明日から9連休の夏休み。それで今日は遅くなっても大丈夫な日でした。
久しぶりに、大好きなスタイリストT美さんとデイトです。
と言っても、出かけたのは六本木にあるライブハウス
「Morph-tokyo」
http://www.morph-tokyo.com/index.html
知り合いの息子さん野村和大君が率いるロックバンド
「De'feat#9」
http://music.geocities.jp/de_feat3/のライブを聞きに行きました。
20年以上前に会ったきりの建築家Mさんも、聴きに来て久しぶりの再会。
T美さんと会うのは、なんと1年ぶり。僕が忙しかったり、T美さんが忙しかったりで、ここ暫くメールすらやり取りしていなかった。
前回会った時も和大君のライブだった気がする。
そんな訳で、和大君のライブは僕とT美さんの関係を繋ぐ貴重な時間でもあります。
この「Morph-tokyo」でワンマンライブを開くにはそれなりに集客が要る。
今日は100人くらいは居たかなぁ?
和大君のライブは若い美人が多いのも特徴かなぁ?
今日も沢山のお嬢さんが沢山居ましたねぇ。でへへ・・・・・
オープニングからドラムのビートが響き渡る、ロックらしい幕開け。
今日はゴールドのレスポールを持って、いい感じで始まった。
ゴールドのレスポール、70年代にテッドニュージェントモデルとか
僕の大好きなレスデューディックモデルなんてあったけど、和大君の物は
ダブルハンバッカーのテッドニュージェントの物に近いかも?
ロックシーンでは、太く力強いレスポールの音は捨てられないよなぁ・・・・
もう一つはフライングV。これ、若い頃に一番欲しかったモデル。
でも僕には弾き難い上に、今となってはエレキギターは全くと言って
弾かなくなっちゃったから、買わなくて良かった。
さてライブの方はちょっと辛口の批評でもしようかな?
前半のライブは、スピード感が有って久しぶりのロックを十分楽しめた。
そして和大君がアコースティックのソロ演奏を入れて、雰囲気を変える。
最初は生意気にもドブロを使った、オープンチューニング+ボトルネックで
南部のブルース(もしかしてオリジナルかも?)を聞かせる。
サムピック(指の先につける付け爪)で、なかなか良い感じの演奏。
元々、和大君は我々の仲間の間で「ブルースギターを弾く子供」と評判だった。
彼のギターはエリッククラプトンとブルースなのかな?
とにかくテクニックは抜群のものを持っている。
だが、今日はサムピックがしっくり来なくて、指から外れたのか?
親指だけになってしまった。
それで、親指のサムピックとの音のバランスがおかしくなって
低音ばかりが響く演奏になっちゃったのが残念。
アコースティックギターをフィンガーピッキングで弾く時に難しいのはこの辺りかな?
ドブロの後は、ギブソンのSJ-300だったかな?
親がギターマニアだからその影響でしょうけれど、
生意気なギターを沢山持っている小僧です。
これに演奏が伴うから仕方ないよね。僕とは大違いです。
このギターを持ってエリッククラプトンの「Tears in Heaven」を唄う。
この曲、お客さんにライブ冒頭に配ったマラカスを使って
サポートを要求したのが失敗。手拍子ならまだしも、パーカッションで
レスポンスの悪いマラカスは、素人がしっかりリズムを刻むのは無理。
曲の最中、ジャラジャラとウルサイだけだった。
そして「Before you accuse me」の後にB.Bキングをはじめとする
多くのブルースマンが唄った、ブルースの定番「Sweet Home Chicago」の
メドレーと、なかなか味なことをやっていた。
でも、残念ながらこの定番ブルースを、若い子たちが知らなかった。
多分、Come onと唄ったらbaby don't you want to goと
お客さんに返してもらいたかったんじゃないかなぁ?と、勝手な想像。
アコースティックで少し落ち着いたので、またエレキギターに持ち替えて
Tレックスを彷彿させるような、グラムロック風の曲でお客さんが体を揺する。
でも、今の子って踊らないんだね?ちょっと、拍子抜け・・・・・
僕の感想では、アコギの後にいきなりテンションを元に戻そうと
考えたんじゃないかと思うけど、逆に後半の最初は今ひとつ乗らなかった。
アコギから、テンションを徐々に上げるような曲を持ってきたほうが
良かった気がしました。
それと和大君のボーカルは、少し弱いかな?声が前に向かって飛んでいない。
マイクじゃなくて、一番後ろのお客さんに向かって声を飛ばす感じかな?
歌も唄うつもりなら、もう少しボイストレーニングした方が良いかもしれない。
でもライブはエネルギッシュで良かったです。次も行きたいなぁ・・・・
ちなみに「Morph-tokyo」の照明は、はっきり言って下手くそですね。
この間、芝居でプロの技をしっかり見てしまった直後だけに余計に
そう感じたのかもしれないけど、メインボーカルのピンスポットが遅れたり、
ライトが常にフルライトで観ていて、ちょっと煩わしかった。
帰りに仲間の経営する焼き鳥屋でT美さん、Mさんと3人で軽く一杯やって、
帰って来たのでした。大雨の天気予報が外れて本当に良かった!