昨日、お隣の定置網の捨てられる魚の籠の中から小さなマルコバンを発見。見た感じ背鰭、臀鰭が短くひょっとしたらと思う。だが、背鰭は少し黒色を帯び、普通のマルコバンかなと思う。マルコバンなら急いで大学へ持ち込む必要も無く、サイズが小さいので冷凍でもいいのだが、今日はたまたま鹿児島に所用で行く予定である。今日その他に持ち込む魚が見つからなければ冷凍して大学へは寄らないつもりであった。水揚げも終わり市場でもこれといった魚は見つからない。ところが知り合いの漁師さんから釣れたとヤミハタを3個体頂く。更に別の知り合いの漁師さんからも電話が入り、標本を確保しているとの事で受け取りに行く。見るとアカオビハナダイである。2人の漁師さんからご丁寧に新鮮な標本を頂いたので大学へ行く事にする。鹿児島へ行き、所用を済ませるともう辺りは暗くなって来ている。鹿児島大学へ行き、標本登録をしてもらう。マルコバンはやはり普通のマルコバンと同定。今日はお二人の漁師さんから標本を確保して頂き、御協力が本当に有難く、つくづく感謝である。
マルコバン
ヤミハタ
アカオビハナダイ雄個体
鹿児島大学
マルコバン
ヤミハタ