今日はいつものように港へ夜間採集に行く。最近は定置網で面白い魚が現れているので、こちらの採集も期待が膨らむ。そんな中、岸壁際に見覚えのある魚が目に付く。急いでタモ網で掬う。するとメバル属の幼魚である。メバル属の幼魚は今年は一度たくさん群れているところを見たものの、それ以来姿を消してしまう。全て捕食されてしまったものと思っていたが、今回また出会う事が出来た。この間一体どこにいたのだろうか。今後も姿を見せてくれる事を願う。今日はそのほかチョウチョウウオ属の稚魚(トリクチス期幼生)とホウライヒメジの幼魚を採集。ホウライヒメジの幼魚は採集時に尾柄部に斑紋が無かったのでミナベヒメジかと思うが、標本写真を撮影する時には斑紋が現れてしまう。
メバル属幼魚
ホウライヒメジ幼魚
チョウチョウウオ属の稚魚(トリクチス期幼生)