最近の漁模様は連日マルソウダばかりで面白い魚がいなく、ブログネタに困っている。そんな状況の中、今日は定置網の漁を終え帰港しようとすると、乗組員の人に面白い魚がいたから掬っておいたと言われる。どんな魚かと聞くと尾が無かったとの事。そう聞いてピンとくる魚がいる。その魚を見に行くと思ったとおりである。クサビフグである。クサビフグはマンボウ科でありマンボウと同じように尾を切ったような姿である。うちの定置網で獲れたのは2個体目であるが、最初に獲れた個体は既に死んでいたうえ、腐って骨格のみとなっていた。それでも珍しい魚なのでそのような状態でも持ち帰り写真には収めていた。本来なら今回が初入網となるのだろうか。魚ボラへは3年程前に漁協の定置網で獲れた個体を標本として既に登録済みである。クサビフグの口は丸くぽっかりと穴が空いて漏斗状になっている。さらに面白いのはこの口が他の魚とは違い、縦に閉じるそうだ。今日はたまたま近くにいたかごしま水族館の職員にクサビフグが獲れた事を教えると見に来る。既に底に横たわり死にそうであるがまだ生きているので、水族館の職員がその口が本当に縦に閉じるのかを触って調べてみるがわからなかった。この個体も魚ボラの標本用として冷凍保存する。
最近の漁模様は連日マルソウダばかりで面白い魚がいなく、ブログネタに困っている。そんな状況の中、今日は定置網の漁を終え帰港しようとすると、乗組員の人に面白い魚がいたから掬っておいたと言われる。どんな魚かと聞くと尾が無かったとの事。そう聞いてピンとくる魚がいる。その魚を見に行くと思ったとおりである。クサビフグである。クサビフグはマンボウ科でありマンボウと同じように尾を切ったような姿である。うちの定置網で獲れたのは2個体目であるが、最初に獲れた個体は既に死んでいたうえ、腐って骨格のみとなっていた。それでも珍しい魚なのでそのような状態でも持ち帰り写真には収めていた。本来なら今回が初入網となるのだろうか。魚ボラへは3年程前に漁協の定置網で獲れた個体を標本として既に登録済みである。クサビフグの口は丸くぽっかりと穴が空いて漏斗状になっている。さらに面白いのはこの口が他の魚とは違い、縦に閉じるそうだ。今日はたまたま近くにいたかごしま水族館の職員にクサビフグが獲れた事を教えると見に来る。既に底に横たわり死にそうであるがまだ生きているので、水族館の職員がその口が本当に縦に閉じるのかを触って調べてみるがわからなかった。この個体も魚ボラの標本用として冷凍保存する。