今日は定置網漁を終え、市場で水揚げしていると他の定置網の漁獲物の中にマサカリテングハギを見つける。マサカリテングハギは7年前に伊豆の定置網で獲れ、その後ここの市場でも見つけ、この2個体をまとめて日本初記録種として報告し、標準和名マサカリテングハギが提唱された。ここの市場では5年振りの再会となり、これがここでは2個体目となる。この2個体共定置網により混獲されたものであり、サイズも似ている。勿論標本用として確保する。だが、まだ若魚ではあるが現在家の冷凍庫が標本でいっぱいである。家に持ち帰ったものの冷凍庫に入りそうもない。なんとか標本を整理し少しはスペースを確保する。だが標本は皆、海水に浸けた状態で冷凍するのだが、それでは入りそうにないので今回はラップに包んでなるべく乾燥しないようにそのまま冷凍する。早めに大学へ溜まった標本を持って行かなければならなくなった。




