今日も定置網漁の網替え作業。汚れた網を本船に取り込む時に普段網に潜んでいる小さな魚達も一緒に揚がって来る。今月の別な網の網替え作業ではヒメダラ幼魚とミジンベニハゼを確保している(ブログ2022 2.12)。今回の網替えではそのような魚は今までに見つけたことのない網なので期待していなかった。だが、網を揚げ終わった後、本船のデッキ上で黄色い小さな魚を発見。体色からミジンベニハゼかと思ったらオキゴンべの幼魚である。その周りを探すと更にもう1個体見つける。オキゴンべは昨年同じく網替え作業で発見しブログで報告している(ブログ2021 7.2)。更によく探すと小さなフサカサゴの仲間を発見。ぱっと見コクチフサカサゴのように見えるが両種とも確保する。帰港し確保したフサカサゴの仲間をよく見ようとするが、小さな容器に入れた為か口を大きく開けてしまい、何だかよくわからなくなってしまう。家に帰り展鰭するとやはりコクチフサカサゴの様である。コクチフサカサゴは普通種であるが、ここでは今までに数個体しか確認していない。魚ボラで綺麗な写真を撮ってもらう為、今回はホルマリンを使わずここで終了。
コクチフサカサゴ
オキゴンべ幼魚
コクチフサカサゴ
オキゴンべ幼魚
オキゴンべ幼魚
オキゴンべ幼魚