今日は先週に続いて、荻窪ルースターでギタリストの小畑和彦師匠の
『クワトロコーリス』のライブに行ってきました。
佐野聡(tb fl h).加藤実(pf).小畑和彦(g)のトリオ。
クワトロコーリスとは4つの音という意味らしく、フルメンバーではトロンボーンが4本という
ゴージャスな編成らしい。
今日はその中の3人がトリオでのライブ。
僕は基本的に小畑師匠のファン。
店に着くと、ちょうど演奏に入る直前で、僕に気が付いてくれた師匠が
『おぉ、久しぶりやね』と握手してくれた。
師匠の音楽は毎日のようにCDで聞いているし、アルバムも殆ど持っている。
でも、やっぱり生で聴く音楽は格別のものがあります。
先週の竹中俊ちゃんと、小畑師匠の二人が組むギターデュオ『FUGA』のファンでもある。
最近は、この二人の演奏を聴いていないので、師匠に
『FUGA、やらないの?』
って訊いたら
『竹中が忙しくて、やってくれないんだよ』
なんてご謙遜。
二人とも精力的に演奏活動をしているから、なかなかスケジュールが合わないのでしょう。
そして今日は、久しぶりに師匠の超絶ギターテクニックを堪能。
なんせ、師匠の弾くギターは音が良い。
今日使っていた『マルチネス』のギターは、師匠にそそのかされて
僕も同じものを買ったんだけれど、出てくる音は全く違う。
そんな訳で、いつも師匠のライブに行くとギターの弾き方をじっくり見る。
まぁ、テクニックが全然違うけれど、弦を押さえる指の使い方は凄く参考になる。
ライブで聴く音楽は、CDで聴いたものとは全く別ですね。
師匠のアルバムに収録されている曲が、何曲か演奏されたけれど
演奏する場所の音響効果や、その時のシチュエーションで全く違う物になったり、
聴く側も、ライブハウスで聴く音は、耳と言うより体で聴く感じだから
聴いた感じも違っていて当たり前、これがライブの醍醐味なんだと思います。
佐野さんがハンドフルートって言ったかな?
『指笛』ならぬ『手笛』を披露してくれたり、盛り沢山の内容で
2ステージ、2時間のライブはあっという間に終わってしまいました。
アンコールで加藤さんのオリジナル曲を演奏したのだけれど、
この時の師匠の演奏が圧巻でした。
僕は、小畑師匠の奏でるギターのメロディーが一番好きかな?
僕は『オバタリアン』だなぁって、師匠の音楽を聴くたびにそう感じます。
帰りに3人が参加しているアルバムを購入。
もちろん、3人にサインして貰って帰りました。
いつも『寝酒』ならぬ、『寝音』にしている小畑師匠のアルバム。
小畑サウンドコレクションがまた一つ増えました。