今週は金曜日から、2012年から始まった東北震災復興プロジェクトの
『The NorthJourney 2016』に参加するため、岩手県の大船渡へ行きます。
今回は、演奏よりもPA(音響)スタッフとしての仕事がメインになります。
とは言え、3回ほど約15分間の演奏をやるので、楽しみにしています。
そんな訳で今週は、ちょっと仕事が忙しい。
月曜日から三日間、現場の主力が出張で不在のため、職人しか残っていない。
この職人2人、腕は確かなのだけれど、仕事に関しては待ちの姿勢。
仕事が無いなら、自分で探すようにしろと言っているのに、相変わらず。
今日はじっと我慢して、何か言ってくるのを待っていたのだが、
結局、何も言って来ないので、夕方になって現場に降りた。
11月中に組み上げる装置を、借り組みして不具合を探す。
やればいろいろ出て来ます。
ほんの数ミリ、板金が当たって上手く組めなかったり、
組み上げるのに、順番があって間違うとまた組み直しになるなど・・・・
そんな事をやりながら、仕事を与えるんだけど、それも簡単じゃない。
こういった職人たちには『危機感』っていうのが無いのかなぁ?
なんて考えながら、彼らが出来る仕事を探しながら進めています。
僕は僕で、最後のパネル設計に手こずっているので、
そんな時間が勿体ないのですが、まぁこれも仕方がない。
嫌味な言い方になるかも知れませんが、色んな意味で前の会社の凄さを感じます。
まず、1部上場企業っていうのは、基本的に体力が違う。
儲かっていない…と言われた前の会社でさえ、今の会社とは格が違う。
当然、社員の意識も違いますね。
やっぱり、世間で名の通っている一流の会社だったようです。
まぁ、中にはそうでない人間も多々居ましたけれどね…
そういう人間を雇っていられるという点でも、やっぱり凄い(笑)。
そんな事を言ったところで、無い物ねだりみたいで何も変わらない。
人を育てるって大変です。