最近はニュースなどで各地からリュウグウノツカイが見つかったとよく報道されている。そして今日、うちの定置網でも小さなリュウグウノツカイが入網。まだ網を絞り切る前に泳いでいる所を発見したので、水族館用に生け獲りにしようとした。リュウグウノツカイは体側の銀粉が直ぐに剥がれてしまうので、生け獲るにはタモ網などは使わず、バケツなどで海水ごと掬わなければならない。小さい個体とはいえ長さがあるのでなかなか掬い取る事が出来ず、結局は生け獲りに失敗する。体が一ヶ所折れてしまい、体側はスレてボロボロになってしまう。こうなってしまえばボロボロであるが標本として確保するしかない。標本として確保するのであれば見つけ次第直ぐに傷付かないように取り上げるのだが、残念な結果となってしまう。
最近はニュースなどで各地からリュウグウノツカイが見つかったとよく報道されている。そして今日、うちの定置網でも小さなリュウグウノツカイが入網。まだ網を絞り切る前に泳いでいる所を発見したので、水族館用に生け獲りにしようとした。リュウグウノツカイは体側の銀粉が直ぐに剥がれてしまうので、生け獲るにはタモ網などは使わず、バケツなどで海水ごと掬わなければならない。小さい個体とはいえ長さがあるのでなかなか掬い取る事が出来ず、結局は生け獲りに失敗する。体が一ヶ所折れてしまい、体側はスレてボロボロになってしまう。こうなってしまえばボロボロであるが標本として確保するしかない。標本として確保するのであれば見つけ次第直ぐに傷付かないように取り上げるのだが、残念な結果となってしまう。
最近は海水温が低く定置網でも魚種は少なく面白い魚が獲れないでいる。そのような状況ではあるが、しものせき水族館「海響館」からは継続的にフグ類の注文を受けている。そのしものせき水族館がフグの採集で奄美に行っており、その帰りに鹿児島を通るので何か獲れていれば寄りたいとの事であった。本船の活け間には定置網で獲れたサザナミフグにホシフグが入っていたが、最近の低海水温の影響か元気はない。そして今日、海上は大時化で仕事は休み。水族館は奄美からフェリーで来る予定だったので時化で欠航かと思ったが、連絡するともうすぐ鹿児島港に入港との事。本船までフグ類2種を取りに行き、受け渡しの準備をする。そして水族館が到着。ついでに寄ると言っても鹿児島港からは1時間以上は掛かり、往復3時間。少しのフグの為に申し訳なく思う。