今日は市民大会で、いつものフルサイズのコートではなく
子供用のグラウンドで8人制のシニアサッカー。
狭いから・・・と言っても、意外と一人当たりの運動量は多くて
フルサイズのような、休みながらボール回しをするのは
なかなか難しい。
僕らのチームは、3チームのリーグ戦で勝ち抜け。
去年の決勝で圧倒的に攻めながら引き分けて、
その後のPK戦で負けた相手が、同じグループに居た。
今のチームを作る前に、僕が所属していたチームで、
サッカーに対する考え方が全く違って、
勝てばサッカーの内容なんかどうでも良いみたいな
そんなチームがいやで、脱退したチームだけに、
そのチームに圧倒的な内容でサッカーをしても
結果として勝てなかった事が、あまりに悔しかった。
半年後の春のフルサイズのシニア大会でのリベンジを誓って、
それこそ1本もシュートを打たせないで、
前回以上に圧倒的な試合をしていながら、またもや無得点で引き分けた。
そして再び、PK戦で負けて銀メダルに終わってしまった。
そしてまた半年後。
今回は決勝トーナメントに進む、前段階のリーグ戦で
奇しくも同じ組になり、今度こそ圧倒的なサッカーで
ねじ伏せてやろうと思って、臨んだ試合だった。
相手チームには、普段一緒にフットサルをやっている仲間が
半分以上居て、会社のサッカー部のメンバーも3人居る。
試合前に、楽しいサッカーをやりましょうと挨拶してたから
がっぷり四つで、せめぎ合いの楽しいサッカーを予想していた。
相手は一試合目で8-0と大量得点を奪い、我々は3-0で勝利。
我々は引き分けではトーナメントに進めないので勝つしかない。
対して相手は、なんと引き分け狙いだった・・・・。
8人制の子供用グラウンドでのサッカーは、引いて守れば
点を奪われる事が少ない。だから勝つ気が無ければ引いて守れば
負けることは殆ど無いのです。
相手はボールを持っても攻めてこない。
ボールを奪われても、奪い返しに来ないでひたすら守る。
そんな術中にハマッテしまい、点を奪うためにはゴロのパスって
試合前の約束事も頭に血が上って、空中戦に持ち込んじゃった。
これも相手も思う壺・・・・
おまけに相手には、喧嘩を売ってくる下品なメンバーも居て
うちのメンバーがその挑発にまんまと乗ってしまうし・・・・
結局、相手側のサイドでずっと試合が運ばれても、
ゴールネットを揺らすことが出来ず引き分け・・・・
決勝どころか、予選敗退で終わってしまった。
点を奪えないチームは勝てない。
結局、サッカーを楽しむことに重きを置く我々のチームと
なりふり構わず、勝ちにこだわるチームの違いと言うことでしょう。
我々は自分達のサッカーをやって敗れた・・・・
試合に勝って、勝負に負けたという典型的なパターン。
非紳士的な汚いプレーをしてでも、楽しむことより
勝つことにこだわるようなチームは好きじゃない。
僕のサッカーに対する考えは、変わらない。
だからこそ、そんなチームに勝たせてはいけないのに・・・
今日は楽しくない、つまらないサッカーやっちゃった。
でも、これってきっと負け惜しみや、負け犬の遠吠えなんだよね。