福井県の東尋坊近くにある1日2組限定の民宿 明治に泊まってきました。
漁村の中にある明治、道は狭くて普通車は通れません。
バスが走る道路沿いに明治の駐車場があり、そこから50m程歩き宿に到着。
玄関前に咲き乱れる紫蘭やカキツバタ。
玄関を入り、呼び鈴を鳴らすと女将さんが現れた。
狭い1階からすぐに2階の部屋に案内される。
2階に上がると、中央の風呂場を挟んで、左右に部屋が一つづつ並んでいる。
右はおしまという部屋で、私は左側のくるしまへ。
どうやらおしまの方が海が眺められ、窓からの景色は良いみたい。
部屋のドアを開けると、右手に男女別のトイレ。
女性用トイレはウォシュレット。
このトイレは、この部屋専用のトイレ。
10畳の部屋が2つ並んでいて、奥の部屋は食事処として使われる。
窓からは涼しい風が入る。
ポットは電気ポットだが、冷水は用意されなかった。
広縁や椅子はない。
こちらは食事用の部屋。
部屋の突き当りに飲み物が入った冷蔵庫が置いてあり、 勝手に開けて飲めるようになっていた。
もちろん自己申告で有料。
おいしそうに冷えている。
夕食を待たずに冷酒へ手が伸びた。
残念ながら水はなかった。
トイレの向かい側に洗面所。
アメニティ各種置かれている。
浴衣は2枚共Lサイズで、私には大きく、相方には少し小さい。
風呂は貸切対応なので、風呂場のドアに札を掛けておく。
長押にハンガー。タオル掛けは大きなもので重宝した。
風呂は 22:00まで、朝は7:00~と、朝の早い老人には辛い。
大きなユニットバスというふうな感じ。
湯はれっきとした温泉。
はるばる三国温泉を引いてきている。
どれぐらいの距離があるのだろうか?
源泉温度は高いが、ここまで来ると加温しなくてはいけない温度に下がり、加温、そして循環となっている。
ふっと塩素臭を感じたが、塩素消毒はされていないらしい。
源泉掛け流しと聞いていたが・・・。
洗い場は2ケ所あるが、両方に座ると窮屈だし、気を付けないとシャワーの湯が湯船に入る。
脱衣所に初めてお目にかかるおもしろい仕掛けがあった。
脱衣棚の真ん中にセンサーがあり、その穴をふさぐと、湯船へ湯が注がれる。
湯船には贅沢なぐらい湯が入るので、カランは使わず湯船の湯で体を洗った。
源泉名:三国温泉4号井 温度:62.8度 泉質:Na・Ca-Cl泉
Na=2235 Ca=1149 Cl=4537 硫酸イオン=1017 成分総計:9000mg/Kg を超える濃い温泉だが、
無色透明で塩分を感じる以外、大きな特徴はなかった。