今日から劇団公演が始まりました。
午前中に集合して、11時から最後の確認とダメ出し。
石崎先生の立会いの下、発声練習も兼ねて全員で唄う曲を練習。
男性陣の振付けの立ち位置を確認したりで本番を待つのみ。
僕は本番前に、劇場の向かいにあるコンビニまで飲み物を買いに出かけて、
そのついでに、楽屋裏にある喫煙所で一服。
こういった喫煙所も、数年後には無くなってしまうのでしょうね。
時代の流れとは言え、舞台関係者は喫煙する人が多いので困るだろうなぁ・・・・。
本番前に、楽屋では皆がそれぞれメイクを始める。
僕は顔に塗るドウラン(油性のフェイスペイント)が苦手なんだけど、
メイクしないで舞台に立つと、顔がのっぺりしてしまうので仕方がない。
28番というちょっと濃いめの色で、顔の部分だけメイクする。
これで顔にあるシミや、皺が無くなるから面白い。
『女性はこれで変わるんだな・・・・化粧とはよく言ったものだ』
と、メイクするたびに思うのであります(笑)
唯一、気をつけないといけないのはドウランがシャツに着かないようにすること。
特にタキシードに使う白いブラウスに着けると目立ってしまう。
髪の毛は、ジェルでがっちり固めてオールバック。
この髪型、客席で『良いかつら』と言っていた人が居たらしい。
友人がそれを聞いて『あれくらい良いのが有るんだ…』
と言ったらしく、仲間が大笑いしていたそうです。
本番は大きなミスこそ無かったけれど、初日の最初のステージは
お客さんの反応が良くてやり易かった。
夜の部は逆に、お客さんの反応が今一つで、唄の後の拍手すら来ない。
それで我々、オジサン軍団が登場して男だけの唄で盛り上がった。
とにかく不格好なダンスを一生懸命やる姿に、お客さんも大喜び。
大きな拍手を頂きました。
それからはお客さんもほぐれたのか?
反応が良くなって、芝居もテンポが良くなった。
やっぱり、舞台はお客さんと一緒に作り上げるものなんですね。
初日の入場は定員266席で、昼の部の空きは2席。
夜は少し少なかったけれど210人程度の入場者数で8割。
アマチュア劇団にしては上出来の入場者数でした。
懲りずに来てくれるお客様に感謝ですね。
写真はスイス旅行で知り合った仲間です