串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

今年もねぶたへ-8(鳥海山獅子ケ鼻湿原)

2009年08月14日 | 旅-東北

見てもらいたい人がいるので、帰途に立ち寄った
鳥海山の獅子ケ鼻湿原を先にアップします。

鳥海山の秋田県側、県道58号線沿いにある
中島台レクリエーションの森にやってきました。

駐車場に車を停め、ハイキングの準備をし
トイレに向かうと、そこには長い行列が・・・。

ツアーご一行様でした。
最近、ここを組み込んだツアーをよく見かけます。

さぁ、出発。
ずっと木道が続いています。

天気は良いのですが、湿度が高くて苦しいです。

ブナの奇形巨木が多く見られ、国の天然記念物に
指定されている森を歩きます。

コブが出来たり、曲がっているのは、
雪の上から出た枝を炭焼き用に伐採したから・・・。
これも一因のようですが、はっきり分かってないようです。

歩く事40分ほどで分岐にさしかかります。

ブナの巨木「あがりこ大王」へは、余力があれば
行こうという事で、獅子ケ鼻湿原の方へ向かいました。

結果的には、力尽きて「あがりこ大王」は
見ずに帰ってきました。

「出つぼ」という、突然水が湧いている湧水池にやってきました。

写真左下の方に落ち葉が堆積しているのですが、
その下から突如水が湧き出しています。

この水は、鳥海山頂上の溶岩の末端からやってくるようです。

ツアーの人達は、この「出つぼ」の方へは
時間がなくてやってきません。

「出つぼ」の回りは、踏み荒らされて自然環境が
変わってきたようで、この水のそばには近寄れません。
飲んでみたかったんですが。

ここから、ゴツゴツした苔むした石の上を歩いて行く
のですが、軟弱な私にはかなりキツイです。

「出つぼ」や他から湧き出した水が集まってくる所に出ました。

凄い水量です

もう1枚動画を

この水は、東北電力が発電用に利用しているようです。

ふと、砂漠が頭に浮かびました。
砂漠、水を買う人々、汚い水を飲まなければいけない人々・・・。
この水が、そんなところに供給されればいいのに。

日本の豊かな自然を大切にしなければ・・・。
そんな気持ちになりました。

いよいよ鳥海マリモとご対面。

阿寒湖のマリモのように丸くはならないんです。

 別ウインドウで動画を

モミジの木もたくさんあり、秋にはブナ、モミジ・・・
紅葉がきれいでしょう。

約2時間30分の森林浴を楽しみ、マイナスイオンも
たくさん浴びました。

歩きやすい靴なら小さな子供でも歩けるコースです。
私達のように「出つぼ」へ行かずに、鳥海マリモだけを
見るなら2時間もかからないでしょう。

汗だくになって降りてきました。
これから、湯田川温泉の今宵の宿「九兵衛」に向かいます。

 


今年もねぶたへ-7(玉川温泉)

2009年08月14日 | 旅-東北

玉川温泉にやってきました。

立ち寄り入浴は、玉川温泉の中も一番新しい施設
「湯治館そよ風」です。

きれいなホテルで、上の写真の右手が浴室。

真ん中に停まっているマイクロバスで岩盤浴へ送迎してくれます。

ここは、新玉川温泉よりも空いていると思います。

浴室の造りも、本館や新玉川と同じような感じに作られています。

湯船も床も強烈な酸の為、全て木製。

手前が源泉100%、真ん中の浴槽は50%、奥も50%ですが、
ぶくぶくジャグジーです。

源泉槽の横から露天風呂へ出られます。

他にも寝湯、樽風呂があり、これらは、湯治している
方達にも気分転換になるかも・・・。

飲泉場では、源泉を10倍に薄めて飲むのですが
それでも、歯が浮くような強烈なすっぱさ。

洗い場のカランは、硫黄成分で早くも錆びています。
シャンプー類も結構揃っています。

私の皮膚は鈍感なのか、源泉100%でもそれほど痛くなりません。

源泉100%は、他よりややぬるめで長く入ってられます。

この日は、よく空いていて、重篤な湯治患者さんも
見かけず、気楽な気持ちで入っていました。

玉川温泉を後にして、鹿角八幡平インターから東北道へ。

津軽サービスエリアで、NEXCO東日本主催の
県外からの観光客へのサービスが・・・。

津軽三味線のライブです。

思わぬ所で津軽三味線が聞けて嬉しかった~。

そして、もう一つ。

岩木登山ばやし

さらにもう一つ

これも登山ばやしだったかな?

熱演でしたが、見ている人が少なくて、なんだか申し訳ない
気持ちになりました。

観光バスも次から次へとSAに入ってきますが、
ねぶたへ急ぐ途中のトイレ休憩だけで
見ている時間はないのでしょう。

私は、最前列に座り、じっくり見せていただきました。
ねぶた囃も演じられ、否が応でもねぶたへ気持ちが
高まってきて嬉しい出会いでした。

あの鹿踊りとの出会いも、数年前のGWに訪れた、
岩手県川井村の道の駅での演舞でした。

さぁ、青森へ急ぎましょう。