今日は定置網でイシガキフグが1個体獲れる。イシガキフグは以前から水族館用に注文を受けていた魚であったので、生きた状態で確保する。ただ、全長で50センチ以上はありそうで、持ち上げればかなり重い。今回は地元かごしま水族館ではないのでビニール袋の酸素パックでの搬出になる。送ることになるので重量はなるべく抑えたいところである。さらにもう一つ問題点が。腹腔内にエアーが入っていて、水面に背を出して浮いた状態で泳いでいる。普通の魚であれば浮き袋を目指して針を刺し、エアーを抜くことができるのだが、フグ類はそうもいかない。体表の皮は硬い訳ではないが針が刺さり辛い。また浮き袋まで貫通させる事が困難である。標本写真の撮影時も困難で撮影用の水槽に入れても浮いてしまうので、いたるところから針を刺し、やっとの思いでエアーを抜いている。それが生かさなければならないとなるとそんな事はできない。とりあえずこの個体をキープし、イケス網に入れ様子を見ながら、さらに小さな個体が獲れるのを待つことに。
今日は定置網でイシガキフグが1個体獲れる。イシガキフグは以前から水族館用に注文を受けていた魚であったので、生きた状態で確保する。ただ、全長で50センチ以上はありそうで、持ち上げればかなり重い。今回は地元かごしま水族館ではないのでビニール袋の酸素パックでの搬出になる。送ることになるので重量はなるべく抑えたいところである。さらにもう一つ問題点が。腹腔内にエアーが入っていて、水面に背を出して浮いた状態で泳いでいる。普通の魚であれば浮き袋を目指して針を刺し、エアーを抜くことができるのだが、フグ類はそうもいかない。体表の皮は硬い訳ではないが針が刺さり辛い。また浮き袋まで貫通させる事が困難である。標本写真の撮影時も困難で撮影用の水槽に入れても浮いてしまうので、いたるところから針を刺し、やっとの思いでエアーを抜いている。それが生かさなければならないとなるとそんな事はできない。とりあえずこの個体をキープし、イケス網に入れ様子を見ながら、さらに小さな個体が獲れるのを待つことに。