『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

演劇集団・円 『錬金術師』

2014年05月31日 | Weblog
昨夜は、演劇集団『円』の金田明夫さんが、御大・橋爪功さんと演じる芝居
『錬金術師』を池袋の芸術劇場まで観に行ってきました。

金田さんは、今から40年前に豊島区の東長崎に有った豊島区民プールで
ライフガードのアルバイトをしていた時のチーフ。
写真の左端が今では考えられないくらい細身の僕、その隣で胡坐をかいているのが金田さんです。
その後僕が相方と一緒に、演劇集団『円』の研究生の小公演で音楽を担当した時に
偶然、稽古場で遭遇して、俳優を目指していた事を知ったと言う不思議な関係。

最近はテレビや、コマーシャルで活躍されて、お顔を拝見する機会が多くなり
去年の公演『ワーニャおじさん』を観に行った時に、奥さんを見かけて声をかけたところ
公演後の楽屋に連れて行ってもらえて、約35年ぶりに再会。
若い頃と全然変わって居ない金田さん。
俳優って言うのは、若さを維持すると言う事も仕事の一つなんだ・・・・・と感心した。

楽屋で話をした時に、『お得意のコメディーをやってほしい』と金田さんに話したら
この芝居をやるんだ・・・・と嬉しそうに話していた芝居が『錬金術師』。
僕は公演スケジュールを調べて、チケット売り出しと同時に予約して楽しみにしてきたのです。

この『錬金術師』
劇団のHPによると、四百年もの長きにわたり、ギリシア悲劇や
シェイクスピアの陰に隠れながらも、ずっと息長らえて来た戯曲らしい。
更に、HPには
『それには何か理由がある、いやあるに違いない、あるに決まっている!
と古今東西の演出家、名優、怪優、愚か者が、何度も謎の解明のために上演を試み、
しかし結局、誰一人答えは分からずじまいという、もの凄い戯曲なのであります』
と、書いてあって、この一節は芝居の冒頭で口上としても使われていた。

芝居の方は、あれこれ書いても書き切れない。
とにかく橋爪さんと金田さんの台詞のやり取りは、見事と言うしか無い・・・・・
台詞の活舌の良さ、間、やり取りのテンポ・・・・
プロの芝居も、沢山観て来ていますが、こと『コメディータッチ』の芝居は
ただ騒がしかったりで、台詞が良く聞き取れなかったりする事も
間々あるのですが、今日の芝居はそう云う意味でも別格と言う感じ。
主役の二人から出る『オーラ』のようなものを感じた芝居でした。

今日はその余韻を、稽古に出そうと思っていたのだけれど、やっぱり違う。
何が違うのかな?って、色々考えてみたのだけれど、芝居の台詞が
普段、我々が会話や、馬鹿話をしている時のような自然な流れで喋る。

我々の芝居はと言うと、「はい、私の台詞の順番です!」と言う感じの人が多い。
唄に関しても、芝居のツールの一つになって居ない。
今日まで座長や振付の河岡先生、歌唱指導の石崎先生、作曲の片野先生が
口を揃えて仰っている事を、プロの芝居で見せつけられた感じでした。

まぁ、逆にプロと同じように上手くなったら『素人芝居』の良さが無くなって
ある意味、面白くなくなってしまうのかも知れませんが・・・・・
肩の力を抜いた芝居が出来るようになりたいですねぇ・・・・・
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やっと来た週末♪

2014年05月30日 | Weblog

週末です
今日は前社長と副社長の慰労会があって、部課長クラスは皆出席したみたいだけど
僕は本社に居る頃からこの前社長には苦汁を舐めさせられてきたので、出席する気は全く無し。
副社長に至っては、僕は嫌われていたから、今の状況です。
僕は、義理人情を大事にするけれど、気に入らない人には不義理を通す事も徹底して居る。
オマケに会費制だって言うから、尚更です(笑)
散々な目に遭わせて頂いた、早く居なくなって欲しかった人なので、
祝賀会の方が良かったなぁ・・・・・(笑)
なんて、どうでもいい事を書いて憂さ晴らしはおしまいです。

今週は我家のペット『うさぎのウー』が、毛繕いの時に飲みこんでしまった
毛がお腹の中で球状になって固まってしまう「毛球症」になってしまい
月曜日から動物病院に入院中です。
ウサギは草食動物なので、犬や猫のように水を飲んでいれば暫く生きられる動物と違って
草を食べなくなると肝臓に脂肪を溜めこんでしまい、いわゆる「急性脂肪肝」みたいになって、
すぐに死んでしまうそうです。

この「毛球症」に罹ると、餌を食べなくなるので、そう云う意味では
毎日、餌の減り具合や牧草の食べる量を観察して居ないと駄目みたいです。
「毛球症」の予防に、毎日のおやつに「乾燥パパイヤ」をあげます。
これが大好物で、おやつの入って居る瓶を持つ音が聞こえるだけで
ソワソワして、餌箱に一握りのおやつを上げると、手の隙間を掻い潜って
大好物のパパイヤを食べに来ます。
そう云うところも、大人しいウサギだからこそ可愛いのかも知れません。

さて、入院したけれど、当然ながら治療費は保険が利かないから、
入院費用はギターの弦を100~150セットも買えるほどの出費になる見込み。
とはいえ、ウサギとは言え大事な家族なので仕方がありません。
ペットも健康保険の扶養家族に入れられるよう、法律を改正して欲しいものです(笑)

その治療、ウサギ用の固まらないバリウムを飲まされて、
毎日レントゲンを時間を置いて、20枚ほど撮ってお腹の中をチェックして貰っている様子。
昨日は「お見舞い」に行って来て、その写真を見せて貰ったんだけれど
ウーの糞が、お腹の中で丸く作られて、まるで真珠のネックレスのように
繋がっているのが解って、何だか面白かった。
自然と言うのか?生命の不思議と言うのか・・・・・
綺麗なまん丸の糞は、こうやってお腹の中で作られるんですねぇ・・・

退院は日曜日の夕方か、月曜日になるらしく、その間はウーを一番可愛がっている
嫁さんが、仕事の合間を見てせっせと通うそうです。
これもまた、我家の子供なので当たり前なのかも知れません。

昨日は病院から帰宅したあと、次女の帰りを待って外食。
リクエストにお応えして「回転ずし」に行き、帰ってきました。
アルバイトの友達と夕食を済ませてきた長女も居て、残念そう・・・・・

でもね・・・・・
ウーが居ないと寂しそうにしてるのに、パパが居なくても寂しくないんだって・・・・
『じゃぁ、帰るよ』と言っても、『じゃぁね、バイバイ!』とあっさりしたもの。
まぁ、これも仕方が無いですなぁ・・・・・

明日、明後日はまた芝居の稽古で気分リフレッシュです。

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『何を我慢してるんだろう?』

2014年05月29日 | Weblog

『夢は90%叶わないもの』弘兼憲史著
ダイアモンド社オンライン書籍
『課長島耕作』『黄昏流星群』などの大ベストセラーで有名な著者。
http://diamond.jp/category/s-yumekyuuwari
にあるダイジェスト記事を見て、ちょっと考える事があった。

この中にある『何かを止める』。
何かやって居る事に区切りをつけると言う意味では、1年半後に迫った定年が
目の前にある『何かを止める』決断をする機会なのだろう。

雇用延長の時代。今までの生活を継続すると言う意味では止める時を
先延ばしするだけで、いずれは止める時が来る。
今までの経験をもう少し生かして・・・・
と言う人が多いのかもしれないけれど、少なくとも僕の会社を見ている限り
経験を生かして仕事をしている人は、ほんの一握りでしかない。
殆どの人が、経験値を生かすと言う感じではない。

取りあえず、やる事が思い当たらないから・・・・・
という人が殆どのように見えるし、世の中の雇用延長なんてそんなものなのかも?
自分はと言うと、会社に在籍中にすでに仕事らしいものが無い状態。
人を生かそうと思う組織ならば、他部署に異動させるなどの処置をするでしょう。
ところが、そうじゃない。
この時点で、今の組織の中で雇用延長して、自分の大切な時間を使うという
選択肢は無くなった。

もう一つは僕のスキルや能力を生かせる仕事を与えてくれる部署か、
他の会社に行くと言う選択肢。
他の会社と言う事は、今の会社を敵に回す事になる可能性もある。
それは僕にとって凄くワクワクする選択肢なんだけど、この歳になって
そうまでして技術職にこだわる気も無い。

能力が生かせないにしても労力として活用してくれる部署へ
異動してくれたらって思ってたのだけれど、周りを見ていると何処の部署も
同じような人の扱いをしているから、何処へ行っても余り変わらないかな?・・・・

いま問題なのは、こんな事ばかり考えている状況の方。
自分の中で『何を我慢してるんだろう?』と毎日、葛藤して居る。
残り一年だから、今の生活を崩して家族を不安にさせる事は避けたいし・・・・
かと言って、いつか自分が壊れてしまいそうな予感がしないでもない。

逆に『あと一年だから、生き生きと生活出来る環境に自分を置いたら?』
なんて思いが巡ったり・・・・・

『それがどうした?』
『何かあったって、今生きてるじゃないか・・・・』と開き直る事が得策でしょう。

退職したら何をしようかなぁ?
やってみたい事が沢山あるから、そのための準備をそろそろ始めないと・・・・
少なくとも『やる事が無いから今の会社に・・・・・』
という選択肢は、僕の中に湧いてこない。

頑張って色々やってきた顛末が、こんな事なのか?
怒りを覚えていた時期はとうに過ぎ去り、最近は何も感じなくなってきた。
きっとこう云った事に晒されて鬱病になる人を会社は作るんだろうな・・・・。
ちなみに、僕の居る子会社は鬱病の罹患率が数%と高い。
現に同じフロアに1人、休職して居る人がいる。
悲しいかな、これは会社の企業風土なのだと、半ば諦めている。

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金のために、悪魔に魂を売る

2014年05月28日 | Weblog

安倍政権になってから、どうも日本は変な方向へ進んでいる気がする。
今、話題になっている『集団的自衛権の行使』の国会答弁を聞いていると
安倍首相は
『時の政府が、国民の命を守るため・・・・』みたいな事を言っているが、
どうも国民を『戦争』に引きずり込む道を切り開いているようにしか見えない。

国民の命を本当に守る気が有るのだとしたら、殆どの自治体が
事故を懸念して反対している原発の再稼動なんて、
事故の検証もしていない中で容認することはしないはず。

安倍自民党は、日本国民の望む平和で安全な国家よりも
景気が回復して、大手メーカーが潤うことの方が重要だと、
国民の命を守ることより国家繁栄の道の方が大事だと、
国民のことなんてこれっぽっちも考えていないのですよ。

原爆を作ったら使ってみたくなる。
その結果が、太平洋戦争で投下された広島、長崎の原爆だ。

武器を持ったら使いたくなる。
今は憲法が、その欲望を封印しているのだが、
その封印を解くのが『集団的自衛権の行使』だと思う。

喧嘩に強くなれば、喧嘩を売られなくなる・・・・
ところが、強かな相手は『どれくらい強いのか?』試してくる可能性もある。

せっかく覚えた格闘術を、一度使ってみたくなる・・・・・
『一回で良いからオヤジ狩りに遭って、武道を使ってみたい』
これは、合気道をやっている従兄弟が冗談で話すこと。

僕(日本)と従兄弟(アメリカ)が一緒に居るところを、襲われてみたいなぁ・・・・
そうしたら、正当防衛で思い切り相手を叩きのめせる・・・・
お互い、腕に自信があるから、その腕を試してみたい。

こんな冗談を、安倍首相は真面目な顔して言ってる気がする。

原発の話題も最近はどこか聞かなくなってる。
汚染水の海洋放出も、止む終えない・・・・ですか・・・・・?
国民の視線を他に向け、国益という名の下でおかしなことをやっている。

『国益』って、相手があって言うんじゃないのかなぁ?
金のために、悪魔に魂を売るような・・・・
そんな風にしか見えないのは、頭の悪い僕だけなんだろうか?

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ワクワクしない毎日・・・・

2014年05月27日 | Weblog

最近、会社で仕事をしていてワクワクする事が無くなってきた。
歳のせいなのか?なんて思う事があるのだけれど、そうじゃない。
ワクワクしない=つまらないのである。

サッカーに例えた方が、解りやすいかな?
自分は日本代表になれるほど上手くはない。
だけど、いつも勝てる相手と試合をして勝っても嬉しくない。
たまにはボコボコにやられる相手と対戦してみたい。

それで自分のレベルや、自分に足りないものが見えてきたりする。
それで、少しずつでも自分のレベルを上げて次に備える。
ほんの少しでも、自分がレベルアップ出来て、その手応えがあると
次はもっとレベルアップしようと、一生懸命になる。

いつしか、勝てそうなレベルまで来たときのワクワク感。
長い時間をかけても、その勝負に勝った時の喜びは、
言葉で言い表せないくらいの物がある。

これ、サッカーに限らないです。
遊びでも仕事でも同じ。
だから僕は『遊び感覚で仕事を楽しむ』のをモットーにしてきた。

以前に書いた『自分の身の丈を知り、そこから手が届く1つ上・・・・・』
と言うのは、そう云う事です。
レベルは徐々に上げて行けばよい。

過去にやった仕事は、凄くハードルが高い仕事ばかりだった。
一番きつかったのは、放電で回路が壊れる装置を開発した時。
機械的に放電しないような大きさに作ってくれと頼んだけれど、
それだと物理的に装置として成り立たない。
その結果、出た結論は
『放電は頻繁に起こるもの、それで壊れない回路を作る』だった。

回路が破壊されるメカニズムを考え、その当時はほぼ手計算でシミュレーションした。
その間、徹夜や深夜残業は今では考えられないほどやって、半年かけて、やっとそれが実現した。
それからはわざと放電させて、壊れないところを自慢げに見せて・・・・
その時の達成感は僕の会社人生の中でも、No1かも知れない。

その後は20年以上、誰も手をつけなかった電源回路を高安定の回路に作り直したり、
耳を劈くような高音の動作音が特徴的だった電源を、音の聞こえない周波数のものに作り替えたり、
技術的な難易度より時間が無いところで、展示会発表用のプロト装置を作り上げたり、
いつも『ワクワク』しながら、崖っぷちに追い込まれて仕事をしてきた。

今は、そう云う環境に自分を置こうとする人間や、そう云う環境を楽しめない
『今の実力で勝てる所でしか試合をしない』若い技術者ばかりで、
ワクワクするものが無い環境を好む組織の中に居る気がする。

ただ『弟子』は、少し僕に似てきたかな?
ワクワクしながら、仕事に楽しみを見つけだしている気がする。
ガンバレ!

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仕事の流儀

2014年05月26日 | Weblog

NHKで放送していた『仕事の流儀』という番組を観た。
話の内容は特殊なシミ抜きで全国から依頼を受けるクリーニング業を
東京麻布で営む古田さんという方の話。

若い頃に集団就職で上京し、クリーニング店に勤めた。
お客さんから受け取ったシャツが1枚無くなって、その店の主人から
『質屋に売ったんだろう』と言われて、居た堪れなくなってその店を辞めたそうだ。
古田さんが言う
『殴られたり、蹴られたりは我慢できても信用されないことは我慢できなかった』
その気持ちは、凄く解る気がした。

その後、別のクリーニング店に勤めた。
その店の社長と出会ったのが運命の出会いだった。
特殊なシミ抜きの修業をして、その社長から信頼されて、
他の人がやらない難しい作業を一手に引き受けた。

しかしその後、やはり辛い事が起きた。
クリーニングを終えた品物を届け先の玄関から訪ねて言ったら
『洗濯屋のくせに表から入るな・・・・・』と言われた。
そして、外国のクリーニングを見てみたくなり渡米。
ビバリーヒルズの高級住宅街に有るセレブが着る高級品を専門に扱う
洗濯屋を見て、そのセレブ達から尊敬された姿に刺激されたと言う。

帰国後、その思いを理解した社長から店を一軒任されたが、
本体の利益まで圧迫するような赤字続きで辞めようかとも思ったらしいが、
その社長から
『君は間違っていない・・・信じる道を行け 』と言われ、その店を譲られた。

独立後は、必死の努力を重ね・・・・・ここから先は良いでしょう。

運命的な人との出会いと、本人の努力によってシミ抜きと言う
地味だけど誰にでも出来る仕事ではない道を極めた古田氏に拍手!

古田氏の言葉をいくつかメモしたのでご紹介します。
☆技術は感性:
お客さんの喜ぶ姿を、どれだけ想像できるか?と言った事でしょうね。良い言葉です。

☆出来ないと言いたくない
これ、解ります。

☆楽なものばかりやっていたら存在価値がなくなる
全く同じ事を、私も弟子に言い続けています。

☆仕事は誇りをかけた闘い
怖さと向き合う覚悟、怖さと向き合ってこそ職人
実際に辛い経験を体験しないとわからないとも言う。
本当にそう思います。

そして古田氏は言う。『誇りをもてる仕事を持つことが幸せ。』

僕もそう思って仕事をしてきました。
が、最近はそれを踏みにじられる事が多くて・・・・

そんな古田さんの背中を見て育ってきた長男が、後を任せられるようです。

良い番組を観て、観終わった後に感動して涙が出てきました。

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劇団ステージドア・『隊長の居ない特殊部隊』

2014年05月25日 | Weblog

昨日に続いて今日も隊長不在の特殊部隊。
今日は芝居の稽古は基本的になし。
お昼から夕方6時まで、ボイストレーナーの『魔女』石崎先生による
かなりハードな指導がありました。

まずは全員で唄う、ラストナンバーとなる曲「M11」を30分ほどやった後、
男性陣が芝居の頭に唄う「M1」の特訓になりました。

なんせ、ミュージカル。しかもその最初のナンバーと言う事もあって、
この曲の出来が、芝居の流れを決めてしまう。
この曲で、如何にお客さんにメッセージを伝えられるか・・・・が重要なポイントです。
唄が上手いとかじゃないのです、どう伝わるか・・・・と言う点に重点を置いた特訓でした。

まず唄に入る前の台詞から、石崎先生の指導が入る。
なんとこの台詞が僕の台詞。そして、僕のソロパートから「M1」が始まります。

芝居で必然的に唄に入って行く様な、台詞の言い方を何度もやり直しさせられました。
小一時間、それを繰り返して6回くらい唄ったかなぁ?
終わった時には、まるでサッカーの試合のハーフタイムのような疲労感。
まさに、ヘトヘトになってました。

でも、今日の特訓は凄く収穫の多い稽古でした。
まず、先生に何度も言われた「気持ち」の問題。
台詞を言って、音楽の前奏が流れて『はい、唄です!』みたいなのは駄目だと言われた。
プロの目には、それがはっきり解るんですねぇ・・・・

だから唄を唄う時間よりも、台詞の練習の方が多かった気がします。
ところが、その練習が『魔女の魔法』なんですね。
やっているうちに、気持ちがドンドン高ぶって来る。
しまいには試合前のあのアドレナリンが出るような感覚になって、体が熱くなる。
脳味噌も含めて、何だか自分じゃなくなって行く感じ。
決して今まで、適当にやって居た訳じゃないのだけれど、今回は「M1」という
重要な場面だから、先生の指導もいつになくハードな感じ。

『こん畜生』じゃないけれど、言われた事がすぐに出来ない事が凄く悔しかったり・・・・・。
それでも、僕はそれが凄く楽しくて芝居がまた好きになって行く。
『役になりきる』と言うのは、こう云った感覚なんだと体で体験して、
芝居は小手先じゃ出来ないって、改めて実感した。

それに付き合わされた『隊長の居ない特殊部隊』。
このおじさん達もタフでしたね。
そう云う意味でも、今日の稽古は凄い収穫が有った気がします。

そんな重要な『戦い』だったのに、肝心の隊長は別の戦場で後方支援・・・・・
レベルが上がった『特殊部隊』に来て、来週から遅れを取り戻せるのかなぁ?
それよりも心配なのは、『それを誰が教えるのか?』です。

この困難極まりないミッションを抱えている事を、
呑気な隊長は知らないんだろうなぁ・・・・

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劇団ステージドア『今日の特殊部隊』

2014年05月24日 | Weblog
今日、明日は隊長が休みの特殊部隊。
例によって、こういうときに限って台本の修正が入る。
台本が変わると、当然今までの動きとも微妙に変わってくるから
来週以降の隊長が、とても心配です。

今日は前にお話した『唄の三銃士』の一人である隊長が居ないせいか?
唄の方はいつもよりすんなりと行って、出来もまぁまぁだった。
ところが、肝心の芝居になると隊長が居ないとどうもテンポが悪く、
台詞はうまく絡まないし、何処となく乗りが悪い。
それくらい4人の芝居の息が合ってきたと言うことなのでしょう。

そこで、いつもの稽古の待ち時間で演じるもう一つのアドリブ芝居。
失業者ダン(僕)と町長エド(合唱おじさん)の会話。

ダン;『今日は隊長が居ないので、唄はいつもに比べスムーズに行きましたね?』
町長:『うん、そうだね』
ダン;『もしかしなくても、隊長が居ないほうが良いかも知れませんねぇ・・・・?』
町長:『あはは、そうだねぇ・・・・』
ダン;『隊長は明日も別の戦場で戦うらしく、来ないから困ったものですねぇ・・・』
町長:『うーん・・・そうだねぇ・・・・』
ダン:『隊長は我々にとって、あの「手榴弾」みたいな物かも知れませんねぇ・・・』
町長:『う~ん、そっ・・・そうだねぇ・・・・』
ダン:『いっそのこと、隊長は唄の時に声を出さずに「口パク」にして貰いましょうか?』
町長:『うーん、そうだねぇ・・・・あははは』
ダン:『きっとその方が、作戦は間違いなく成功するかと・・・・将軍(座長)に進言しておきましょうか?』
町長:『そうだねぇ・・・・いいアイデアだけどねぇ・・・・ははは』


町長エドさんは何を言っても返事は基本的に『そうだねぇ』のばかり。
芝居の中でも、こう云うノラリクラリを見せるのですが、これも芝居なのかなぁ?
ここで言う「手榴弾」とは、主役のチャーリーが我々四人を救うために
敵に投げられた手榴弾を、命を顧ず投げ返したという芝居の中の話。

しかし、稽古を休むのはある程度仕方がないけれど、ボートの試合とか
他の人が居れば成立するものに行って、丸々休むのはなぁ・・・・・
僕だってオーナーになってやっているサッカーチームの試合が3試合有るけど
今年は特にチームワークが大事な芝居なので、全部休むことにしたのに・・・・
せめて、終わった後に来るとかしてくれないとなぁ・・・・・
僕なんか、遅れて参加しても「休んでばかりいる」とか言われるのに・・・・・

でも、現実として休むと芝居の稽古に影響を及ぼすのは事実。
ましてや公演前の1か月は、一番芝居の中身に手を入れる時期なので、
休むとその部分を別途稽古しなければならず、時間の無駄が多くなる。
そんな訳で、休むと何を言われても仕方がないのですよ。

隊長ぉぉ・・・・
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週末だぁ・・・♪

2014年05月23日 | Weblog

やっと、週末です。
最近は本当に1週間が長く感じるようになりました。

週末に芝居の稽古があるのが楽しみで、頭の中はそのことで一杯。
唄もきちんと覚えないと、まだたまに間違うことがあるし、
唄の振り付けもお浚いしておかないと、また多大な時間を割くことになる。

一日一回は、台本に目を通して、自分の台詞の言い回しや動き、表情を考えたり
他の人の演技を、思い出してみたり・・・・・
とにかく毎年のように、芝居の稽古が始まるとどんどん脳みその中は
芝居の事だけになって行くのが解ります。

相方と組んで音楽を始めたのも、実は芝居の音楽から。
僕が19歳のときだった。
最初はギタリストだったDera氏が、友人から頼まれた仕事なんだけど、
就職して時間が取れないと言うことで、僕に話が回ってきた。
それも唄ではなく、インストロメンタルの曲を、芝居に合わせて作る仕事。
生演奏で、芝居の進行ときっかけに合わせて音楽を入れると言うもの。

僕はこの時、最初に相方であるCharlieが頭に浮かんだ。
この話があった前の年の夏に、僕が主催したコンサートに出演した相方。
その時も、前に聞いた彼の唄が頭から離れず出演してもらった。
『なんか、この人と一緒に音楽をやってみたいなぁ・・・・』
という、漠然としたものだったんだけど、僕と相方の音楽はここから始まった。

とりあえず前のコンサートに出演した人のリストから電話番号を調べて
Charlieに電話をした。結果は快諾。
かと言って、お互いに唄のある曲作りはやっていたものの、
インストロメンタルは全く経験がない。
そこで僕の同級生で、キーボードでバンドのサポートをしてくれていた
西村と言う男に声をかけた。
この男は『エーストーン』という、後に『日本ハモンド』と言う名に変わった
楽器メーカーでデモンストレーションをやっていたことがある上に、
ジャズバンドでサックスを吹く、僕から見れば音楽的才能に溢れた男だった。

そして彼に曲作りを依頼して、3人でアレンジを重ねてやったのがこれ・・・・

何と僕はベーシストとして出演したのでした・・・・(笑)
演劇集団『円』が立ち上がって間もない頃の、研修生の公演。
この公演の演出をされた大谷朗さんは『マクベス』などで活躍され、
もう一人の演出、北見敏之さんは今JTのコマーシャルでお父さん役をされている方。
研修生には『必殺仕置人』の同心役として山内敏男さんが居たかなぁ?

と言うわけで、僕が芝居と関わるのも何かの縁なのでしょう・・・・

さて、明日は座長に注文をつけられた、演技を少し変えてみようと思って
いろいろ練習したので、とりあえず見て貰わなくちゃ!

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セカンドライフ

2014年05月22日 | 定年退職後の人生

会社の部課長以上の親睦団体から『セカンドライフセミナ』なる講演の案内が来た。
いわゆる定年後の生活設計をどうするか?という話らしいけど・・・・
こう云う案内が来ると、いよいよ定年が近づいてきたなと実感する。
で、その公演の内容はと言うと
(1)退職手続きについて   人事部
(2)厚生年金のしくみと定年への備え(仮) 中央労働金庫
(3)厚生年金と定年後の賢い年金生活 (仮) 明治安田生命ライフプランセンター
(4)OBアドバイス(1)   Uさん
(5)OBアドバイス(2)   Iさん
休日に退職手続きの説明を会社の人事部がやるのもおかしいよなぁ・・・・
これって、キチンと会社の業務としてやるんだろうから良いけど・・・・
厚生年金の仕組みとかは、いくら勉強しても貰える額が減る事はあっても増える可能性は無いし、
定年への備えって言われても、今さら貯金が増える訳でもないから興味なし。
生命保険会社の賢い年金生活なんて言うのは、退職金の資産運用みたいな話だろう。


で、OBの話。
Uさんは、かつて同じ仕事をやっていた大先輩。
いまは趣味の自動車のプラモデルを楽しんでいる様子。
ブログに掲載された写真を見ると本物だと言われても解らないくらい精巧に出来ている。
さすがは精密機器の機械設計をやられていただけの事はある・・・・と感心。


もう一人のIさんは、ついこの間まで雇用延長で一緒に仕事をしていて、
会社の送迎バスで一緒に帰って居たサッカー部の大先輩。
こちらは雇用延長の話なのかな?
どうせならW杯の予想でもした方が、聞く方も楽しい気がするけど・・・・・


僕の場合、定年はかなり前から意識して居たけれど、『定年後』はまだ考えていない。
定年までに後継者を育てる…という目標は、いまや自分の力ではどうしようもないから
出来る事をやって、育たなかったら『残念でした』と言うしかないと思っている。


団塊世代の一部は、自分の後継者を育てずに雇用延長で会社に居続けているけど、
そうまでして会社に残るつもりはないし、少なくとも人を生かそうとしないで、
ハラスメントまがいの事を組織的にやるような会社には、定年までで充分。
「給料泥棒してください」と言われているものと受け止めて、毎日過ごしている。


定年後ねぇ・・・・・
やりたい事が沢山あって、いまはそれを整理している最中。
勿論、仕事は楽しんでやれる事、趣味の時間を確保出来る事が大前提。
そう云う意味では、定年後の生活は趣味が仕事で、仕事が趣味・・・・
みたいな生活をする事になればいいなと、まだ漠然としているかな?


毎日、笑顔で生活する事がセカンドライフでは一番大事な事だと思ってます。

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花を活けてリフレッシュ♪

2014年05月21日 | Weblog

最近、朝起きて会社に行く時間になると憂鬱な気分になる。
それでも、「えい、やぁ・・・」って出かけるんだけれど、何処か体の調子がおかしい。
そんな訳で、会社から帰って気分転換することが鬱病予防のためには大事なこと。
そんな訳で、今日は夕方から、俊ちゃんのPerigunsライブに行くつもりだったんだけど、
帰りにちょっとした用事を済ませて帰ったら、間に合わなくなっちゃった。

そこで昨日の日記にコメントしてくれた、フラワーアーティストである
Donaさんこと、『フラワーアレンジ *アトリエ ル・クール』の加藤ひろえさん
☆サイト http://atelier-le-coeur.jimdo.com/
☆facebookページ https://www.facebook.com/Atelierlecoeur
のアドバイスで、夕食後に花を活けてみることにした。

彼女はフラワーアレンジのほかに、ジャズピアノを演奏する才能あふれる、
人間的にも、凄く大好きな女性です。

彼女が昨日の日記に、気分転換に花に集中してみたら・・・・・と、
『花屋でこれを生けたいと思う花を一種。そして、それに合わせるグリーンを一種、
出来たら、空間を彩れるような小花などを一種、全部で3種を購入して、
好きな器にいけてみてください。テーマは6月の風^^』
と、書いてくれた。

ライブに行き損ねて、ガッカリしながら駅前の花屋の前を通りかかった時に
そのことを思い出して、花屋さんでブルーのラクスパー、カスミソウ、
それに緑のリューカデンドロンという花を仕入れてきた。

そして、自分の気に入った形でまず活けてみたのがこれ。

正面、背面、左右の写真を撮ってフェイスブックのメッセージ機能を使って、
ひろえちゃんに見てもらった。
すると、何分も経たないうちにこんな絵を描いてアドバイスしてくれた。

それを元に修正して、再び写真を撮って送信したのがこれ。

文字通り、通信教育です。(知り合いのよしみで無料だけど・・・・)

秘密基地に一人で住まいながら、仏壇の世話をしているうちに、
仏壇に飾る花が生きていることに気がついて、花の魅力に取り付かれた。
手をかけてやれば、長く咲いていてくれるうえに、切り花でも頑張って
蕾から満開になる花を見ると、その生命力に心動かされたり・・・・・

しかし、男の癖に花が好きだなんて言ったら笑われそうです。
特に僕は『花』が一番似合わない風貌をしてますからね。

今日は花を飾って、音楽は小畑和彦さんの『Passaporte』でリラックス。

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他人の『育ち』を考えてしまう瞬間・・・・・

2014年05月20日 | Weblog
最近、他人様の行動を良く見るようになりました。
と言うのも、会社に居ても全くやる事を与えて貰えないから、
自然と社員の仕事の仕方や、他人との接し方を凝視してしまうのです。

一番感じるのは『育ち』かなぁ?・・・・・
僕はこの一年半、結構辛い思いをして居ます。
仕事を与えなかったり、無視したりする事に対してはそれなりに我慢できるのですが、
これ見よがしに僕の得意分野の仕事を、目の前にチラつかせる。

子供が大好きなお菓子を、子供に与えず目の前で食べるような・・・・
僕には、そういう印象しか有りません。
僕の発想には、子供の目に入らない所で食べるか、子供に与えるしか選択肢がない。
だから、そう言う事を平気で出来る人間は、きっとそういう意地悪が
日常的に行われている環境で育ってきたんだろうと思うのですよ。

たぶん、そういう『育ち』の人は、それが意地悪だと思わないのでしょうね?
そんな人間に育てられたか、そういう環境で育ったかのどちらかです。
僕はそういう意味で、親に感謝しています。

意地悪なことをする人って、周りに楽しいことをする人が居たりすると
妬んだりすることが多いですね。
楽しいことをやっている時に、羨ましそうに見ている人が居たら、
僕は『一緒にやりませんか?』って誘ってあげる方ですね。
だから、逆に何処へでも飛び込んで行ける。

劇団も、サッカーチームも、相方と始めた音楽も何の繋がりのない所へ、
僕が図々しく飛び込んでいって、始まったものばかりです。
そういう意味では、嫁さんと知り合うきっかけになったウィンドサーフィンも
同じような仲間の気がします。

意地悪をする人は、そういった喜びや楽しみを分けて貰った経験がないのでしょう。
だから、自分にないものを持ち合わせている人間が疎ましくなる。
僕は良いなぁ・・・・って単純に憧れるし、リスペクトしちゃう。
そうじゃない人は、排他的で自分だけが特別で居たいタイプなのでしょう。

こんな事を書くのは、僕の心がちょっと折れそうなのです。
それでも週末まで5日間耐えれば、楽しい時間が来てリセットされる。
芝居が終わった後の、今年の後半は音楽を真剣にやろうと思ってます。
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仕事も遊びも『ストイック』ならぬ『ドM』

2014年05月19日 | Weblog

昨日の帰りの電車を待っていたら、座長と歌唱指導の石崎千穂先生が
後から一緒になって、ちょっとした会話。

千穂先生:『お疲れ様』
僕:『本当にヘタクソで恥ずかしいです』
千穂先生:『うん、本当にヘタクソだね』
僕:『もっと、厳しくやりたいんだけど・・・・』
千穂先生:『あれ、もしかして・・・・ドM?』
僕:『ドMって言うか、厳しい環境の方が楽しいです』
千穂先生:『それは、完ぺきなMだわ・・・・』
僕:『「いいよ」って言われたら、その前に「もう…」がある気がして・・・・』
千穂先生:『あはは…うん、それは言えるね』
僕:『だから、なんでも自分の能力の一つ上を狙いたいんですよ』
千穂先生:『その気が無いと「プロ」の世界は通用しないね』

この話の中で、なにも音楽やスポーツに限らず、世間で言う「仕事」は皆同じだって、
そうしないと、現状維持でなにも発展しないって・・・・先生は仰っていた。

僕は会社の弟子に『自分は出来る』とか『自分は解っている』と思った時点で
成長が止まるんだと言い続けている事は、間違いじゃないと思っている。
僕は今の会社で、後が無いとか、期限までに結果を出さないと駄目と言った
厳しい環境の仕事しか与えられずに来たから、いつも自分の無能さに腹を立て
『こん畜生!』って言う感じで、仕事をしてきた。
だから、今の部署のぬるま湯に浸かっているような環境が我慢できないのです。

ただ、自分のレベルでいわゆる『身の丈にあった仕事』をすることを否定するわけじゃない。
それはそれで、生き方として有るわけだからね。
ただ、自分はそうじゃない、一つ手を伸ばした所に行きたいと言うだけ、
それをずっと続けて来たというだけの話です。

芝居もサッカーも、仕事もそんな感覚で楽しんでやってきた。
厳しい環境が好き=ドMなのかも知れませんね。
もしかして、僕は『ストイック』なのではなく『ドM』なのかも?
そんな事を感じててしまったのでした。

そう言えば、この間の連休に甥っ子に会ってきました。
嫁さんの兄貴の息子なんだけど、兄貴いわく『反抗期で口も利かない』と言う。
ところが僕が話しかけると嬉しそうに話をするのですよ。
将来の事、これから行く学校で何をしてみたいのか?
今の学校生活や部活は楽しいのか?・・・・・普通に娘と話すような事を聞いてやった。

卒業後の進路について、警察官になりたいと言う。
ところが父親は『公務員は上級試験を受けないと出世できない』とか息子に言う。
僕は『まずは自分がやりたい事の目標に向かってガンバレ』と言った後に、
『まず自分の身の丈を知って、そこから手が届く一つか、二つ上を目指せ』とアドバイスした。
最終的に上級試験を受けるところまで行くのを目標にするかも知れないけれど、
登山をやってみたいと言ったら、エベレストに登らなくちゃ意味が無い・・・・
と言うような父親の言葉に、甥っ子は『親の考えを押し付けるだけ』と感じていたみたい。

僕が、最後はエベレストかも知れないけれど、富士山だって立派な山だし、
舐めてかかったら命を落とすんだぞ・・・・・と山登りのたとえ話で話してやった。
一つ上を常に目指して、楽しみながら自分のペースで前に進む。
人生が終わる時に何処まで行けたか・・・・で良いのだと。
それを評価するのは周りの人間じゃない、自分が何処まで頑張ったか?なんだって・・・・・
そんな話をしてやりました。

僕の話を横で、別の話をしながら聞いていた、当の父親である嫁さんのの兄貴は
『オジサンは責任が無いから、何でも言えるんだぞ』と言ってましたけどね。
その話を聞いていた甥っ子は、涙を流しながら聞いていました。
その姿を見て、甥っ子は決して反抗期なんかじゃない。
そう云う話を親父にして貰いたかったんだと思いました。

僕の『ストイック』ならぬ『ドM』精神を判って、頑張ってくれたら嬉しいですね。

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劇団ステージドア・おじさん軍団『今日の戦果』

2014年05月18日 | Weblog

今日はおじさん軍団の中隊長が遅れてきたけれど、取りあえず3時に全員が揃った。
とにかく、隊長は来週も平気で休んじゃうほど呑気なのは良いのだけれど、
困った事に、このおじさんが男性陣のウィークポイントの3人組の1人。
今度から3人の事を『唄の三銃士』、「ウィーク(弱点:WeakPoint)」、
「バイタル(急所:Vital part)」、「アキレス:(アキレス腱:Achilles tendon)」
と呼ぶ事にしようかなぁ・・・・?
いや、『三銃士』と言うよりは出遅れ、音外れ、リズム音痴の『三重苦』の方が的確かなぁ?・・・・・

それでも、我々『元特殊部隊』は前に進まなくてはいけません。
互いに助け合い、身を呈して仲間を救う・・・・・まさに戦場さながらの5人組なのであります。

そんな事もあって、かねてから唄の指導をされている石崎先生と、振付の河岡先生から
『幼稚園児並み』と酷評されていた『元特殊部隊』。
芝居の方は、息が合って来てテンポも良くなって来ているんだけど、
唄のシーンになった途端、動きがぎこちなくなる上に、覚えていない人が続出。
と言っても、殆どが前出の『唄の三銃士』なんですけどね・・・・・

今日はM1(芝居で最初に唄われるナンバー)のチェックがありました。
直前にトイレに行っていたら、呼びに来ちゃって、大慌てで戻ったんだけど
丁度、手を洗っている時で良かったです(笑)

そして一回目は予想通り、メロメロ・・・・
とにかく『唄の三銃士』は唄だけじゃなく、唄振りの動きもお互いに衝突したり、
丸く動くはずの所を、ショートカットしてみたりで滅茶苦茶。
それで、動きをゆっくりと動きながら確認。

何度か動きの確認をしてから、2度目。
最初の評価『幼稚園児並み』から、『中学生くらいまで来た』と河岡先生。
その批評を聞いた女性陣から「ほぉぉ」の声。
そして、唄う時の気持ちの持ち方などのアドバイスを受けて3度目。

今度は多少のミスがあったけれど『高校生まで来た』と河岡先生が仰ってくれた。
ナメクジ並みのスピードでしか、上達しなかった『元特殊部隊』にとって、
この日の『戦果』は、凄いものでした。

そして、休憩を挟んで夕方から1幕の通し稽古。
最初のシーンで『元特殊部隊』のテンポが悪かったけれど、途中からギアチェンジ。
芝居の方は、アドリブで間をつなげながらテンポが良くなってきました。

稽古が少し早めに終わって、座長から皆に話があった。
女性は10人のチームワークが出来ていないのに対して、人数が少ないとはいえ
男性陣はチームワークがどんどん良くなっていると・・・・・
その理由は僕が馬鹿になって皆を「隊長」とか「中隊長」とか呼んで、纏めていると
ちょっと嬉しいコメントが貰えました。

でもね・・・・
僕のお馬鹿を受け入れてくれる、懐の深いおじさん軍団だから出来るのですよ。
稽古も残り1カ月。『元特殊部隊』のおじさん軍団が、
本番で良い芝居を披露できそうな手応えを感じた一日でした。
写真は一昨年の公演『今夜はホテルエミリアで』のワンシーンです。

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劇団ステージドア・『今日は衣装合わせ』

2014年05月17日 | Weblog

今日は、初めての衣装合わせ。
皆、衣装デザイナーの小林先生のイメージ画を基に、それぞれに考えて持ち寄った
衣装を先生に見て貰い、OKなものもあったり、変更を要求されたり・・・
来週の再チェックまでに、先生の要望に合わせたものを用意するのです。

僕は衣装替えが一回。以前は最低三回の衣装替えが普通だったけれど、
最近は芝居の全般を通して、そんなに衣装替えをしなくなった。
衣装で大事なのは、その役柄の印象を壊さない事。
最初の印象で、ある程度キャラクタの印象をお客さんに植え付けられたら
半分は成功と言っても良いでしょう。

その良い例が、一昨年僕がやった元パイロットの役。
真夏の公演だと言うのに、僕の衣装は革のボンバージャケット。
それを着て『元パイロット』と言えば、確かにそう見える。

昨日も書きましたが今回は全員に『デニム』というテーマが課せられた。
僕の場合は、ちょっと違うのだけれどアイテムに「バンダナ」を使って
デニムのイメージを何処かに入れる。

男性陣の衣装で困るのは、全員がブルージーンズになってしまう事。
先生から特に指摘が無かったので、そのままでも良いのかと思うけれど、
僕が持っているデニムは、いわゆるカラージーンズが多くて、
今回の『デニム』のイメージとはちょっと違う気がする。
ヒッコリーデニムの白地に縦縞のパンツを持っているので、
来週ある第二回の衣装チェックの時に、持参して決めて貰おうかと思う。
皆の衣装を見たけれど、一番は姉さまが履いていたヒッコリーデニムのパンツ。
シルエットが凄く良くて、ユニセックスの物らしいので、僕も欲しくなっちゃった。

その他、僕が後半に着る衣装はシャツの色がベージュ系の無地が良いと言われた。
靴もアーミーブーツ。アーミーブーツは黒い物が普通なんだけど、
僕の物は、9.11で有名になったアメリカ特殊部隊が使用して居る
ベージュ系のミリタリーブーツのレプリカ。
次回はそれを持って行って見て貰うんだけど、まだ一回も履いてないんだよなぁ・・・・

衣装も色々と工夫して、芝居の雰囲気を盛り上げる重要なアイテムになってます。

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