音を使うのを止めてマイクで
音を拾うだけという、従来どおりの方法に切り替えた。
本番での方針変更は凄くリスクを伴うから、凡人はなかなか方針変更に
踏み切れないだろうと思う。それに僕にとっても、初めての経験。
そういう決断をする実吉先生の手腕に、感心しちゃいました。

もう一つ、お気づきだった方もいるかと思いますが、
舞台の背景に飾られた写真の話。
あれは団員のお気に入りの写真を持ち寄って、店の壁にかけたものです。
僕が出張でオックスフォードに出かけた時に、現地のエンジニアが
所属するサッカークラブの溜まり場があって、そのお店の壁に
サッカーチームの歴史が判る写真が壁一杯に沢山飾ってありました。
「これ、俺だぜ!この試合で点を入れたんだ」とか、
店の常連が自慢話の道具に使っているのが印象的でした。
それと同じように、美術の方が写真を加工して額に入れて飾ったのです。

僕の写真は、25年前に相方と一緒に仙台のライブハウスに出演した時の
スナップ写真だったのですが、それを新聞の一面記事のようにして
大きな額縁に入れてくれました。
劇団の仲間からも好評で、公演の記念に貰おうと思っていたのだけれど
あれ、どうなっちゃったかなぁ?
その他、過去の公演の写真や団員の子供の頃の写真、大学の卒業式、
海外旅行で撮った写真など、20枚くらいあったかなぁ?
この写真、お気づきになった方はリピーターの方が多かったかも知れませんね。

そうそう、僕が劇団に入るきっかけになった4年前の公演でも
公演直前に亡くなった叔母の写真が、舞台の中にさりげなく飾ってありました。
芝居の最中に、その写真を見つけて感動したのを覚えています。
こういった遊びがあるのも、「劇団ステージドア」らしさなのかも知れません。
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公演後記 舞台裏

2008年07月22日 | Weblog
昨日、終了した劇団の公演。
僕はかつて舞台の仕事をしていたので、仕込みを見るのが楽しみ。
大道具は僕が昔、何度も一緒に仕事をさせて頂いた金子舞台さん。
たぶん、僕が知っている限りでは日本一の大道具スタッフです。
ただ、僕のような出来の悪い小僧が居ないのか?
仕込み中に怒鳴り声や、なぐり(かなづち)を投げつけるような殺気が無くて
黙々と仕事を進めているのが印象的でした。

舞台の仕込みは、昔も今も大きく変わることは無いと思いますが
昔は大道具→照明→音響と云う順番があって、大道具の仕込み中に照明が
邪魔をしたりすると、なぐりが飛んできたりしたものなのです。

そして今回の大道具の美術は素晴らしかった。
店の大道具もさることながら、背景の摩天楼が照明で浮かび上がって
本当に格好良かった。お客さんは、あまり気にしないでしょうけれど
あれが無いと、舞台のイメージは大きく変わってしまいます。
ステージドアの舞台は、こういったところに手が込んでいて
そんじょそこらのアマチュア劇団の芝居と違うなぁ・・・って、感じています。

照明は有名な塚本悟さん。この方に照明をやっていただく事が信じられない。
そもそも、円形劇場は一番後ろの席も、普通の劇場なら一番前くらいの
近距離なので、ピンスポットを始めとする照明は本当に難しそうです。
特に今のピンスポットは明るくて目立つので、下手をすると他の照明と
バランスが崩れて、目立ちすぎてしまう。

プロの照明って言うのは、フル明かり(って今は言うのかな?いわゆるマックスの明るさ)では無く、色んな色の明かりを少しずつ重ねて作り上げる。
そういった微妙な感じは、マニュアルどおりって言うわけには行かず
経験を重ねないと、出来ないものです。
操作卓で明かりをコントロールするオペレータになるには、
まず兵隊と呼ばれる(昔はそう呼んでました)舞台周りの小間使いから入って、
サブのピンスポット、そしてメインのピンスポットを担当して経験を積んでから
やっとオペレーターになれるのです。多分これも昔と同じでしょう。

自分は大きな仕事では、メインのピンスポットまでしかやれなかった。
オペレーターは、フォークコンサートなどの音楽系のものは
自分が仕事を請け負って、プランニングからやった事はありますけどね。
それでも大きな仕事は怖くて請けられなかった。

自分だったら「劇団ステージドア」の仕事なんか請けられません。
動きが激しい上に、円形劇場は照明が凄く難しい。
それに、きちんと決まった立ち位置に立ってくれない役者ばかりの
素人劇団なんて、本当に照明屋泣かせですからね・・・・(笑)

そんな超一流の裏方に支えられた「劇団ステージドア」。
スタッフから「最近は上手くなってきてつまらない」と言われて、
笑うに笑えないおかしな劇団です。

次は、音響と今回の舞台で使った舞台装置の裏話をします。
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また、来年?

2008年07月21日 | Weblog
劇団ステージドア第17回公演「カフェ・イル・マーレ」が無事?終了しました。
公演にお越し頂いた皆さんに、厚く御礼申し上げます。

とにかくご覧になった方が、どの様にお感じになったかは判りませんが
僕は今年の役は、あまりにも難しくて苦労しました。
悪役のような消え方をするけれど、演技のしようによっては
悪い女に本気で惚れたうえに、手玉に取られた男になるし、
逆に、最初から遊びで女と付き合っている男だったり・・・・

そのくせ、女の子には優しくて自殺未遂した女の子のことを
店に集まる仲間と一緒になって励まして立ち直させたり
店の仲間と警官まで巻き込んで、偽装結婚の片棒を担いで
人の良さを見せる場面があってみたり。

最後には「なんて嫌な奴」と、仲間から言われて消えてゆく。
僕にはこういう人間を想像出来なくて、どう演技を切り替えたら
上手く行くのか?ずっと悩んでやってきました。

結局、悩むより自分の思うように演技をして、お客さんに
色んな形で理解してもらえればいいのかな?なんてことを
考えて開き直ったのが、2週間ほど前。

今回、「僕は芝居に向いていない」って思うようになりました。
何でもすぐに考えちゃう、あっけらかんと出来ないのですよ。
芝居の演技以外の事でも、納得出来ない事が沢山あった。
それで、何だか嫌になってしまった部分が多かったのも事実です。
もう公演が終わったので、ゴチャゴチャ言っても仕方が無いので
これ以上のことは書きませんが、来年もまた続けるか?
反省会が開かれる9月上旬まで、少しゆっくり考えてみようと思います。

ちなみに来年の公演は5月9日(土)、10日(日)に今回と同じ
青山円形劇場で公演があります。お楽しみに!

それと明日以降は、今回の芝居の裏話をいくつか書いてみようと
思っていますので、こちらの方もお楽しみに!

そして今度は、来月に相方とライブをやります。
こっちはあまり悩む事がない!
相方には長い事、我侭を聞いてもらって本当に感謝しています。
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とにかく、初日終了!

2008年07月20日 | Weblog
いよいよ2日間の公演が始まりました。
今日は午前中に集合して、午後は舞台でのリハーサル。
公演は夕方からの一回のみでした。

僕のお客さん、今回は直前キャンセルが多くて参りましたが
公演の方は、相変わらず満席に近い状態。
本当に足を運んでくれるお客さんには、心から感謝です。

バンドの相方が、音楽仲間と二人で今年も来てくれました。
僕の演劇に一番理解があるのは、やっぱり相方の気がします。

さて、公演の方は最初の台詞で舌を噛んじゃって失敗したけど
その他は、お客さんには判らない細かいミスだけで済みました。
ただ、唄がもう一つ気に入らない。
先生に指摘された最初の音をはっきりと発音して出す事、
そしてリズムを体で刻んで、伴奏に合わせて後追いで唄いださない事。
明日はそのあたりも修正したいですね。

しかし、今回はボイストレーニングを含めた音楽のレッスンが
相方とやるライブでも、凄く役に立つ事を沢山教えて頂いた。
考えてみれば、芝居だろうがバンドだろうが音楽と云う点では一緒。
公演が終わったら、相方との練習に教わった事を反映出来そうです。

公演の後に、いつも一緒に帰る姉さん達に誘われてプチ打ち上げ。
公演を観に来て頂いたお客さんが沢山居て、芝居の感想を聞かせて頂いた。
姉さんのお客さんに、僕の会社の装置を購入してくれている
某大手製粉メーカーの社長さんが居てびっくり。
帰って来てからインターネットで検索したら本物でした・・・・唖然!

そして一緒の場所に、尊敬するO野さんの一行が居て、
こちらからも声がかかって、ご馳走になっちゃった!ヘヘヘ・・・・・

さあ、明日は2回の公演でその後は打ち上げ。
朝早いのでそろそろ寝なくてはいけませんね?
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さてと・・・・・

2008年07月19日 | Weblog
いよいよ本番です。
今日は通し稽古一回。あとは思い切りやるだけ。
どんなものでも、「これで完璧」と思った瞬間に落とし穴が待っている。
やる事をやったからこそ、最後に気を緩めない事。

でも、大切なのは自分が楽しむ事。
自分が楽しめないものを、他人が見て面白いわけが無い。
楽しさを観客に分けるなんていう事を考えるより
まずは自分が思い切り楽しむ事が一番。

そうすれば結果はおのずとついてくるはず。
小さなミスは付き物。くよくよせずにやろうと思う。

さて、終わった後にどんな気持ちになるのやら・・
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心癒される仲間

2008年07月18日 | Weblog
昨日は仲間が亡くなって辛い一日。
一夜明けて、今日はサッカー部恒例の焼肉。
以前は毎年やっていた恐怖の集まりだったが、最近は暫くやってなかった。
前キャプテンがアメリカ駐在になって、今は一時帰国。
それで、久しぶりに飲もうという事になった。

集まったメンバーは僕が最年長。下は26歳。まだ、若いのが居るけど
今日の会合は、10年前に録ったビデオに写っている連中+α。
そんな仲間と呑む酒は、やっぱり楽しい。

相変わらず、サッカーの話になると夢中になってしまう。
僕は皆から「スーパー爺ちゃん」とか「恐怖のオヤジ」と言われている。
昼休みに毎日サッカーをやっているメンバーで、僕が尊敬するSさんが58歳。
この人と僕はいつも同じチームでミニゲームをやる。
二人合わせると110歳。これが「脅威のジジイコンビ」
名ばかりじゃなく、ゲームでも若いものには負けていないのでこう呼ばれる。
Sさんは高校時代に秋田県のベストイレブンになった経歴がある
いわゆるサラブレッド。僕のような農耕馬とは質が違う。
僕の特技は、とにかく走ること。体力だけ。

この会合、何が「恐怖」なのか?
数年前は、皆若くて良く食べた。一人10人前くらい食べた。
呑む量も、1600円の呑み放題コースで元が取れちゃう連中。
それで居て、会費は基本的に3000円。
つまり、最初から赤字の会合。
ここで長老は、足りない分を払うという伝統がある。
財布にあった万札が2枚消えているから足りたのかな?
まぁ、こんなのは当たり前だけど今日は呑みすぎて元が取れた気もする。
帰宅して、リビングで寝ちゃったみたいで気がついたらこの時間。
シャワー浴びて寝ることにします。

でも、サッカー、音楽、芝居、仕事の仲間や元組合役員の仲間とか、
一緒に時間を過ごして、心癒される仲間が沢山居る。
僕の人生で得た、最高の財産とはこういった仲間のような気がする。

それにしても呑みすぎた・・・・寝よ!
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友達が亡くなった悲しさ・・・・

2008年07月17日 | Weblog
今日は、凄く悲しい一日。
嫁さんと知り合うきっかけになったウィンドサーフィンの仲間が
突然亡くなった。
昼間、メールが入った時は冗談かと思ったほど・・・・

20年ほど前は毎週末、溜まり場のサーフショップで、大騒ぎして
パーティーをやっては、素っ裸になっちゃう奴が居た馬鹿の集まり。

10年ほど前には、下北沢のお祭りで風呂屋さんの入浴券を貰って
酔った勢いで仲間同士で水の掛け合いをしたり、湯舟で逆立ちしたり
浴槽の深い部分と浅い部分のつなぎ目のトンネルをもぐって、
番台のオヤジさんに
「お前らいい加減にしろ!」
と、怒鳴られたりした。
30歳を過ぎても子供みたいな大馬鹿者の仲間。
そういった笑いの中にいつも居て、
みんなに好かれていたDちゃん。

細い体だけど、ボートで鍛えた筋肉は見事だったDちゃん。

ウィンドサーフィンの道具が壊れて、僕が浜まで引っ張ってきてやって
僕が恩着せがましく「僕は君のなんだっけ・・・・」と振ると
「はい!命の恩人です。そして貴方の僕(しもべ)です。」と言って、
いつも皆に笑いを振りまいてくれたDちゃん。

僕の結婚式には電報で「貴方は私の命の恩人です」と
披露宴で一番嬉しいメッセージを届けてくれたDちゃん。

海にばかり行っているから、いつも真っ黒に日焼けして
何処へ行っても日本人には見てもらえなかったDちゃん。
眠っている顔が、化粧で白くて似合わねえぜ・・・・

何でだよォ・・・・俺より10歳以上若いんだぜ!

今日は芝居の稽古も、気分が乗らなくて全然駄目。
プロじゃないから、こんな時に笑って演技なんかできないよ。
それに俺の名演技、まだ観てねえじゃねえか!バカヤロウ・・・・・

Dちゃん、俺達は絶対君のことは忘れない。
安らかに眠ってくれよ。
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