今日は用事が沢山あって、会社を休んじゃった。
週末に法事があって、車で千葉まで出かけないとならないんだけど
タイヤが劣化して、サイドラインに亀裂が入って、
このまま走ってると、いつパンクしてもおかしくない状況で
もう半年近く乗っていたんだけれど、いよいよ交換しないと
長距離で家族ともども事故に遭うわけには行かないからね。
それで、本当は昨日の夕方にタイヤ交換だけでもしておこう・・・
って思ったんだけど、出そびれている間に上司に
『車のディーラーに行くから早めに帰る』って、3時に上がられちゃって
先を越された僕はすぐさま『僕は明日、休むかも知れません』
と言っておいたので、今日は朝から出かけて色々やること決めた。
今日の予定は
①タイヤ交換(近所のタイヤ館)⇒②掃除道具の買出し(近所のJマート)
⇒③アパートの片付け(荻窪)⇒④食材の買い込み(荻窪駅タウンセブン)
⇒床屋
だった。
午前中にタイヤ交換をして、アパートに到着するまでは順調。
ところが昼過ぎに、電話がかかってきた。
それがなんと実家の斜向かいの家からの電話。
後で顔を見に行こうと思っていた、昔から付き合いのあるおじさんが
なんと、月曜日に亡くなって今日の夕方にお通夜があると
僕と仲の良い、娘さんからの連絡だった。
『なんだよ、今荻窪にいるからすぐ行くよ』って、訪ねて行った。
長年患った、肺がんでついに息を引き取ったらしい。
最後に会ったのはつい2週間前。
僕のアパートが建つのを心配しながら、見守っていてくれた。
完成したときは、一番に見に来てって誘いに行ったのに
歩くのが苦しくて、結局見せてあげられなかった。
このおじさん、お袋の幼馴染で親同士が
今は無き『日本サルベージ』の同僚。
つまり僕のおじいさんの頃からの付き合いで、
僕らで3代、かれこれ70年以上になる。
子供の頃、身体が弱かったお袋を見かねて、
その当時郊外だった荻窪に『隣に土地が空いてる』といって
引越しを勧めたのがきっかけらしい。
80歳過ぎても、お互いに名前で呼び合う仲で
一人暮らしのお袋の面倒を本当によく見てもらった恩人でもある。
僕は27歳の時に親父を亡くしたので、何処かで親父みたいに思っていた。
斎場に行く前に、顔を見せてもらってお礼を言ってきた。
そんな事があって、急遽喪服を取りに戻って、またトンボ帰り。
ところが持ってきたのは喪服ならぬタキシード・・・・
仕方が無く、ズボンだけ履いて金具をベルトで隠して
サイドラインがあったけど、焼香をさっさと済ませて誤魔化しちゃった。
帰りに食材を買い込んで、床屋に行って散髪。
何とかアパートの片付け以外はクリアできた。
しかし、偶然なんだよね。
会社を休んだことも、荻窪に朝から出かけたことも偶然。
でも、偶然だからこそ、縁があるのかも・・・?
って思った一日でした。