先日魚ボラの先生から講演会開催のメールを頂く。この前アオブダイを頼まれたアメリカからの研究者の方々が急遽講演をしてくれる事となり、今日は大学へと向かう。時間的に間に合うかどうかであったが、幸い仕事は早めに終わったので間に合った。今回はお二人の方が講話をしてくれるそうで、「進化的モザイク、および進化的革新と統合の間の相互作用」、「魚が教えてくれること~海洋生態系の基礎研究が社会にもたらす価値とは」とちょっと自分ではどのような内容かもわからないような演題であり、更にアメリカの方なので当然英語での講話となるのだが、今回は同時通訳の方を頼んでいるとの事でそこがちょっと楽しみであった。研究者の方と通訳の方が並んで講話が始まる。研究者の方が少し話すと直ぐに通訳の方の通訳が入り、英語がわからないうえ難しい演題だったにもかかわらず私でも非常にわかり易い講演となった。講演後、魚ボラの先生に聞いた話では専門用語の多い生物学の講演であるが通訳の方は普通の方らしく、この通訳の話を頂いてから物凄く勉強したそうである。この通訳の方の努力のおかげで大変素晴らしい講演となり、本当に感謝である。





