2019年大晦日：『好きな事をやって、ワクワクしながら楽しく生きたい』

大晦日、今日で2019年も終わりです。
今年は色々な事がありました。

定年退職後に、とある会社に世話になって4年が経過した。
会社を退職した後は『技術者として生きるのは終わり』と思っていたのに、
意に反して、オファーがあって、事務所設立の手助けを依頼された。
やっても2～3年と云う約束で、その話に付き合ったまでは良かったけれど、
技術的な知識を生かす機会もほとんど無く、色んな意味で周りのレベルも低い。
オマケに仕事も暇で、4年経っても、その状況に何の進展もなく、
そのうち事務所に居る時間が無駄な時間に思えて、モチベーション維持が出来なくなった。

今のところは電気回路の修理案件を扱える人が居ないので、僕がやって居るだけ。
それで修理案件の仕事を時間給のやり方から、請負制にしてお互いに
利益が出るようなやり方に変えて貰う提案をした。
少なくとも時間を捨てている感覚は無くなるでしょうからね。

そんな話をしたら、事務所が『もっとやる気が起きる仕事をさせる』と言いだした。
いやいや、そもそも僕は技術的な仕事から足を洗いたいのです。
僕は技術者としてやりきった感があるので、定年退職後はそう云う仕事をする気が無かった。
やっても2～3年、つまり僕の消費期限はとうに過ぎているのです。

そんな事もあって、事務所には『幾つまで働かせる気だよ』と言った。
僕の頭に有るのは『幾つまで働けるか？』では無く『幾つまで生きられるか？』なのです。
この先、何年生きられるか？そんな事は僕自身にも解らない。
一ヶ月後に生きている保証なんてないのですよ。
だから、定年退職後は
『好きな事をやって、ワクワクしながら楽しく生きたい』と思うのです。

かつて、他人から転職の相談を受けたことがあって、その時に、
『もし、残り1年しか生きられないと言われたら何をする？』と話した事がある。
そうすれば、やりたくない事はしないだろうし、楽しめない仕事もしないでしょう。

世の中でどんなに金を積んでも、自分の手で得られないものがある。
それは『時間』です。
だから他人に金を払って自分の時間を作るか、金を捨てて時間を得るしかない。
僕の場合は、お金が無いから後者ですね。

今年も終わり。
来年は『好きな事をやって、ワクワクしながら楽しく生きる』生活にしたい。
いや、そうするつもりです。
皆さん、良いお年をお迎えください。

年始の準備

今日は午前中に起きてアパートの掃除。
通路を掃除して、入り口のドアガラスを綺麗に拭きあげて、
昨日購入した、注連飾りを飾った。

アパートなのに一軒家に見えるよう拘って作った門扉に
門松を取り付けて、正月を迎える準備は完了。

その作業が終わった時に、祖父の時代からの付き合いがある、
斜め隣の家の方が僕の所にやってきた。
それを見た隣の家も加わって近所同士の世間話。
いわゆる『井戸端会議』なのだけれど、意外な話を聞いた。

うちのアパートは路地の一番奥にあって、隣にも同時期に建った
アパートが林立している。
当然、住民は路地を通路として使用するのだが、お二人の話では
『歩いているだけで、どちらの住民なのかが判る』という。
具体的な事は解らないのだけれど、雰囲気だと言う。

顔を合わせても挨拶をしなかったりというのなら判る気もするけれど、
『雰囲気』とはねぇ････
でも、それは100％的中すると言うから面白い。

言われたのはうちの住民は『皆さん大人』だという事。
大家が一緒の場所に居る事も、影響してるんじゃないかって････
でも、そう言われて悪い気はしませんね。

近所付き合いは大事だと言う気もしました。

年越しは一人で迎える

今日は昼過ぎに三鷹の家に行って、正月飾りなどの買い出し。
三鷹に引っ越してからずっと、正月の御飾りは、
地元の鳶職が作るものを購入している。
スーパーなどで買っても同じなのだろうけれど、
こういう物だからこそ、作り手の顔が見えるものが良い。

嫁さんが妙なこだわりを持って、一夜飾りは駄目だとか、
今日29日は二重苦だからと言うので、御飾りを飾るのは明日30日。

御飾りを買った後に『ジョナサン』へ行って夕食。
最近はこの店に来ることが多いかな？
本社の隣だから、店も豪華だし、他の店に比べると食べ物もおいしい。
何よりも子供連れが少なく、お客さんが大人なので、
落ち着けるのがこの店の良い所。

夕食後は大晦日に食べるお菓子の買い出し。
これには全く興味なし。
大晦日は年越しそばを食べたら、秘密基地に帰るので、
年越しは一人で迎えるのがここ数年続いている。

冬休み突入

今日から9連休の年末年始の休みです。
初日の今日は、午前中にデニーズへ行き、久しぶりのモーニング。
今日はスクランブルエッグにパンケーキのセット。
珈琲が美味しかったです。

帰宅してさっそく、アパートの通路など共用部分の掃除。
その後は、部屋の片づけをしながらのんびりと過ごす。
秘密基地で一人住まいを始めて、もう6年になる。
きっかけは仕事で受けたパワハラのストレスで精神的におかしくなってきた事。
実は、子供が小学生の頃、本社勤務時代にも同じような事があった。

仕事を取り上げられ、精神的におかしくなって、イライラしていた。
家に帰ると、子供の騒ぐ声や喧嘩が勘に障って、
家の中の物を壊したり、長女に手を上げたり････いわゆる『DV』。
心が荒んでいる自覚症状があったのと、他に誘われている会社もあったので、
その時は会社を辞めようと思っていたのだが、当時の専務に呼ばれて、
退職を引き止められ、引き換え条件として、僕の希望で子会社に異動する事になった。
でも、その子会社でも定年前に同じような事に遭遇して、不眠症に陥り
再び同じような状態になって、また『DV』をやりそうな予感がしていた。

当時、実家の跡に建てたアパートの一室を『都内の別荘住まい』と称して
一人になれる場所として、週に何回か泊まるようになっていた。
半年後に生活拠点を移し、精神科のカウンセリングを受けながら、
何とか心の病を発症することなく定年を迎える事が出来た。

『都内の別荘住まい』と称した生活は、一人で居る時間が好きな僕にとって、
マイペースで生活できる凄く居心地の良い場所。
かと言って、やっぱり家族と離れて『別居生活』しているのはちょっと寂しい。
そんな訳で、電話やラインで頻繁に連絡を取っている。
それと携帯ゲームの『ツムツム』。
ハートと呼ばれるゲームの参加ポイントを家族同士で送る。
これが、還暦を過ぎた僕の『安否確認』にもなっているのです。

今は家族、特に嫁さんと以前より話を良くするようになったし、
付かず離れずと言った距離感が凄く良いですね。

仕事納め

今日で仕事納め。
年内の仕事は全て終わっているので、今日は作業場の掃除だけ。
就業後に打ち上げをすることも無く、定時で帰宅。
取り敢えず、今年の仕事は今日で終わりです。

来年は仕事のやり方を変えようと思っているけれど、
かと言って、今の仕事を完全に止めるにはもう少し時間が必要。
少なくとも『お小遣い稼ぎ』にもなっているからね。

色々と考えることが多くなった今日此の頃。
歳を取ったせいか？
数年先、しかも仕事の話などは全く興味もやる気も無い。

健康で、活き活きと生活することが一番じゃないかな？

『いい兄貴だぁ･･･』

今日は午前中に床屋へ行って、その後に仕事へ行く予定だった。
でも、昨日のうちに年内の仕事を終わらせてしまったので、
いつも通りに行ったところで特にやる仕事が無い。

床屋が終えて、そのまま出かければいつもの時間に到着するのだけれど、
今日は夕方に約束があって、早めに帰るつもりで居たので
面倒くさくなって、休むことにした。
まぁ、これもいつもの事ですけどね(笑)

夕方の約束と言うのは劇団の仲間、室さんと会う約束。
この間のメールの事で、自分の対応が悪かったのか？
まぁ、そんなに深刻な話ではないのだけれど、珍しく気になって････。
こういう事を第三者的に、冷静に見れる人は室さんしか思い浮かばなかった。
で、話を聞いて貰って、アドバイスして貰って気が楽になった。

室さんと話していて、何だか『兄貴』っていう感じだった。
僕には実の兄貴が居るのだけれど、血の繋がった兄弟って言うのは、
意外と本音を話せないもの。
これは意外と皆さんそうなんじゃないでしょうかね？

信頼できる友人は居るのだけれど、そう云う仲間は同い年だったり、
殆どが年下だったりするので、立場的にイーブンって言うのが殆ど。
そう云う点で、僕には劇団の仲間が皆さん年上なので、
相談事等をした時に、素直に話が聞けたりするのです。

今日、感じたのはそう云う意味で室さんが『兄貴』だっていう事。
僕とは全く違うキャラクターで、僕の事を理解してくれる。
他の人から見ると、煙たいと思う部分も否定せずに受け入れてくれる。
勿論、厳しい事も言われますけどね。

信頼できる年上の友人が現れた事は、凄く嬉しいです。
改めて『いい兄貴だぁ･･･』って思ったのでした。

『メール』『ライン』『ツイッター』はコミュニケーションツールではない

今日はちょっとしたメールのやり取りで気分を害した。
具体的な内容は書くと色々と波紋が起きそうなので止めておきますが、
メールと言うのは、顔が見えないから、相手にニュアンスが伝わらない。

人とのコミュニケーションツールで一番なのは、『会う』こと。
会って、お互いの顔を見ながら話をすることに勝るコミュニケーションは無い。
その次は、相手の声が聞こえる『電話』でしょう。
相手の顔が見えなくても、声が聞こえるから相手の様子がうかがえる。
まぁ、詐欺師なんかはそのあたりをうまく使うんでしょうけれど････

その次は『手紙』ですかね？
手紙はメールと同じと思っている人が居るでしょうけれど、それは違う。
手紙は受け取った時に、人の温もりを感じるものです。
だから、年賀状も宛名だけでもいいから手書きが良い。
手描きで『今年もよろしく』と書くだけでも違うものになる。

ワープロが普及し、メールが一般的になり、ラインやツイッターと
どんどん文章が短くなり、さらに定型化する。
いわゆる言葉に『心』が入らなくなる。
僕は、こういう『道具』はコミュニケーションツールではないと思っている。

そういう相手に、手紙と同じようにメールしても受け取る側が感じない。
今日の不快な思いは、メールの向こう側に顔が見えなくて、
その人が本当に書いた文章なのか？
相手の人格まで疑ってしまうような返事が来たからです。
間違いなく、その人の言葉ではなくその人の後ろにいる、
僕をあまり良く思っていない人の言葉に見えました。

コミュニケーションって言うのは、情報の伝達だけでは不充分で、
人間と人間の間で、お互いの事を意識して
《意志の疎通》が行われたり、
《心や気持ちの通い合い》が行われたり、
《互いに理解し合う》ことが起きて、はじめてコミュニケーションなんだと思う。

ワープロで書いた文章には、人が手で書いた文字から感じ取る人柄のような、
そういった物が無いから、だれが書いても同じで何か物足りないものを感じる。
だから僕にとって『メール』『ライン』『ツイッター』は、
コミュニケーションツールではないのです。
若い人にうっかりメールで連絡した僕のミスですね。
そう言いながら、このブログだって一方通行。
だから、コメントを頂くと、悪口でも嬉しいものです。

クリスマスイブ

クリスマスなんて、子供が小さい時だけ。
今は面倒くさいだけで、クリスマスツリーも飾らなくなった。
そもそも僕はクリスチャンじゃないから、クリスマスには興味無いのです。

クリスマスイブの『イブ』について、テレビのバラエティー番組で出演者に質問したら
『イブ＝前の日』みたいに捉えている人が多いので唖然とした。
日没をもって日付の変り目とする教会暦では、クリスマスは12月24日の日没から
12月25日の日没までの一日を言うのであって、今のグレゴリオ暦の12月24日を指すのではない。
なんて屁理屈を言って『クリスマスイブ』を否定する必要もないですから、
12月24日を『クリスマスイブ』って呼んでも良いんじゃないかって思うけどね(笑）

クリスマスイと言うと、バブル期に僕らより一回りくらい年下の世代が
テレビドラマの影響もあって、クリスマスイブにホテルを予約して、
彼女と特別な夜を過ごす････
なんて言うのが流行って、皆躍起になっていた気がしますね。
僕はそう云う事にお金を使うのはバカバカしいからやらなかった。

クリスマスに限らず、ハロウィンとかクリスチャンでもない人たちが、
お祭りとして騒いでいるだけ。
とは言え、我家も子供が小さい頃にクリスマスツリーを飾ったりしたけれど、
家族でクリスマスケーキを食べたり、プレゼントしたりしてるから、
そう云う時間を作るきっかけ････と考えれば良いのかもね？

今年は秘密基地で一人きりのいわゆる『クリボッチ』でした。
あはは･････

平成の天皇誕生日

30年続いた12月23日の『天皇誕生日』が今年は無かったんだね。
退位されて、天皇を譲位された時点で『天皇誕生日』は2月23日になった訳で、
令和になったのがその後の5月1日だったため、今年は『天皇誕生日』に休めなかっただけ。
それとカレンダー上に天皇誕生日として休日になっているものが無かったり、
中には12月23日を黒字にして『平成の天皇誕生日』と記されたものが有ったりで、
決して『今年は天皇誕生日が無かった…』のではないのであります。

国民の祝日も令和元年に限り、『天皇の即位の日』の5月1日と、
『即位礼正殿の儀』が行われる10月22日は祝日になったから祝日が減った訳じゃない。
天皇を譲位した時点で、12月23日を「上皇誕生日」として祝ってしまうのは、
新旧の併存による「二重権威」と映りかねないとして、上皇陛下が嫌うため、
政府としても当面は平日とするのがふさわしいという見解らしい。

ちなみに国民の祝日は
①元日：1月1日
年のはじめを祝う。
②成人の日：1月の第二月曜日
おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
(従来は元服の儀が行われていたとされる小正月の1月15日）
③建国記念の日：2月11日
政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う(かつての紀元節)
④春分の日：春分日（太陽が春分点を通る日）来年は3月20日
自然をたたえ、生物をいつくしむ。
⑤昭和の日：4月29日
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
⑥憲法記念日：5月3日
日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
⑦みどりの日：5月4日
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
⑧こどもの日：5月5日
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
⑨海の日：7月の第三月曜日
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
⑩山の日：8月11日
山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する(2016年から適用）
⑪敬老の日：9月の第三月曜日
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う
(従来は9月15日）
⑫秋分の日：秋分日（太陽が秋分点を通る日）来年は9月22日
祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
⑬体育の日：10月の第二月曜日
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
(従来は1964年の東京オリンピックの開会式が行われた10月10日）
⑭文化の日：11月3日
自由と平和を愛し、文化をすすめる。
(明治天皇の誕生日に由来。日本国憲法が公布された日。)
⑮勤労感謝の日：11月23日
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
(かつてのかつての新嘗(にいなめ)祭
⑯天皇誕生日：12月23日 (来年は2月23日）
天皇の誕生日を祝う。
と全部で16日。
ちなみに来年は東京五輪の開幕する7月24日が『スポーツの日』と称して休日になるらしい。

昔は国民の祝日を『旗日』なんて言って、玄関先に日の丸を掲揚したんだけどね。
今は家に門柱も無ければ、マンションが多くて国旗掲揚なんてしなくなった。
それと、女性の生理日の隠語として、こう呼ぶらしいから、使われなくなったんでしょうね。
来年はアパートにわざわざ作った門に国旗でも掲揚するかな？

トイレの修理

今年もあと10日足らず。
2019年も災害に見舞われた一年でしたね。
特に豪雨による水害は、予想をはるかに超える被害だった。

地球の災害の殆どが台風や津波、豪雨、河川氾濫による洪水。
地球温暖化によって今後はもっと水絡みの災害が増えそうな気がする。

そんな地球規模の話から、いきなり自宅のトイレの小さい話。
この間の水曜日に、自宅へ行ってトイレのタンクを開けてみてびっくり！
20年も使っているトイレのタンクの中は水垢やカビで真っ黒。

水を流した後にチョロチョロと水が漏っていると言うので、診てみたのだけれど、
確かに水の溜まる部分の水面が、微妙に揺れ続けている。
それもかなり微量なので、タンクの水が無くなったりするレベルでは無い。

便器の中に流れ込む経路はメインパイプしかないから、メインパイプが怪しい。

それで、止水弁の役割をしているゴムボールを上から押さえると水漏れが止まるので、
ゴムボールの表面とパイプの当たり面に水垢やコケが着いて隙間を作っている様子。

でも、嫁さんは真っ黒に変色したカビだらけのタンク内部品を交換したいと言うので、
昨日までに部品を調達して、今日の午後から交換することにした。
交換はモンキースパナが1つあれば出来る、簡単な構造ですぐに終わった。
でも、結局水の止まり方は大して変わらない。

ゴムボールの表面を良く拭いたら少し改善されたけれど、基本的には変わらない。
上から押さえると止まるので、タンクの水位を上げて圧力を強くしたら
止まるようにはなったけれど、やっぱりゴムボールを交換した方が良さそうです。
････と言う訳で、今日の修理は途中で中断と言う感じ。

考えてみれば、僕はこの数年間でトイレのタンクの修理を6回もやって居る。
トイレの部品は錆びたりしない樹脂製品が殆どなので、強そうに見えるけれど、
錆びない代わりに経年変化でもろくなったり、割れたりのトラブルが発生する。
水はちょっとした隙間から漏れるから、水を扱う修理は簡単じゃありません。

人類の歴史は水を征する事へのチャレンジだった。
そんな大きな話じゃないけれど、僕の修理は今後も続くでしょうね。

年内最後の稽古

劇団の台本読みの稽古も今年最後。
今日は初めて利用する新宿区の『住吉生涯学習館』。
所在地は、都営地下鉄新宿線の『曙橋』から徒歩5分ほど。

この辺りは20代に珈琲問屋で働いていた時に自分の営業エリアだったので、
言わば『自分の庭』みたいな勝手知ったる場所。
ところが、そう云うところこそ『知ったかぶり』して行くものだから、
間違った場所に行ってしまうものです。

案の定、気がついたらかなり奥まで行ってしまって戻ってきたお陰で、
数分遅刻して到着する事になっちゃった。
劇団の人達は『知ってる人間の方が間違う』と言って庇ってくれましたが、
単なる『知ったかぶりの田舎者』なのであります。

そんな訳で数分遅れで今年最後の台本読みが始まった。
男性陣はオジサン7名が全員出席。若手5名はI君のみ欠席、その他は全員出席。
対して女性陣は10人のうち欠席が6名、出席者は4名。
こんな状況だから、台本の読み合わせが出来るシーンは限られて来る。

今日は演出助手を兼任している山中君から、台本の一部追加の提案が有った。
彼の書いてきた追加部分は、若い人の感覚が盛り込まれたものになって居て、
正直なはなし、彼との年齢差を感じてしまいました。
でも、そう云った事が出来るのもこの劇団の良さなのでしょうね。
その部分は僕と室さんがテンポ良く絡まないとスベりそうです(←今時の表現）

5時に稽古を終えて、今日は予算面の打合せをする予定だったのだけれど、
予算の件は何とか目処がついたので、他のメンバーも誘って飲み会に変更した。
いつもさっさと帰ってしまうWさんが珍しく参加、新加入のEさんも加わって、
出来れば若手も一緒にと誘ったんだけれど、彼らは予定があるらしく帰宅。
まだまだ年齢の壁は高いのかな？
それでも久しぶりに座長を囲んで、楽しい打ち上げの飲み会になりました。

取りあえずビール････の後に飲んだ宮城の銘酒『一の蔵』の冷酒は美味かった。
3合ほど飲んでしまって、帰宅したら暫く気を失って居ました(笑)

これで今年の稽古は終了。
年明けから立ち稽古に入る予定です。

東武練馬・『たけいし』ふたたび･･･

週末の今日は、仕事も順調に終わらせて終了。
帰宅してから、友人のモモちゃんに声をかけて、迎えに来て貰い、
久しぶりに東武練馬でゆうじん知り合いが経営する飲食店『たけいし』へ行って来た。

僕がこのお店に来るようになったのが、3年前の2016年。
定年退職した時に共済会から支給された慰労金を使って、
3年連続でスイス旅行に行った際に知り合った人が個々のご主人。

ご主人の稲波さんの生き様が何だか格好良くて、大好きになっちゃって、
連絡先を教えて貰って、旅行から帰ってすぐに訪ねて行った。
『本当に来るとは思わなかった』
とご主人に言われたのだけれど、僕の場合は『行く』と言ったら必ず行く。
社交辞令で『今度行きますね』なんて言うのは、嘘をつくようですからね。

秘密基地のある荻窪から、東武練馬までは意外と近い。
特に環状8号線の『井荻トンネル』が出来てから、殆ど信号が無い為に、
混雑が解消されて、車で行けば20分足らずで到着する。
電車を使うと荻窪⇒新宿(乗換)⇒池袋(乗換)⇒東武練馬と2回の乗り換えがあって、
スムーズに行っても50分以上かかるから、車の方が断然早い。

ご主人の稲波さん、背中が痛いと言って医者に精密検査を受けるように言われて、
先月、その検査を受けて結果が出ると聞いていたので、
ちょっと気になって出かけたと言うのも理由の一つなんですけどね。
幸いな事に、心配していた『癌』は無かったみたい。
胆石で背中が痛かったらしく、これから投薬で直すと言う。
元々、糖尿病の気があるから注意するように言っていたのですけれどね。

店に行って、稲波さんの元気そうな顔を見てひとまず安心した。
今日は大好きな『レバ野菜炒め』と『チャーハン』を注文。
同伴したモモちゃんは名物メニューの『麻婆カツ中』。

とにかく、量が多い上に味付けが良いから食べ過ぎてしまう。

元々、僕は脂っこい中華料理が苦手で、この店以外はまず行かない。
数年前から、ラーメンも食べなくなり、食べると気持ちが悪くなったり。
だから最初はドキドキしてこのお店に来たんですけどね。

3年で奥さんとも仲良くなって、今は本当にいい友人関係。
商売や株の話になると、稲波さんの目が輝いてくるのが解る。
どこか僕に似ている部分がある気がします。
最近は僕のお芝居にも御夫婦で来場してくれるようになった。

その奥さんの『秘密のレシピ』を今日は教わって帰って来た。
御飯に載せて食べると、他にオカズが要らないくらい美味しい惣菜。
瓶詰にして売ったら、バカ売れするんじゃないか？
と思うので、中身についての事は一切秘密です(笑)。

2時間ほど居て、お腹一杯になって2千円弱。
稲波さんの心意気がにじみ出ている値段で大満足でした。

のんびり過ごす一日が、一番好き

先週の木曜日に頼んだ窒素ガス。
業者の担当営業が間抜けで、見積もりを間違っていたと言う話に始まって、
仕事に必要なガスボンベを火曜日に受け取るはずだったのに、
なんと今日の夕方になってやっと納入された。

結局、窒素ガスが来ても据え付けて、減圧弁を取りつけたりで、
作業が再開できる事を確認するに留まって終わり。
そんな訳で、昨日は仕事にならないので、火曜日の時点であらかじめ休みを取った。

実は月曜日に嫁さんからメールで
『トイレの中に溜まっている水が、何となく波立っている』と連絡があって、
ネットで補修部品を買うけどこれで良いのか？と訊いてきたので、
『水周りは簡単じゃないから、まず見てから』と答えた。

水曜日で嫁さんは休みなので、昨日は仕事を休みやすかったかな？
午後から自宅へ行ってトイレの様子を見たら、確かに水がチョロチョロと漏れている様子。
タンクを開けてみてびっくり！
20年も使っているから、タンクの中は水垢やカビで真っ黒。
嫁さん曰く、フローターと止水弁の辺りから水が漏っていると言うのだけれど。
便器の中に流れ込む経路はメインパイプしかない。
僕は止水のボールが怪しいと診た。
ボールを上から押さえるとチョロチョロが止まりますからね。

でも、嫁さんはタンク内の部品を交換したいと言うので、そっちもついでに。
というわけで、日曜日までに部品を調達して交換することにした。
娘は自宅で仕事をしているので、3人で晩御飯を食べに行こうと誘ったけれど、
週末に消防点検があるので部屋を片付ける必要があるらしく却下･･･。

仕方が無く秘密基地へ戻って、一人の晩御飯になりました。
まぁ、こんなものです。
それでも、のんびりと過ごせた1日は僕にとって有効な1日だった。

今年も残り10日。
年末年始は慌ただしいだけで、好きじゃない。
今日も仕事にならなかった一日。
昨日のようにのんびり過ごす一日が一番好きですね。

夢に出てきそうだ････

今日はサッカーチームのメンバーに電話して1時間半も話をしちゃった。
それもサッカーの話じゃなく、仕事の話。

実は定年退職前に、仕事を干されてやることが無かった時に、
サッカーチームのメンバーから電気回路の相談を受けた。

会社に行ってもやることが無くて暇な時間を潰している毎日が勿体ないので、
本社に出向いて相談を受けては、基礎実験やデーター取りのやり方を指南して、
目指す性能を出すためにはどんな電源が必要なのか？
設計仕様を決める所までは面倒を看ていた。

僕が設計してしまえば簡単だったのだけれど、意地を張ってやらなかった。
その代りと言っては何だけれど、仕様を見て設計が出来そうな若手に
ちょっと面倒を看てくれないかと頼んで、設計をやって貰った。

その後、僕が定年退職した後に、その若手が作った実験回路は、
見込んだ通り、そこそこ満足する性能を出した。
そこまで出来れば、後は僕が出る幕は無い･･･
そう思って、定年退職後は完全に前の会社から離れる気持ちが固まった。

ところが、今日の電話でその後の装置開発の話を聞いて耳を疑った。
あれから4年も経っているのに、いまだに出来ていないという。
『4年もあれば2～3回作り直したんだろう？』
と訊いたら、何とそれ以降は全く進展していないという。
それも電気設計の基本である熱計算が全く出来ていないらしいのだ。

デジタル回路の設計など、仕様書を作って他人に頼めば出来てしまう。
世の中の物はデジタルで制御できても、最終的に人間が接する部分はアナログなのです。
それがアナログの面白さで、アナログが判らない人間には高度なものは作れないのです。

電気設計で最初にやる事は、回路設計ではなく『熱計算』。
これは僕の持論でもあるんだけれど、電気設計なんていうものは
『熱計算』。以外は、難しいものは殆どない。
逆に『熱計算』。が出来ないと、回路規模も決まらないし、
最終的な外観デザインも決まらないのですよ。
電話で話を聞き、簡単な計算をしながら話をしたんだけれど、
そう云った簡単な事すらやっていないのだという････。

まいったね････。
冗談だと思って聞いていた仲間の愚痴が、冗談じゃなかった････
少なくとも僕が関わっていれば、良し悪しは別にし形になっていた気がします。

『今からでも来て、指導してくれませんか？』
なんて言われたけれど、僕にはもう、そんな仕事に没頭する気力も、
技術者としての能力も既に失われてしまっていて、
それこそもうポンコツで使い物になりません。
ただね････
なんか意地を張って、彼らを突き放した自分に対して、責任を感じちゃいましたね。
夢に出て来そうです

わーい❗明日は休みだな🎵

今の事務所で、唯一金を稼ぎ出しているのが、僕が担当している電気回路の修理。
半導体製造装置に使用するガスの流量を制御するコントローラーの修理がメイン。
設計が悪く、電源が容量ギリギリで使うために発熱が大きくて、
回路に使用しているリレーも、開閉頻度が高いので、寿命が数年と短い。
基本的な動作は悪くないのだが、製品として使う場合の考慮が足りないかな？

寿命がある部品は使わないのが、一番なのだけれど、それでもリレーのように
回路の絶縁や耐ノイズ性、電流の経路等を考えると、機械的な接点を持つリレーを
やむを得ず使う場合もあるから、その場合は部品交換しやすく作るのも設計の手法なのです。

とは言え、半導体の製造ラインは一旦作ると、設備を止められない上に、
古い装置も修理が出来る物なら、直して使い続けて設備の償却をする。
そんなわけで、貸し出し品を用意して、故障した場合に貸し出し品と入れ換えて、
その間に、壊れた回路を修理してストックして貰っているのです。

壊れない装置は理想なんだけれど、悲しいかな壊れるから修理という仕事が成り立つ。

設計仕様書もなければ、正確な回路図もない中で始めた回路の修理も、
残されていた図面を探し出して、現物を見ながら何とか回路の動作を読み取って、
この修理に必要なテストサーキットや、実際にガスを流す装置も、
棄てるバラックから部品を取って、試験が出来る治具を作ったりして、
今では余程の事が無ければ、回路の故障箇所や故障原因が判るようになってきた。

実は先週の週末に、その試験治具に使用する窒素ガスが無くなって、
今朝にも届くはずだったのに、業者の手違いで木曜日になるという。
ガスが無いと、仕事をやろうにも出来ないから困ったものです。
急ぎの仕事では無いから、ガスが無い明日は事務所に来てもやることがない。

仕事がないのに、時間を潰して居るなら、家でのんびり過ごした方がマシ。
わーい❗明日は休みだな🎵