君の行く道は~♪は『若者たち』です。
今日はその『若者たち』ならぬ、40歳過ぎても毎日サッカーをする事が、
何よりも好きな『馬鹿者たち』の飲み会がありました。
22年前に新入社員でサッカー部に入ってきたエースのK玉。
11月中旬に、上海駐在になる事が決まって、
暫くチームを離れることになった。
高校時代は九州で選抜されたほどの実力者。
奇しくも僕は、そのK玉が入社した年に、現役チームに復帰した。
その時の印象が強烈で、ドリブルしても誰も止められない。
パスが正確で、いつも攻撃の中心にいた。
そしてそのチームをまとめていたのがK原。
この男も今年からアメリカ駐在になって、チームを離れた。
今日は一時帰国で日本に戻ってきていた。
詳しいところは判らないけれど、今月の18日に上海へ旅立つK玉と、
一時帰国で日本に戻って、週末には再渡米するK原が一緒になるのは
偶然かも知れないが、なにかこのチームの絆のようなものを感じた。
僕は仕事が長引いて、半分しか飲み会に参加できなかったけれど
その後この二人と、盟友のI倉、ゲームメーカーの郁也、
ブルトーザのようなフィジカルを持つTDに、
プライベートでも色々と関わることの多い、お坊さんY沢の7人で
近所の飲み屋でもう一杯やって帰ってきた。
『馬鹿者たち』は、僕にとってとても大事な仲間です。
劇団のメンバーとは、精神的なつながりが強いけれど、
この『馬鹿者たち』はサッカーを通じて、お互いを助け合って
なおかつお互いにリスペクトしている絆がある。
劇団と共通するのは、年齢の幅が広い事かな?
劇団での僕はまだまだひよっこ。
でも『馬鹿者たち』の中では、僕が最年長。
今日はまだ30代の『お子ちゃま』が居たけれど、いずれも一緒に
試合をやってきた連中。
こういった若い連中に支えられたり、教わる事も多々ある。
僕の年齢までやると言って集まってきた連中なんだけれど、
一向に引退する気配が無い僕を見て、呆れている仲間もいる。
でも、本気でこいつらとずっとサッカーをやって居たいのですよ。
今日集まった30代の人間が、僕の年齢までサッカーを続けられるように
そう思って作ったのが、僕がチームを作った理由です。
勝負に拘りながらも、勝ち負けについては文句を言わない。
仲間に文句を言うのは笑い話の中だけで、決して本心じゃない。
これがチームの暗黙のルール。
暫く一緒に出来なくなる二人が居ない間に、新たなメンバーが
加わって居るかも知れません。
それよりも僕自身が、それまで生きて居ないとなりませんけれどね。
死んだら生命保険の一部をサッカーチームに寄付してくれと
『遺言』みたいな事を伝えてあるとメンバーに話したら
『金額を増額するように伝えてください・・・・』と言う奴が・・・・
この『馬鹿者』が!