『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

何処の国にも居るんですね、そそっかしい人・・・

2019年10月25日 | ラグビーW杯
このブログをご覧いただいている方々にとって、さほど驚く事件ではありません。
実は昨日、仕事を休んでアパートのメンテナンスが一通り終わった夕方5時に、
僕の雇い主である会社から電話が有った。

明日は社長のお誘いで、再び甲府まで出かける予定なので、確認の電話か?
なんて思ったら、電話の向こうは総務担当の女性Kさんだった。
Kさん:『こんにちは。ちょっと確認して頂きたいのですが、健康保険証はお手元にありますか?』
僕:『ご無沙汰してます。保険証ありますよ』
Kさん:『実物をちょっと確認して頂きたいのですが、ありますか?』
僕:『もちろん、今出しますね・・・・あれ??・・・無いや』
Kさん:『実は、警視庁の遺失物センターから連絡がありまして、保険証が届いているとの事です』
僕:『あはは、またやっちまいましたねぇ・・・』
Kさん:『取りに行けますか?朝8時半から夕方5時までだそうです』
僕:『解りました。明日の朝、受け取りに行ってきます』
Kさん:『その際に本人確認のための合言葉があるのでお知らせします』
僕:『ほぉ、合言葉・・・なんかスパイみたいで楽しいなぁ』
Kさん:『警察の受付で「A鉄****」という合言葉を言って本人確認してください』
僕:『判りました、いつもいつも済みません(汗)』
Kさん:『いえ、毎度の事で・・・・宜しくお願いします』

と言う訳で、今朝は早起きして大雨の中、車で飯田橋に有る遺失物センターへ行って、
その後に車で事務所まで出かけたのでした。

いやぁ、何故か今回は保険証のみ。
しかも駅で拾われたとの事・・・・なんでかなぁ????

しかし、日本と言う国は本当に素晴らしい。
落し物をしても、帰ってくる可能性が高いですからね。

奇しくも昨日のWEBサイト「THE ANSWER(スポーツ文化・生き性&総合ニュースサイト)」
の記事にこんな内容のものが有った。
「携帯を失くすなら日本で」 帰国前日にアイルランド番記者が感動した“おもてなし”
なんでも、アイルランドメディアの記者が帰国前に、タクシーの中に携帯電話を忘れて、
レシートの電話番号を頼りに連絡したら、タクシー会社で預かって保管していると聞いた。
それで、取りに行ったらなんと携帯電話は充電されていて、すぐに使える状態だったと言う。
日本ならではの『おもてなし』という話で紹介されたらしい。

何処の国にも居るんですね、そそっかしい人・・・・
でも、僕はイギリスやスイスで財布の忘れ物をして、両方とも無傷で出てきましたから、
なにも親切な国民は日本人だけじゃありません。
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天晴(あっぱれ) 日本代表

2019年10月13日 | ラグビーW杯
いやぁ素晴らしい試合でした。見ているだけでも80分間、力が入りっぱなしでしたね(笑)。
日本とスコットランドはスピードのあるバックス、パス回し、ディフェンスも固い、タイプの似たチーム。
でも、この日の日本代表はキック、パス、ランを使うアタックがしっかりとデザインされ、
色々な意味でバランスが非常に良かった気がします。

スコットランドのヘッドコーチが『日本は引き分け狙い』みたいな事を言うのも解る気がします。

でも、この日の開催が危ぶまれたのは、横浜国際競技場という場所の事を知らないと、
『晴れれば開催できる』と誰もが思ったでしょうね。
今人気の『チコちゃん』では無いですが、僕は知って居たのです。

以前にJリーグなど、サッカーの試合観戦で何回か訪れた事がある横浜競技場。
行けば解るのだが、この競技場は周りに比べると少し高いところに作られていて、
周りの敷地は数メートル低くなっているのです。
その時に
『なんでこんな作りにしたのかな?』
と、疑問に思って調べた事があって、その時に知ったのが『遊水地代わり』だと言うこと。

横浜競技場は、すぐ横に鶴見川が流れていて、この川は過去にたびたび氾濫した「暴れ川」と呼ばれて居る。
普段は陸上競技場などで使われるエリアが遊水地として、鶴見川の流水を一時的にためて、
洪水被害を防ぐような防災設計がなされていると言う。
実際に今日の朝の写真がこれです。

競技場は1000本以上の柱に支えられた「高床式」で、仮に駐車場が水没しても、開催できる体制も整えている。
昨日の12日午後には水位が6・58メートル(通常0・8メートル)まで上がり、1階駐車場は80センチの浸水があったらしいが、
この作りのお陰で、2階の選手控室や3階のグラウンドの被害はなかった。

更に凄いのは、雨が上がった午前6時過ぎから、迅速に管理スタッフが水吸引などの対応を施し、
管理スタッフや警備員、ビールの売り子ら総勢約2000人が、仕事前に土砂の清掃や、
大型スポンジを使って通路の雨水を吸うなどの作業を行うなど、会場復旧に向け尽力したところ。

決して『日本は引き分け狙い』なんかじゃない。
むしろ運営スタッフも含めた「ONE TEAM」で、『何としても闘って勝利を掴むんだ』という気迫で
強豪スコットランドから勝ち取った勝利だった気がします。

テレビで試合を見ていたと云うのに、スクラムを組む時に、自分も息を止めたりで、
何だか体がクタクタ・・・・阿呆ですね(笑)

でも、4戦全勝で実力で勝ち取った決勝トーナメント進出。
悔しいけれど、サッカーのW杯でもこんな感動を味わった事が無い。
日本代表、そして会場を用意したスタッフにも『アッパレ』と言いたいです。
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ラグビーというスポーツの素晴らしさ

2019年10月07日 | ラグビーW杯
ラグビーのワールドカップが開催されていますね。
ラグビーはサッカーと違って、選手の国籍に関してはうるさくない。
サッカーをやって居る僕は
『W杯と呼ぶには如何なものか?』
なんて毒舌を吐いているけれど、この大会が素晴らしい国際大会である事は間違いない。

この写真は試合前の選手入場の際に偶然取れた映像。
まるで両チームで『ハート』を作っているように見えますね。

ラグビーはサッカーと違って、フィジカルコンタクトありきのスポーツ。
故意に相手を傷つけようと思えば、簡単にできる。
試合中に熱くなって、揉み合いになる事もたまにあるけれど、
サッカーや野球の試合で観るようなものとは質が違う。

審判の判定について色々と批判されているようだが、僕はそう思わない。
ラグビーのレフェリーは、反則を見つけて罰を与えることよりも、
選手の安全を守りながら不用意に試合を切らさずに続行する。
そのため、反則があった場合でもプレーが中断することなく、
反則を受けたチームがボールを持って攻撃を展開していれば、アドバンテージの合図を出したまま、プレーを続行させる。
反則を取って試合を再スタートさせた方が、反則を受けたチームに有利になると判断すれば、笛を吹いて試合を止める。
反則を罰すること以上に、試合の流れを重要視してゲームコントロールをするのが審判なのです。

ラグビーは『フェアプレー精神』もさることながら、選手と審判の間にリスペクトがある。
大会のテレビ放送で聞こえる音声でレフェリーはしきりに
「早くラックから出て」
「ボールを持ちすぎない。手を離して」
「今のタックル、少し早いよ」

と審判が選手たちに声をかける。

何度か同じアドバイスが繰り返されると
「次、やったら笛を吹くよ」
「次、気を付けてね」

と“警告”。

選手がそのアドバイスや警告に従い、反則を犯さずにスムーズに試合を運ぶと、
レフェリーは「ありがとう」と感謝の言葉を選手にかける。
そういえば、開幕戦の日本対ロシアでも、レフェリーが「Thank you very much」と何度も言っていたのを覚えている。

試合が終われば『ノーサイド』で、勝ち負けに関係なく相手を讃えあう。
試合後に審判に詰め寄って、いつまでも抗議したりする姿もない。
試合中にピンチになった際に、反則で相手の動きを止める事を
『プロフェッショナルファール』などと呼ぶサッカーとは大違い。

これは『騎士道』から来る文化なのだ。
そう云う意味で『武士道』がある日本人と通じるところがあって
文化的にも好まれるスポーツなんじゃないだろうか?
観衆もそう云った『フェアプレー』を楽しみ、全てのチームに惜しみない拍手を送る。
なんだかラグビーをやって居る選手が羨ましく思えてならないですね。

1967年、僕が小学校5年の時に、住んでいた埼玉県熊谷市で埼玉国体が開催され、
競技種目としてラグビーが実施され、熊谷市にラグビー場が造られた。
その時に『熊谷ラグビースクール』の1期生が募集されたので、参加したのだが
体が小さかった僕はフィジカルコンタクトが嫌で、たった一回で辞めてしまったのだが、
あの時に『ラグビー』の素晴らしさを知って居たら、人生が変わったのかも知れない。
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