今日は朝起きて何気なく水槽を覗くと、サランラップのようなものが漂っている。これはどこかで見たことがある。カエルアンコウの卵塊である。以前に定置網で獲れたカエルアンコウを水族館用にカゴに入れて活かして置いたら、その中に白い塊が入っていて調べるとカエルアンコウの卵であることが分かった。夜間採集で捕獲してまだ一週間。水槽に慣れる間もなく産卵したのだろうか。となると受精していない可能性が大きい。さらに若魚と思っていたこのサイズで産卵するのだろうかと疑問でもある。ただ、産卵したということは既に抱卵していたのであろう。これならたくさん増えるのもわかるような気がする。
今日は朝起きて何気なく水槽を覗くと、サランラップのようなものが漂っている。これはどこかで見たことがある。カエルアンコウの卵塊である。以前に定置網で獲れたカエルアンコウを水族館用にカゴに入れて活かして置いたら、その中に白い塊が入っていて調べるとカエルアンコウの卵であることが分かった。夜間採集で捕獲してまだ一週間。水槽に慣れる間もなく産卵したのだろうか。となると受精していない可能性が大きい。さらに若魚と思っていたこのサイズで産卵するのだろうかと疑問でもある。ただ、産卵したということは既に抱卵していたのであろう。これならたくさん増えるのもわかるような気がする。
今日は土曜日ということで夜間採集の日である。現場の港に着くと波がなく、海中がよく見渡すことができ条件は良さそうである。前回はカエルアンコウが主であったが、探してみると今回もカエルアンコウが目につく。結局、カエルアンコウが6個体捕れる。そのほかチョウチョウウオやハタタテダイの幼魚にニザダイの幼魚などが捕れる。今回もカエルアンコウばかりであったが、よくよく考えると毎回港でこれだけカエルアンコウが捕れるのも凄いことではないだろうか。よほどカエルアンコウに条件のあった港なのだろう。いったいどのくらい生息しているのだろうか気になるところである。
しものせき水族館からフグ類を頼まれていた。今日はそのフグ類を受け取りに来るとの事。そのついでにネンブツダイも頼まれる。前回出したネンブツダイがかなり死んでしまったようである。だが、最近はネンブツダイもあまり獲れなくなっている。ところが今朝、定置網漁をするとネンブツダイがたくさん入っている。活かせるだけ活かして帰港。水族館側もフグ類を数個体だけの搬出であったが、活魚車で来てくれたので活かしてきたネンブツダイを全て積み込む。そのほか一緒に獲れた魚なども積み、結局活魚車満車状態となる。遠くからわざわざ活魚車で来てくれたので満車状態で送り出せて良かった。