今日はお袋の見舞いに大勢集まった。
兄貴の嫁さんが居て、秋葉原の叔父夫婦が見舞いに着て居て
叔父の妹と一緒に着てくれた。
この叔父は、珈琲の輸入問屋をついこの間まで営んでいてが
跡継ぎが居ないので、廃業して今は悠々自適に生きている叔父。
その叔父はお袋と子供の頃から一緒に育って、一時期は
荻窪の実家から学校へ通っていた、いわば一人っ子のお袋にとって
兄弟みたいに可愛がっていた弟のような存在。
叔父は子供に恵まれず、舞台の仕事を辞めてブラブラしていた僕を
見かねたお袋が、叔父に頼んで仕事をさせようと頼んだ経緯がある。
当然、叔父は養子縁組をして跡継ぎに迎えようと、
思っていたらしいが、それに関してはお袋が
『本人がその気にならなければ言っても無駄』とその時点での
縁組はやめて、とりあえず跡継ぎ修行をする事になった。
半年間、直営の喫茶店でウェイターをやりながら、客商売を学び
お客さんに頭を下げて、珈琲一杯にお金を頂く・・・・
こういう事が、その頃はアホ臭く思ってたんだけど
叔父はそういう事をお見通しで、なかなか問屋の仕事をやらせてくれなかった。
その後、問屋の仕事で珈琲の焙煎やブレンド法を教わりながら
喫茶店へ豆や喫茶道具を届ける営業に回った。
その時、叔父は僕が跡継ぎって思っていたから、
営業車もフェアレディーZ買ってくれたり、僕は我侭し放題。
そのくせ、つまんないと言って2年半で辞めちゃったから
叔父は暫くショックで立ち直れなかったそうです。
今考えてみたら、いい仕事だった。
若かったんだなぁ・・・・・・僕は・・・・
そんな叔父と僕は、今はそういった事を忘れて
いつも漫才みたいな会話をする。
お袋がそういう事を喜ぶのを叔父が知ってるから、
今日の病室は笑いが耐えなくて、一緒に居た義姉も大笑い。
叔父には、色んな意味で頭が上がらないのであります。
お袋は、叔父が帰った後は疲れて寝ちゃった。
叔父と入れ替わりに、弟夫婦が来てまた暫く話をした。
お袋が嬉しそうに話を聞いているのが、僕は嬉しかった。
僕はお袋の笑顔が、このままずっと続いてくれたらなぁって
思いながら、病院を後にした。
賑やかな後は、一人になってきっと寂しいだろうなぁ・・・・
なんて、いつも思いながら・・・・
兄貴の嫁さんが居て、秋葉原の叔父夫婦が見舞いに着て居て
叔父の妹と一緒に着てくれた。
この叔父は、珈琲の輸入問屋をついこの間まで営んでいてが
跡継ぎが居ないので、廃業して今は悠々自適に生きている叔父。
その叔父はお袋と子供の頃から一緒に育って、一時期は
荻窪の実家から学校へ通っていた、いわば一人っ子のお袋にとって
兄弟みたいに可愛がっていた弟のような存在。
叔父は子供に恵まれず、舞台の仕事を辞めてブラブラしていた僕を
見かねたお袋が、叔父に頼んで仕事をさせようと頼んだ経緯がある。
当然、叔父は養子縁組をして跡継ぎに迎えようと、
思っていたらしいが、それに関してはお袋が
『本人がその気にならなければ言っても無駄』とその時点での
縁組はやめて、とりあえず跡継ぎ修行をする事になった。
半年間、直営の喫茶店でウェイターをやりながら、客商売を学び
お客さんに頭を下げて、珈琲一杯にお金を頂く・・・・
こういう事が、その頃はアホ臭く思ってたんだけど
叔父はそういう事をお見通しで、なかなか問屋の仕事をやらせてくれなかった。
その後、問屋の仕事で珈琲の焙煎やブレンド法を教わりながら
喫茶店へ豆や喫茶道具を届ける営業に回った。
その時、叔父は僕が跡継ぎって思っていたから、
営業車もフェアレディーZ買ってくれたり、僕は我侭し放題。
そのくせ、つまんないと言って2年半で辞めちゃったから
叔父は暫くショックで立ち直れなかったそうです。
今考えてみたら、いい仕事だった。
若かったんだなぁ・・・・・・僕は・・・・
そんな叔父と僕は、今はそういった事を忘れて
いつも漫才みたいな会話をする。
お袋がそういう事を喜ぶのを叔父が知ってるから、
今日の病室は笑いが耐えなくて、一緒に居た義姉も大笑い。
叔父には、色んな意味で頭が上がらないのであります。
お袋は、叔父が帰った後は疲れて寝ちゃった。
叔父と入れ替わりに、弟夫婦が来てまた暫く話をした。
お袋が嬉しそうに話を聞いているのが、僕は嬉しかった。
僕はお袋の笑顔が、このままずっと続いてくれたらなぁって
思いながら、病院を後にした。
賑やかな後は、一人になってきっと寂しいだろうなぁ・・・・
なんて、いつも思いながら・・・・