今年に入りブログの月の更新が一気に減ってしまいましたが、気がつけばアクセスカウンターがもうすぐ10万を超えそう。越えればまた0になるのだろうか? さて、数日前に漁協の職員に真っ赤なフエダイのような魚が水揚げされたよと聞かされたが、既に魚は仲買の手に渡っていて見る事ができなかった。気にはなるがおそらくヒメフエダイだろうと想像はついた。そして今日市場へ行くと、この前の魚がまた水揚げされていると聞かされ、見に行く。思った通りヒメフエダイである。ヒメフエダイはここの場所や獲れる魚種を考えると獲れてもおかしくない魚であったが、今までに獲れた事も市場で見た事もなく、どこにでも居そうな幼魚すら見る事がなかった。ヒメフエダイはネットなどで見ると各地で確認されているので、何で獲れないのだろうと日頃から思っていた。今回ようやく会う事ができた。もちろん標本用に確保する。物凄く真っ赤で是非とも写真に収めたいが、うちの撮影用の水槽に入るかどうかギリギリのサイズである。持ち帰り水槽に入れてみるとギリギリ入るが鰭を立てると微妙。展鰭し水槽に入れると腹鰭が少し畳まれてしまったが何とか撮影できた。
今年に入りブログの月の更新が一気に減ってしまいましたが、気がつけばアクセスカウンターがもうすぐ10万を超えそう。越えればまた0になるのだろうか? さて、数日前に漁協の職員に真っ赤なフエダイのような魚が水揚げされたよと聞かされたが、既に魚は仲買の手に渡っていて見る事ができなかった。気にはなるがおそらくヒメフエダイだろうと想像はついた。そして今日市場へ行くと、この前の魚がまた水揚げされていると聞かされ、見に行く。思った通りヒメフエダイである。ヒメフエダイはここの場所や獲れる魚種を考えると獲れてもおかしくない魚であったが、今までに獲れた事も市場で見た事もなく、どこにでも居そうな幼魚すら見る事がなかった。ヒメフエダイはネットなどで見ると各地で確認されているので、何で獲れないのだろうと日頃から思っていた。今回ようやく会う事ができた。もちろん標本用に確保する。物凄く真っ赤で是非とも写真に収めたいが、うちの撮影用の水槽に入るかどうかギリギリのサイズである。持ち帰り水槽に入れてみるとギリギリ入るが鰭を立てると微妙。展鰭し水槽に入れると腹鰭が少し畳まれてしまったが何とか撮影できた。
今日は仕事終了後、素潜り採集に行く。今回はゴールデンウィークに見つけたけど採集できなかった黄色い縞のハゼと体色が極端に薄いイソカサゴの採集を目標に行う。この二種は同じ岩の隙間にいたのだが前回は何度もチャレンジしたが採集できなかった。今回もその場所を目指す。既に二か月も経過しているので同じ場所にいるのかは一種の懸けであるが、それよりもその場所までたどり着けるかが問題である。だが、前回とても悔しい思いをしたからか場所はすぐに分かった。さっそくその魚達がいるか岩の隙間を覗いてみると、黒っぽいテンジクダイ科の魚と目が合う。魚の顔を見てヒカリイシモチのように見えたがちょっと体が大きい。これは採集せねばと思い、目的の魚を確認もせずにチャレンジ。そして難なく採集する。見るとまたナハマトイシモチかと思うがマトの模様がない。さらに体色は赤く、見た事のない種であり初採集である。調べるとコミナトテンジクダイではないだろうか。コミナトテンジクダイは初めて聞く種名である。うちの近くに小湊漁港がある。コミナトとはまた地名の和名かと調べてみると千葉県の小湊のようだ。ここで採集された標本が新種記載されコミナトテンジクダイの標準和名が提唱されたそうである。だが、後にシノニムとされたが標準和名はそのまま残ったようである。さらにその個体が今でも北限記録のようで、この魚の分布域は千葉県以南である。稀種とされているがネットで調べると結構あちこちで確認されているみたいである。撮影後、標本タグを付け冷凍保存する。
種の分からないテンジクダイの仲間を採集して興奮気味であるが、今回の目的は黄色い縞のハゼと体色が極端に薄いイソカサゴである。テンジクダイの仲間を採集する為、その場を荒らしてしまったので心配であったが、再び岩の隙間を覗くとハゼとイソカサゴが確認できる。だが、イソカサゴは普通のイソカサゴに見える。さらに前回はこの隙間にいたノコギリヨウジは採集したのだが、今回も再び確認できる。前回は採集できなかったが今回はハゼとイソカサゴ両方とも採集し、目的達成。でもイソカサゴは前回と同じ個体かは不明。調べると黄色い縞のハゼはベンケイハゼであり、初採集である。一応前回かなり良く観察していたので、前もって図鑑で調べ、ベンケイハゼだろうと思っていた。ここの個体も標本タグを付け、冷凍保存する。しかし、イソカサゴは採集したものの、体色の極端に薄いイソカサゴが気になる。