いろいろと面倒な事があるだろうと、
会社の忌引き休暇が4日使えるので、
手伝いをするつもりでいたのだけれど、
結局、葬儀の一切を業者に頼む事にしたらしく
今日は1日、やる事が無くなってしまった。
で・・・・、それならば空いた時間を使って、
荻窪の実家の建て替えの相談をして、
そのあとに床屋へ行って伸びた髪の毛を
夏用に短く切ることにした。
二週間ぶりに実家へ行ったのだが、なんせこの暑さ。
家の中は空気が滞留して、ムンムンしていた。
窓を開けて、空気の入れ替えをしたあとにエアコンをいれて除湿。
今日は何だか、いつもと違うなって部屋を見回したら
なんと、蟻が畳の上や、冷蔵庫の周りに隊列を作って働いている。
よく見ると、冷蔵庫の上に置いてあった料理用の砂糖坪に
蟻の大群が群がって、白い砂糖がゴマが混じった味塩みたいになっていた。
それに、小さい蜘蛛がそこら中に入り込んで、蜘蛛の巣を作っていて
それを駆除するのにたいへんだった。
家というのは、人が住まなくなると、一気に傷むと話には聞いていたが、
庭の草木がぼうぼうに生えたり、家の中に虫が侵入してはびこってみたりと、
そういう事を現実に目の当たりにすると、今のまま住むので無ければ、
早く次の処置を決めないと隣近所にも迷惑がかかるなと、
ちょっと焦りだしているのも事実。
そんなわけで建て替えの話を早く進めたいのですよ。
急いで掃除して、廊下に雑巾かけをしたりして、
建て替えの打合せは、なんとか出来る環境になった処に
タイミングよく、先方がやってきて話が始まり
具体的な計画の話になって盛り上がる。
途中、先週から日本に来ている姪が現れた。
実は姪が実家を滞在場所に使いたい、と言っていたのに僕が難色をしめした。
その理由は、実家の工事がいつ始まるか?判らなかったのと
姪が大嫌いな蜘蛛や蟻が、空き家の中に沢山いるので、
快適に過ごせないと思ったから…
姪は僕が意地悪だなって、思っていたみたいだけど、
そのあたりの事情を見て納得したみたいで良かった。
話し合いは次の展開に進む話にまとまって終了。
姪が、近くのウィークリーマンションに滞在していて、快適だと聞いて安心した。
鍋やフライパン、食器やタオル、石鹸など、生活に必要な物を持って行かせて別れた。
その後、床屋で散髪。
去年と同じように、短く切って涼しくした。
嫁さん、娘いわく『とっつぁん』みたいだそうだ。