お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

厄介なアカエイの子

2014年05月30日 | 定置網







 依然として定置網ではアカエイの入網が多い。水揚げできず危ないのでデッキ上に放置するのだが、その時に子供が次々と生まれてくる、というか放出される。これが最近は網の中でも既に放出されており漁獲物に混ざっている。大きければ直ぐに手カギで引っ掛けて取り除くのだが、産まれた子は小さく他の魚に混ざってしまい取り除き難い。小さくてもしっかりと棘は存在し、漁獲物の選別作業中に魚に混ざり手を入れれば危なくとても厄介である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セトミノカサゴ

2014年05月24日 | 定置網



 今日の定置網漁でセトミノカサゴが獲れる。セトミノカサゴは今までにまだ数個体しか獲れておらず、ここではちょっと珍しい魚である。今日獲れた個体を見ると体中に何かブツブツが付いている。実は今までに獲れた数個体のほとんどにこのブツブツが付いていた。病気なのか、あるいは寄生虫なのか何なのかわからない。以前に確保した個体はこのブツブツを取り除き標本撮影を行った。だが今回はそのままの状態で魚ボラの標本として冷凍保存する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠い所から

2014年05月16日 | 水族館



 以前からしものせき水族館からナミダフグなどフグ類を頼まれている。そして目的のナミダフグが1個体獲れ連絡すると1週間後に受け取りに来るとの事であった。ただ1個体だけではと言う事でハリセンボンなども頼まれる。すると受け取りに来る数日前にナミダフグが死んでしまい急いで連絡。受け取りは中止だろうと思っていたらハリセンボンだけでも取りに来るとの事。そして今日受け取りに来て、ハリセンボン、イシガキフグを搬出する。下関からここまで車で5時間掛るらしい。目的の魚が死んでしまい誠に申し訳なく思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

標本確保

2014年05月10日 | 定置網



 今日は市場で水揚げをしていると、他の定置網の方から標本用にと魚を2個体頂く。ムスジコショウダイとシマガツオのような幼魚である。この2個体とも今までに魚ボラの標本として確保し標本登録をしている。だが両者とも数は少なく滅多に手に入らないのでありがたく頂き冷凍保存する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカエイ大漁

2014年05月06日 | 定置網

 連休明けの今日の定置網漁は様々な魚種が獲れ水揚げ作業に追われた。だが、今日は何と言っても大漁だったのはアカエイである。アカエイはここでは売れないのと棘があり危ないので捨てる為、他の魚とは別にしてデッキ上に放置する。だが、今日は多過ぎてデッキ上はアカエイで溢れ、足の踏み場も無いくらいとなる。アカエイはほぼ毎日獲れるのだが、一度にこれだけ獲れるのは初めてである。100尾以上はいたと思う。でも何度でも言うがアカエイは売る事が出来ない捨てられる魚である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タツノオトシゴハウス

2014年05月05日 | 日記







 今日は子供の日。仕事も休みなので子供達を連れてドライブへ。一番の目的はタツノオトシゴハウスである。以前から気になっていた場所ではあるが、なかなか行く機会が無く今までに訪れた事がない。だが、今回どうしても訪れたくなるイベントがそこの会場内であり、ついに初タツノオトシゴハウスとなる。魚ボラの学生だったI君が期間限定でこの場所の一角を利用して標本の展示等を行っている。ゴールデンウイークという事もあり、一般の客が入れ替わり立ち替わり入ってくる。やっぱり一般の人の目を引くのが透明標本である。今ちょっとしたブームでもあり打って付けの展示となっている。とても素晴らしい展示なので、これからも一般の人向けに魚の魅力などをあちこちで披露してもらいたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イトヒキベラ

2014年05月02日 | 定置網



 今日は定置網でイトヒキベラが1個体獲れる。イトヒキベラは素潜りするとたくさん確認できる魚ではあるが、定置網には滅多に入網しない。この個体、尾鰭の内側が黒い。今までにそのような個体は見た事がないので一応確保する。だが、ベラ類は色彩に富んでおり、今までにそのような個体と出会っていないだけかもしれない。魚ボラの標本として確保し、標本写真の撮影をする。すると黒バックでは尾鰭の色があまりハッキリ出なく、いつものイトヒキベラの写真となってしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクヤヒメジ活魚

2014年05月01日 | 定置網

 今日は定置網で久し振りにサクヤヒメジが獲れる。更に網を絞る前に見つける事ができ、生かした状態で確保する。サクヤヒメジは今までに一度だけ家の水槽で飼育した事がある。だが、綺麗な状態で獲れたとしても鱗が剥げやすく、ちょっと難しい。今までに水族館用にと何度も確保はしているが、搬出前に全て死んでしまっている。今回も水族館に連絡せずに数日船の中で飼い、状態が良ければ連絡しようと考える。だが、ゴールデンウイーク前という事で水族館の職員も忙しいと察する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする