『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

何処かアンフェア

2010年01月31日 | Weblog
今日は劇団の集まりがあった。
先週、台本が届き一通り目を通した。
そして今日は演出が芝居の雰囲気をみんなに解説しながら
台本を、読んで聞かせる「本読み」。

今回の芝居は魔女の一家が中心になって進むお芝居。
ただ、僕はこの台本を読んだ直後にガッカリした。
正直な気持ち「また、今回もかぁ・・・・」という気持ち。

僕は音楽をやっているし、ミュージカルを始めた以上
いつかは一曲、いわゆる「その他大勢」や、ある曲の一部でソロを取るのではなく、
「愛と青春の旅立ち」や「アラジン」みたいにデュエットで、
男性が女性の上のパートを唄うような曲をいつか一曲唄いたいといった願望があった。

それが男女のデュエットの格好良さと思っているからね。
僕の大好きな男性ジャズボーカル『あゆむんど』が
同じく女性ジャズシンガー『ギラジルカ』さんとライブで、
そういう格好良いデュオを聞かせてくれて、そのたびに
『これだよ!』って、鳥肌が立った事が何度もあって、
余計にそう思うのかも知れないなぁ?・・・・・

今回の芝居は特に事前に聞いていた話の筋と、台本を読んでゆくうちに
きっと、そういうシチュエーションになるだろうって
期待しながら台本を読んでいたから、完璧に期待を裏切られた感じ。
そして、今回もそういう歌を唄うのはいつもの決まったメンバー。
聞くところによると、こういう人たちは、事前に演出家へ頼んでいるらしい。

僕は親に、『金は貸したらやったと思え』といったような教育を受けていて
いわゆる「無心」とか「おねだり」とかは、『はしたない行為』と
インプットされていて、他の人のようにアピール出来ないのです。
きつい言い方をすればそういった媚を売るような『図々しい行為』は出来ない。
何処かアンフェアな感じが否めなくて、嫌なんです。

それでいつも、声がかかるのを待っている。
仕事でも自分から『○○を買ってくれ』とか『××が欲しい』
なんて言う事はまず無くて、現状で出来る事を一生懸命やって
『今の状況で出来るのか?』とか『必要な道具があるなら買え』
と言われるまで待っている。
と言うより、そう言わせるような『無言のアピール』
をするような仕事の進め方をしている。
これは一種のプライドでもあるんですよ。
ありがたい事に、実際にはそのアピールを感じてくれる人が上に居るから
僕は仕事の面では、いつも特別待遇を受ける事が多い。
僕はそういう面では凄く恵まれているなぁって思います。

そんな性格だから、芝居の唄も実績を積まなくちゃダメだと
ずっと思いながらやっては来たんだけれど、今回は芝居の流れや
ラストシーンへ向けて、デュエットする場面が有るって感じていたから
ガッカリ感は、今まで以上に強い。
理由が解らない上に、そんな事は言えないし、訊けない。
まぁ、僕は下手糞だからダメなんでしょうね・・・きっと。

結局は、この劇団は古株の人たちのための芝居。
相方に愚痴を聞いてもらうんだけど、いつもそういったアンフェアな話。
唄だけじゃなく、劇団の運営に関しても同じような事が多々ある。

結局、僕は古株の引き立て役に過ぎないって思っちゃう。
まぁ、それも仕方が無い。そういう組織って、日本には多いからね。
まだ、古株の人のように演出に愛されていないのでしょう。

去年からずっと感じてきた事が、今回はハッキリと判っただけ。
そういう事を感じてくれない相手に、僕も愛情を持てなくなってきた。
もういいや!今回で最後にしようかな・・・と言う気持ちになった。

離れてゆく気持ちって、意外に加速するんだよね・・・・
だから、逆に今度の芝居はしっかりやらなくちゃ!!って思わないと
ダメなのかも知れない。しんどいなぁ・・・・

愚痴でした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間の感覚

2010年01月30日 | Weblog
一ヶ月があっという間に終わっちゃった。
年明けから、週末は家に居る事が多かったので、
取り溜めしたテレビ番組を、ボケ~っとソファーで観たり
昼寝をしたり、ギターを弾いたりと一日が長く感じた
週末が多かったんだけれど、意外とそれはそれで有意義だったり・・・・

土日のどちらかに出かけたりすると逆に、
週末があっという間に終わってしまうから
自分にとって、どちらが有意義なのか?
解らなくなる事が多かったかな?

今週末は芝居の稽古が始まり、来週から相方と練習を始めたり
来月はサッカーも徐々にやるようになるだろうから
週末が短く感じるようになるんだろうか?

ボケ~っと時間を過ごして、ゆっくりと時間を感じる週末と、
精力的に外へ出て、時間を忘れて趣味に興じる週末。
多分、両方とも自分にとって有意義な時間なんだろうなぁ。
要は、メリハリのある使い分けが大切・・・・と言う事なんでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人ってさ・・・

2010年01月29日 | Weblog
何か言いたい事が言えない自分が居る。
ブログで、言いたい放題・・・の気がするけれど、実際には違う。
本音は一切隠している気がする。
まぁ、当たり前だよね。
そんなに自分の全てを晒すほど勇気が無いし、本当の気持ちを言うと
壊れてしまう人間関係だって、今の僕には沢山あるから。

例えば仕事。書類好きの上司が居て、どうにもならない書類地獄。
書類一つ見つけるにも、時間を要するのでイライラする。
それで欲しい情報はというと、何の事は無い、単なる数字だったり・・・
こんなやり方は無駄!と、声を発しているものの、
実際、本人を前にして言う時には遠回しにしか言えない。
みんなが不満に思っているのに、誰も言い出せないで従っている。
後から来た僕にしか、変えられないのかも知れないけれどね・・・・・

そういうことで確執が生まれて、仕事がやり難くなることが怖いのかな?
前の部署での一件が、トラウマの様になっているような気もする。
それで、人を見て対応を変えている二面性を持ってる様な自分に凄く嫌悪感を持ったり・・・・

これは劇団でも同じ。不満が一杯でも、何か言う事で生じる確執が怖い。
前にちょっとした事でグチャグチャ言われた事が有って面倒臭い。
ご機嫌伺いしてまで、趣味(遊び)をやろうとは思わないからね。
だから辞めてしまおうかと思ったけれど、それでも楽しい部分が捨てきれない・・・
それで、またイライラしながら続ける。
芝居そのものが楽しいから救われるんだけど、やっぱり何処かしんどい。

サッカーは言いたい事を言える仲間と、新たなチームを作ってやる事にした。
音楽は・・・・八割くらいは、本音を言えてるからOKかな?
そういう意味では、この二つはストレスが溜まらない。

何処かで我慢しなくちゃいけないんだろうな・・・・大人ってさ。
だから毎日書いている日記には、本音が一杯。
これだけは絶対に他人に見せられない。
僕が死んだら、大量に書いた本音を誰かが読むんだろうなぁ・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胡散臭い相撲協会

2010年01月27日 | Weblog
相撲協会って、なんだか胡散臭いね。
貴乃花が「新しい相撲協会を作る」と言う言葉と行動には、
人気に陰りが出ている相撲にお客さんを戻すためには、
今の協会の古い体質を変えなければと言う強い思いを感じる。

そもそも、理事の選挙は一門同士の枠が有って話し合いで決めるなんて
何の事は無い「談合」じゃないの・・・・
先輩達が築きあげたもの・・・なんて、聞こえが良いけれど
これだって「既得権」を手放したくないだけの話。
こんな連中に、相撲協会を任せているからいまや国技とは名ばかり。
横綱はもとより、大関や幕内上位は殆ど外国人。
国技をしっかり守ろうとするならば、外国人なんて入れなければ良いのに
客寄せのために入れておきながら、『振る舞い』をがたがた言う。
それを言っているのが相撲の世界では「不浄」と言われている女性委員。

貴乃花はストイックで、相撲を極めたいと考えているらしく
その考えに賛同した6人の親方は、なんと「破門」だとさ・・・・
都合の良く『伝統』を翳して、新しい時代の波を受け入れない。
麻薬や大麻、挙句は八百長まで取り沙汰されて今や『国技』としての
権威や格式を言う以前の話。

貴乃花が選挙で当選したら世間は注目するし、相撲界も変るだろう。
『談合』で既得権や保身が露骨に行われている。
こんな組織は、いずれ消滅するだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さてと・・

2010年01月26日 | Weblog
今週で一月も終り。
仕事も本腰入れてやらなくちゃいけないなぁ・・・
とりあえずだが、試作機を作ると宣言した3月末まであと2ヶ月。

実際のところ、ある部品がどうしても上手く作れず
それが出来ないことには全く先に進まない。
ちょっとしたミスが、性能を左右する部品。
この一年でやってきたことは、その部品を作る事。

ところが、あることをきっかけに今までの概念を捨ててみた。
そうしたら、何だか呪縛から解き放たれたようにアイデアが浮かぶ。
僕が好んで使うお絵かきソフト「VISIO」で概ねの寸法図を描いて
それを機械系のCADを使って、実際の寸法で形にして行く。
この機械系CADは、この時のために隣に座る女の子に講習で覚えさせて
最近は、機械系のCADを使うことが楽しそうに仕事をしてくれている。
その彼女が、僕のイメージを3Dと呼ばれる3次元の立体的な絵にして、
具体化してくれる。
彼女も、そういう作業を楽しんでいる様子。

基本的な形が決まれば、そこからはその寸法に合わせて電気回路の
部品レイアウトを決め、電気図面を描いて行く。
今回は、回路もシャーシも全部手作りでやるつもりだから
細かい部分の図面が出来ていると凄く楽になる。

いよいよ、本格的に動き出す時が来た・・・・と言う感じ。
「あいつが何とかするだろう」と上手く行って当たり前みたいな、
それなりに期待されて、過大なプレッシャーを感じて来たのだが
逆に今はそれに応える楽しみに変りつつある。

人間って不思議ですね。
特に僕の場合、尻に火がついた方が良いみたいで、そういう時が妙に楽しい。
やっぱり、僕はちょっと変態なのかも知れない・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お袋に感謝!

2010年01月25日 | Weblog
僕は4人兄弟の3番目。男3人、女一人の兄弟の次男坊。
昔で言えば、カスですな・・・・。
兄は住友金属系の海運会社に勤め、この夏に定年を迎える。
と言っても、会社人生の殆どは住友金属への出向で終わるんだけど・・・。

長兄は20代半ばに鹿島へ居を構え、区画整理で引っ越した途端に、シカゴへ転勤。
120坪の新築の豪邸には1年も住まず、グランドピアノも置いたまま
アメリカでの生活を10年以上過ごした。40歳後半に帰国して
東京勤務になったので、埼玉の越谷に新居を購入。
ところがその家も2年足らずで、今度はブラジルに転勤。
定年後は特別待遇で4年間、新会社設立のためにリオデジャネイロへ行く。
羨ましいのはアメリカもブラジルもW杯が開催される時に居る事。
鹿島に住み、鹿島スタジアムは目と鼻の先。
そのくせ兄はサッカーを全く知らないから、神様は何を考えているのやら・・・

すぐ上の姉は、シドニー在住。
元々、独身でシドニーの日本人学校の教師として渡豪。
4年の任期を終えて帰国するはずが、向こうで知り合った男性と国際結婚。
今は現地の高校で日本語を教える傍ら、英語教師を育てる学校の
留学関係の仕事をやっていて、今回はその仕事で日本に帰国した。

弟は化学関係の開発技術者。偶然にも、僕が今作っている顕微鏡のユーザーでもある。
弟も大田区の蒲田にある社屋が、千葉に移転するので生活が変る。
相変わらずの生活を送っているのは僕だけかな?

そんな事もあって、昨日は兄貴の家に兄弟が集合。
もしかして、この先4人が集まれるのはずっと先になりそうだから。
弟の娘のフィアンセがお袋に会うために、一緒に来た。
そういう気持ちが嬉しいのと、気難しい弟と酒を酌み交わして
意気投合するところなどは、我家の親戚に迎えるには全く問題なさそう。

兄弟同然に付き合っている従兄弟もやってきて、まるで正月。
兄貴の嫁さん、弟の嫁さんに兄のところの姪っ子と弟の娘の4人に
従兄弟の嫁さんと、姉が連れてきた次女が加わり、女達6人は
お袋を囲んで、ワイワイガヤガヤ・・・・

こちら男衆は兄と弟、従兄弟と4人で世間話や仕事の話。
と言っても、話題はもっぱら兄貴の行くリオデジャネイロの話。
ブラジルに行って、鹿島アントラーズの認知度にびっくりし、
僕が『ジーコのお陰だよ』と言えば、兄貴が納得したり、
従兄弟がまた、面白い世の中の裏情報を披露してくれたり
弟は単身で千葉へ遠路通うのに、その話がいつの間にか千葉へ新居を構えて、
いずれは夫婦でそこへ永住する話になっているのを大笑いして聞いていたり、
何だか凄く楽しい集まりになった。

正直な話、お袋がいつまで元気かわからないし、兄弟だって随分歳を取った。
この集まりが最後になるかも知れないし・・・・・
残念だったのは、我家は子供達が部活などで来なかった事。
嫁さんは子供を残して出かけるような人じゃないので仕方が無い。

夕方、去年結婚したデザイナーの姪っ子が弟の娘と姉のところの娘を連れて
原宿へ出かける事になり、6時前に解散する事になった。
うちの子も来れば、原宿へ出かけて楽しかっただろうに・・・・まぁ、仕方が無い。
次に集まるのは7月3日。
弟の娘と一緒に来た彼氏との結婚式。
今、流行りのお台場で結婚式を挙げるらしい。
姉は、今週の水曜日に帰国。娘はそのまま日本に1年ほど住むらしく
お袋との生活が始まる。

それぞれ、違った道を進む兄弟。何だか、兄弟が沢山居てよかったと思う。
そういう意味では、お袋に感謝しなくちゃいけないなぁ・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台本が来ました

2010年01月24日 | Weblog
今年の劇団公演の台本が届きました。
題名は『華々しき魔女たち』
一通り、目を通しましたが今年は去年ほど出番が有りません。
と言っても、そうでもないかな?
良く判りません。
なんせ、台詞が無くてもずっと舞台上に居るようなことが凄く多い
芝居をやる劇団なので、出番という意味では判らないのです。

内容は魔女一家の話。
ただ、そんなに魔法が出てくるわけじゃないので、
どういった演出をするのか?これから判るわけです。

正直なところを言えば、今回は台本の内容が余り好きじゃない。
以前から思っていたんだけれど、内容の一部に品が無い。
品が無いのと、下品なのはちょっと違うと思うんですけどね。

あえて下品な話題でも、笑えてカラリとやる芝居もある。
久本雅美などがやる『ワハハ本舗』の芝居はその典型かな?
凄く下品なんだけれど、何処か笑っていやらしさが残らない。
下ネタをさらりとやってのけるのが面白いのです。

品が無いって言うのは、下ネタじゃなくても見ていて嫌悪感が湧くもの。
具体的には言えないけれど、今回の台本には僕がそう感じる部分がある。
たとえば、実在する病名を使ってみたり・・・
つまり、そういった経験がある人がどう受け止めるかを吟味した
表現で無かったり、笑って観ていられない部分が有ったりすると
僕は『品が無い』と感じるわけです。

それと不必要に肌を出すのも好きじゃない。
プロの劇団ならいいですよ。
そうじゃない、何処かでアマチュアを売り物にしている劇団が
きわどい演出をしてまでやる芝居じゃない気がする。

ましてや中高年の芝居。正直言って、そういうシーンは無理があるし不要だと思う。
今回は、そういった類の演出が有るみたいでちょっと嫌だなと思う。
まぁ、やってみないと判りませんがね。
要は正攻法で出来なくなった証のような気がするんです。

これから始まるというのに、何だかワクワクしない・・・・
僕自身の問題かな?とも思うんですけれどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに感動したテレビドラマ

2010年01月23日 | Weblog
土曜日で、前日は飲み会。
昨夜はビール、冷酒、焼酎、カクテル、サワーとチャンポンで飲みすぎて
久しぶりにベッドから起きる時に頭がフラフラした朝。

お昼過ぎまでソファでグダグダしていて、子供達も嫁さんも出かけたので
一人で以前に録画したテレビ番組
『阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間~命と向き合った被災記者たちの闘い~』
をゆっくり観た。

ドキュメンタリーでは無いが、登場人物は実在する人の本名で
番組の中でも、本人のインタビューが随所で盛り込まれて
もう15年も経つのか・・・・なんて思いながら観ているうちに
ドラマに引き込まれてしまった。

極限の状態で取材をした新聞社の社員達のプライド。
色んな事に遭遇しながら、葛藤の中で仕事を続ける辛さ。
観ていて『こんな事が現実にあったなんて・・・・』と思うばかり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『男は道具だ』

2010年01月22日 | Weblog
今日は職場の新年会。
普段喋る事が余り無い、立場上は僕の部下になるS氏と一緒に
趣味の話で盛り上がった。
S氏は4年前に、中間採用で入社した実力者。
生え抜きの社員とはちょっと違う、いわゆるプロフェッショナルの
雰囲気を持った頼れる実力者。
彼に任せておけば大丈夫だと信じて、一切口出しをしないで
仕事を任せている状況。

その彼と隣に座って、趣味の話。
僕の好きなサッカーでも、彼の好きなゴルフの話題でもない。
刃物の話題で盛り上がる。
僕は包丁をはじめとして、鋏やカッター、サバイバルナイフや
ニッパーなどの刃物が凄く好きで沢山持っている。

会社に持ってゆく筆記用具のケースには、万年筆、ボールペン
それに0.3、0,5、0,7、0,9mmと4種類のシャープペンのほかに
小型と大型のカッターナイフに切れ味の良いハサミが入っている。
とにかく筆箱に刃物を入れるほど、刃物好き。

切れない刃物は意味が無い上に、手を切る可能性が高く危ない
というのが僕の持論。
子供にも3歳の頃から、切れる本物の包丁を使わせているし
ハサミも工作用の凄く切れるハサミを使わせている。

S氏とは包丁の研ぎ方で意見が合った。
包丁の研ぐ角度や、片刃と両刃の包丁の研ぎ方の違いなど。
刃物の研ぎ方は、20代に通っていた職業訓練校の特別講座で
2日間みっちり教わった経験があるのだけれど、S氏はそういう僕を
納得させる知識を持っていて感心した。

彼との共通の考えは『男は道具だ』と言う事。
道具じゃない、腕だ・・・・は確かに間違いないが
逆に悪い道具では、良い仕事が出来ないと言うことで一致。
これは僕等の仕事でも同じで、
『道具が無いなら買え』『買うなら安物を買うな』
『良い道具を買って貰ったら良い仕事をして返せ』
僕が今の職場に移って最初に口にした言葉でもある。

先週、デジタル技術者のS氏に
『今の測定器は古くて仕事が進まないだろうから、最新の測定器を買っていいよ』
と話をしたばかり
そう云った事もあって『男は道具だ』は
実際に仕事でも実践しているというのも手伝って、とにかく今日は
道具の話で相当盛り上がった。何処かでライバル意識もあったかな?
何処か共通点を見つけた二人。
この先、良き仕事の協力者として、上手くやって行けそうな予感がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまには、いいじゃない・・・

2010年01月19日 | Weblog
昨日は、と言うより今日の夜中までお通夜の延長で
家に帰ったのが3時過ぎ。
いつもどおり朝6時半に起きてみたものの、何となく酒が残っている。
と言うより、酒臭い。
これじゃぁ、会社に行く状態じゃないと判断して午前中は半日休暇。
そして風呂に入って、11時まで寝て、すっきりしてから出社した。
たまには、こんなことが有ってもいいでしょう。

昨日の話題になった憧れの女性だったK子さん。
なんだか無性に逢いたくなっちゃった・・・・
僕が鈍くて、彼女の気持ちに気が付かなくて、
結果的に僕が放り出しちゃったんだけど・・・・・

相方たちいわく『世界中の何処へも行けない状態にして、放り出した』
うーん、これ否定できなかったんだよなぁ・・・
今、思えば本当に最低の男の対応って感じでね・・・・

でもね、彼女に元の彼のところに戻りなよ・・・って言った日は
僕は家に帰るまでの車の中で、一人泣いたんですよ。
本当に一年分くらい、涙が出た気がしたんです。

若かったんだなぁ・・・って思う。
だから、許されるなら逢ってみたい。
今でもきっと素敵なままなんだろうなぁ・・・なんて期待を込めて。
邪な気持ち・・・じゃぁ、決して無いんですよぉ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葬儀=同窓会という年頃

2010年01月18日 | Weblog
数年前まで、メインのギタリストだったDera氏。
若い頃のDera氏の家は溜まり場になっていて、そこに大勢の人間が良く通って
夜中までギターを弾いたり、大声で歌ったり・・・・・
何かとお世話になったお父さんが亡くなった。
それで今日は、お通夜になって弔問にその面々が集まった。

僕は次女のコンクールが終わって急いで帰宅してから出かけたので
皆より遅れて合流。結局、焼香だけしていわゆる精進落しに
近場の居酒屋へ呑みに行った。

今日集まった仲間は、僕とDera氏の息子以外は全員日比谷高校出身。
何故か僕はこの人たちが高校を卒業した時からの付き合いで、すでに37年。
日比谷高校出身じゃないけれど、この人たちも結構いい加減で
「似非日比谷出身」として僕を扱ってくれて
何度か日比谷高校の集まりに参加する事も有ったんだけど、
またそれが違和感無いのが可笑しい.

同窓会を開こうと話が盛り上がったので、僕が大好きだった
「K子さんに逢いたい」と言うと、17歳の頃からずっと兄貴みたいに
そして、いつも僕を上から目線で見るS氏に「邪な気持ち」と言われ、
その後に移動した代官山でも、相方と2人で
「K子さんをその気にさせ突き放した、最低な男」と古い話を検証されたり。
でもね、今思い返すと、若かったとは言え、話をしていて
「自分は本当に最低の男」だと思ってしまったのが、
何だか凄く変な感じだった・・・・

この日思ったのは、集まった人間の誰一人として相方の事を『Charlie』とは呼ばず
昔から使っている『B』で始まる愛称を使っていたこと。
本人も全く嫌がる事無く、むしろ自然な会話だった。
逆に僕はあの場所で『Charlie』とは恥ずかしくて言えなかった。
やっぱり僕にとって相方は『Charlie』では無く『B』で始まる愛称なんだなって・・・

この歳になると、葬儀=同窓会という感じで何だか嫌だけれど
逆にそういうことが無いと、簡単に集まらないと言うのも事実。
まぁ、皆大人になったと言う事なんでしょう。
早稲田から渋谷、渋谷から代官山へ移動して、気が付いたら2時過ぎ。
帰宅したのは3時過ぎでありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

献金は必要悪

2010年01月16日 | Weblog
民主党の小沢さん、なんだか検察に良いようにいじられてますねぇ。
政治なんて金がかかるもの。そんな事は皆が知っている。
政治資金規正法なんていう、ザル法をどうにかしないでどうするの?
って言うのが僕の印象。

そもそも政治家なんて、地元だったり団体だったりの利益代表なのですよ。
たとえば市議会議員。PTA出身の議員が居たりする。
それは自分の地域の代表。陳情などをする場合に使えばいい。
何のご利益も無い人間に、投票する人は居ないでしょうし、
選ばれた議員だって、なんでもいいから使って欲しい物なのです。

それが都議会や県議会、国会とレベルが上がるにつれ、地元の企業や
団体になって、やっぱり何かしらの利益を誘導してもらう。
こんなの当たり前の話なんだけれど、度が過ぎると贈収賄になったりする。

政治資金だって、金がかからない政治と綺麗事を言ったところで
金が無ければ政治活動(利益誘導のため)だって動きようが無い。
そうじゃなければ鳩山さんみたいに、自分の資産を使うしかない。
そうなると、金持ちしか政治家になれないといった具合になる。
要はある程度の献金は必要悪。
国が良くなって、みんなの生活が安定すればそれでいいじゃない・・・・
なんて、考えたりするのであります。

いま、野党に回った自民党が躍起になって突き上げているけれど
そういう仕組みを作って、国を動かしてきてしまったのは自民党なのですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すばしこいデブ

2010年01月15日 | Weblog
昨日は、今年最初のボール蹴り。
去年の11月下旬にインフルエンザに罹患して、2週間休んだ後
サッカーを再開したものの、膝を痛めて暫く休んでいた。
本当のところは、そんな理由は半分。
実際にはサボり癖がついちゃっていたのに、言い訳してただけ。
しかし、この間に運動不足で体がどんどん大きくなって
運動するにも体が重くて動けない感じの、単なる『デブ』

でも、やっぱりサッカーをやらないと何となくストレスが溜まる。
それで昨日の木曜日からサッカーを再開した。
動けなかろうが、ボールがコントロール出来なかろうが、
とりあえず始める事から、溜まったストレス発散しようかと・・・

グラウンドに行くと『久しぶりですねぇ』と声をかけてくれる仲間。
みんなに『今年の目標は、よく見かける「意外にすばしこいデブ」だよ』
と、宣言。

この「すばしこいデブ」。
長年サッカーをやってきて、意外と色んなチームに居るのですよ。
それで試合前に「あのデブは安全パイ」みたいな先入観を持っていると
試合で痛い目に遭う事も多々あった。
実際、去年の市民リーグの試合で、我チームのセンターフォワードが
対峙するディフェンダーの「デブ」を甘く見ていて、
一回抜いてドリブルで振り切ったつもりが、気が付いたらまた自分の前に居た。
こういう時のショックって、試合中ずっと尾を引くんですよ。

それでよく見たら、そいつが凄く器用でチームでは要になっている。
フリーキックで信じられないほど素晴らしいゴールを決められたり
ボールを持たせると取れなかったり、蹴るボールも正確だったり・・・

考えてみたら、マラドーナもいわゆる痩せ型じゃなかったし、
大相撲の力士なんて、反射神経抜群ですばしこくて、動きにスピードも有る。
ラグビーのFWやアメフトのDFも足が速い。
デブ=鈍足のイメージは、プロ野球選手のイメージなんですね。

てなわけで、今年のサッカーにおける目標は「意外にすばしこいデブ」。
市民リーグの加盟申請書も届いたので、今年は自分のチームを立ち上げる。
「意外にすばしこいデブ」は、活躍の場を自ら作るのであります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来たぁ・・・・・

2010年01月14日 | Weblog
来ましたよ。市民リーグ加盟申請書。

去年は市民リーグのチームに加入したものの、
僕は、何故かいつも交代要員になっていて、満足に試合に
出してもらえなくて、不完全燃焼のまま終わる試合ばかりが続いた。
戦術も滅茶苦茶、サッカーの基本的な事も噛み合わない・・・・
そんな監督のやり方が気に入らないので、辞める事にした。

この歳になって体を酷使してまで、楽しめない遊びを続ける気はないからね。
それで勝ち負けは二の次にして、自分が先発出場して、
普段一緒にやっている仲間と、「笑って終われるサッカー」を目指して
会社のサッカー部の40歳以上を中心にしたチームを立ちあげる事に決めた。

実は15年ほど前に、会社に「マスターズ」と呼ばれるシニアチームが存在した。
数年前に解散したチームが年に一日だけ復活した事もあった。
http://blog.goo.ne.jp/ug_d35_sky-gray/e/fe261b4737fd6832e33f81b2ecc4f1ce

ところがこのチームを始めたいきさつが良くなかった。
若手が台頭して、試合に出る機会が減ったのを理由に
35歳以上の人間が、勝手に離脱してチームを作ってしまった。
それで、サッカー部は人数不足に陥ってしまったため、
助っ人として部員の友人に入部してもらったりて、リーグ戦を続けた。

一方、「マスターズ」は若手の練習機会を与えると言ったことで
実際には若手を助っ人として頼りにしておきながら、
それが常態化すると、今度は面倒な審判を押し付けて帰ったりと、
本当にわがままなオッサンたちは若手から顰蹙を買う羽目に・・・
僕はそういう目に余る理不尽な事をする勝手な人たちを批判したら
試合の連絡すらよこさない陰険な世話役が居て、
それを見かねた若手に促されて、今の現役チームに復帰したんだけれどね・・・・
結局、そういうチームは長続きしない。僕の離脱後、解散です。

今でも僕がチームに残っているのは、そういった苦い経験があるからなのです。
そして、僕を現役復帰に導いてくれた今のチームへの恩義もあって
仕事や帰省で人数が足りない時のために、試合ができなくなるより、
人数あわせでも居た方が良いかなと思って、今でも居座って居るのです。
実際、去年は夏休みに僕を入れて8人と言う最悪の試合もあったし
最終戦で人数がぎりぎりで僕がGKをやったり、役に立つ事があった。

でもね、やっぱり自分が好きなスタイルのサッカーって言うのがあって
この歳になると、勝ち負けに関係なくそういうサッカーがやりたくなる。

前置きが長くなっちゃったけれど、会社のサッカー部の中でも
「オヤジぃ、マスターズ再開してよ・・・」と言う声が多かった。
僕を救ってくれた当時の若手も、いまや40代のサッカーのお馬鹿さん。
いろんなことを考慮して、今がチーム再開の時期だと思った。

人数不足になる可能性も加味して社会人リーグのメンバーを全員加え、
人数的には30人以上の大所帯チームになる。
ただ、サッカー部の第二チームとして運営すると、前のように
勘違いする人間が出て、また空中分解しかねないから、
最初は僕がチームの登録費用やユニフォームを揃えて、
「オーナー監督」として、チーム運営を仕切る。

チーム名はみんなが知っている「マスターズ」の予定。
「笑って終われるサッカー」を目指して、チーム始動です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジジイの戯言

2010年01月13日 | Weblog
最近、思う事。
歳を取ったのか?仕事だけじゃなく、色んなことをやって吸収するにも
若い頃のようには行かなくなってきた。

そもそも人間の脳ミソに記憶できる容量なんて決まっている。
コンピューターのメモリーやサーバーのように増設なんて出来ないから
一度にたくさんの情報を頭に入れようと思っても無理。
ところが人間には「忘れる」と言う機能がある。

意図していなくても、記憶からなくなってしまうものや
意図して消し去るもの・・・
まぁ、これはなんかのきっかけで出てくるから、いわゆる消去とは違う。

それで若者の記憶力は?というと、我々でさえ、電話番号を覚えなくなった。
一昔前は、相方の家の電話番号なんてすらすら出てきた。
ところが今は、番号すら出て来ない。
これも携帯電話の影響でしょう。

最近の若い人は、あまり「覚える」と言う作業をしていない気がする。
インターネット等で、情報がいつでも大量に手に入るから
わざわざ覚えたりしないでも済む・・・・と言うのが実情なのかも?

でも、漢字が書けなかったり、誤字脱字はもとより、字の意味が
本来の使い方と違っていても気にしない人が多い。

たとえば『あう』と言う漢字。
合う、会う、遭う、逢うは皆、使い方が違うはず。
僕がこういう事を使い分けるように意識していると、感心される。
常識だ・・・と思っていても、今の人はメールで読み流しちゃうから
文字の意味なんて、関係ないんだね。
これもワープロの影響でしょう。

会社の仕事も同じで、若い人は体で覚えない。
資料を見て、その数値を信用して設計したりする。
経験的な部分がどんどん減ってきているから、
素人でも出来るようなレベルの仕事しかしない。
それでも、会社は仕事をこなしていると判断するのだから仕方が無い。

計算も電卓が無いと、すぐに答えが出ない。
暗算で概算と言う事は、今の若い人で出来ない人の方が多くなっている。
「これ、定格はどれくらい?」とか、「何ワットの素子なの?」と質問しても
自分が設計で使った部品の事も、カタログが無ければ数値すら出て来ない。
僕が概略の数値を殆ど覚えているのは、若者にすると神業のように感じるのかな?
平気で「僕には覚えられません」と、恥ずかしげも無く言う。

何が言いたいか?
要は、世の中が便利になりすぎて脳ミソを使わなくなった気がすること。

「人間は考える葦」という言葉からすれば、人間からどんどん離れて
動物に近くなって来ちゃっているのかな?なんてね・・・・・
ジジイの戯言でした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする