今日は時化で今朝の定置網漁は操業出来なかった。まだ風は吹いているものの土曜日恒例の夜間採集へ行く。満潮を過ぎたものの水位はまだ高く、水面が風の影響でよく見えない。気になるアユの仔魚を探すもアユどころか魚の姿が見つからない。暗い場所へ移動し水面をライトで照らすと沢山の小さな魚が飛び跳ね逃げ惑う。とっさにタモ網を入れると1個体だけ小魚が採れる。ライトで照らし見てみるとアユの稚魚っぽい。確保する。その後も魚は見つからず終了。家に帰りよく見るとやはりアユの稚魚である。先週までは透明な仔魚であったが、今回の個体は見た目でアユとわかる位ステージが進んでおり、まさに稚鮎である。今回は水面をライトで照らした時にかなりの数が飛び跳ねたので、ここまで成長した稚鮎の個体数が非常に多くひと安心。海は危険なので早く川に上って成長してもらいたく、我が子を心配する親の心境である。
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アユ稚魚
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