劇団公演が終わり、早くも1週間が過ぎました。
先週と今頃は公演の真っ只中だったのが、嘘のようです。
1週間、ずらずらと言いたいことを書き綴りましたが、それも今回で最後にします。
今回の劇団公演は25回目。
当たり前ですが、年一回の公演なので25年間継続してきたことになります。
劇団員の最年少が22歳ですから、彼らが生まれる前からやっていたことになります。
何事においてもそうですが、継続するというのは簡単じゃない。
僕がいまだにサッカーをやり続けていることを、チームメイトは評価してくれる。
上手い下手で言ったら、間違いなく下手くその部類に入る僕ですが、
チームメイトが僕の歳までサッカーを続けるのを目標にしてくれている。
『怪物じじい』などと言う奴は、ある意味尊敬をこめて言っている気がします。
確かに、僕のすぐ下のチームメイトが51歳だから、その人間でさえ
あと9年続けないと僕の歳までサッカーを続けたことにならない。
僕が引退しない限り、その目標値は先送りされる。
チームの中で一番サッカーが好きで、技術もあって、生意気な口を利く
ゲームメーカーの郁也でさえ
『じじいの歳まで出来るかどうかわからない』と言う。
素直に僕の事を評価してくれるのは本当に嬉しく、励みになりますね。
劇団では全く同じように『怪物』の先輩たちが居ます。
尊敬するTさんは今年80歳になる。最年長のおばあちゃんは90歳。
その他、僕より10歳以上歳上の先輩が沢山いらっしゃる。
劇団公演の後で、打ち上げがあってその場に美術の大御所、土屋茂昭さんが出席した。
座長との付き合いはかれこれ40年になるという。
音響の大御所、実吉栄一さんも同席されていた。
この大御所たちのお弟子さんたちが今後もスタッフとして継続してくれる。
我々の劇団が次に目指すのは50周年なのでしょうかね?
その頃は、僕はこの世に居ないかもしれない。
もしかして、元気に舞台に立っているかもしれない。
同い年の平野清太郎君といつも話す事。
『俺たちが、今後長老たちの役をやればいいんだよ』と・・・・
簡単じゃないです。
むしろ無理…と言う方が正しいかも知れません。
サッカーも芝居も継続することが大事だなって思うようになりました。
その為には手を抜かないこと、そして一番大事なことは
僕が『楽しむこと』なんじゃないかと思っています。
その為には良い仲間が居ないと続きませんけど、簡単じゃありませんね。
そういう意味でも、僕の周りの仲間に感謝しています。
いつもありがとう。