今日はマンションの総会。
今季は、修繕積立金の積み上げ額を増やしたり、備品の修理があったり
何かとお金に関わる案件が多いので、理事会が主導して決めないと
総会でもめたりする可能性もあって、理事長を決める際に長老から
『話をどんどん進められる方が引き受けて頂けませんか?』
と打診され、他の理事の方からもそういう視線を感じたのでした。
まぁ、僕は特に断る理由も無いし、誰かがやらなければならないのだから
引き受けたのだけれど、実際やってみると面倒な事が多いですね。
前出の修繕積立金の時は、理事長が交代して次の総会までに・・・・
なんて暢気な事を言っていたけれど、少しでも早い方が良いと思い、
理事長を引き受けたその直後に理事会を招集して、素案の作成をやって、
翌月に住民への説明会、臨時総会を開催して年内に議決した経緯がある。
それでも12月末。銀行の手続きなどをやって、実際に積立額が変更になったのは
翌年の4月からだったから、実質2年前倒ししたことになる。
そして今回の総会は、案件が9件。
大きな問題は無く、総会は1時間くらいで終了したのだけれど、
その後にまた理事会を開いて、エレベーターの内装をリフォームしたり
入り口ドアが開けっ放しにならないようにする工事などで、
また数十万円の出費が発生する事についての話し合い。
この案件は総会にかけず、理事会の判断で施工をして、理事長決裁で進める事にした。
『どうせやらないとならない事を、いちいち総会に掛けるなら、
理事会も理事長も要らないでしょう?
こう云う事は事後報告で十分だし、文句が出たら、その時は理事長の僕が対応します・・・・』
と言って、どんどん話を進めて居るのだけれど、とにかくそういう事が頻繁にある。
それで総会が終わった後は、火災保険などの書類20枚ほどに署名捺印。
書類に目を通して署名・捺印するだけで1時間近くかかっちゃった。
マンション管理組合も、住民からお金を預かって運営しているので大変です。
多分、会社の労働組合の経験があるから、こんな事は大した事が無いと思えるのでしょう。
裏を返せば、会社の労働組合は、会社を運営する部分にも関わるし、
組合員個人の問題も扱っているので、大変さは半端じゃない。
僕の弟が住む、光が丘のマンションは600世帯とか大規模なので大変だろうなぁ…
扱う金額も億単位、理事長は区議会に立候補すれば簡単に当選しそうだし。
頭数が増えると、まとまらなくなるんだろうなぁ・・・・
そんな訳で、労働組合の役員をやって、組合の有難さを知ったお陰で、
小規模なマンションの管理組合なんて、大した事は無いなぁ・・・・
なんて思えちゃうのであります。