2017.10.03 旭岳周辺は雨。
これじゃぁロープウェイに乗っても何も見えない。
ロープウェイの乗り場では駐車場へ手招きされたけど
雨で歩けないし、駐車場料金は別に要るし、Uターン。
ロープウェイに乗るのに駐車場料金まで徴収するなんて。
これ、当たり前?
湧駒荘を後にし旭川から神居古潭へ。
以前ツアーで稚内へ向かう途中、神居古潭の前を通った時、
バスガイドさんが「神居古潭です」と紹介だけで素通りだった。
紅葉もそろそろ見頃らしいので、是非寄ろうと思っていた。
石狩川に架かる神居大橋を渡る。
木製の橋は趣があるけど、揺れます。
両岸に大きな岩が迫り、川幅も狭い所がある。
かつて舟だけが唯一の交通手段だった時代、ここは神(カムイ)に
祈りを捧げて通らなければいけなかったと、案内板にあった。
紅葉はまだこれから・・・と、いう感じだった。
旧神居古潭駅の駅舎が建っている。
手前の小さな建物はトイレで、建設初期の姿に近く
旭川市の指定文化財になっている。
駅舎とホームの間に線路跡。
いいなぁ、この寂寥感。
いつまでも立っていたい・・・と、思わせる。
背後に今も走っている函館本線、昭和44年 納内~伊納駅間の
トンネル化に伴いこの神居古潭駅は廃駅となった。
明治31年、滝川から旭川まで鉄道が開通し
明治34年神居古潭簡易停車場、36年神居古潭駅となった。
この駅舎やトイレは明治43年に建設され、その後1~2度の
改修はあったが、当時の遺構はよく残されている。
明治の数少ない駅舎建設として貴重なので
平成元年に廃駅時の姿形を元に復元された。
以上、現地の案内板から。
待っていても列車は来ない。
何という花だろうか?
北海道のアチコチで見かけたが、とうとう名前は分からず。
教えてもらいました。
秋咲きクロッカス。
蒸気機関車が3台静態保存されている。
近くで見たいが「マムシ注意」の看板におののく。
神居大橋を渡りながらもう一度目におさめて神居古潭を後にした。
人も少なくいい所でした。