串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

神居古潭

2017年11月09日 | 旅-北海道

 2017.10.03 旭岳周辺は雨。

これじゃぁロープウェイに乗っても何も見えない。

ロープウェイの乗り場では駐車場へ手招きされたけど
雨で歩けないし、駐車場料金は別に要るし、Uターン。

ロープウェイに乗るのに駐車場料金まで徴収するなんて。

これ、当たり前?

 湧駒荘を後にし旭川から神居古潭へ。

 以前ツアーで稚内へ向かう途中、神居古潭の前を通った時、
バスガイドさんが「神居古潭です」と紹介だけで素通りだった。

紅葉もそろそろ見頃らしいので、是非寄ろうと思っていた。 

石狩川に架かる神居大橋を渡る。

木製の橋は趣があるけど、揺れます。 

両岸に大きな岩が迫り、川幅も狭い所がある。

かつて舟だけが唯一の交通手段だった時代、ここは神(カムイ)に
祈りを捧げて通らなければいけなかったと、案内板にあった。 

 紅葉はまだこれから・・・と、いう感じだった。

 旧神居古潭駅の駅舎が建っている。

手前の小さな建物はトイレで、建設初期の姿に近く
旭川市の指定文化財になっている。

 

駅舎とホームの間に線路跡。

いいなぁ、この寂寥感。

いつまでも立っていたい・・・と、思わせる。 

 背後に今も走っている函館本線、昭和44年 納内~伊納駅間の
トンネル化に伴いこの神居古潭駅は廃駅となった。

 明治31年、滝川から旭川まで鉄道が開通し
明治34年神居古潭簡易停車場、36年神居古潭駅となった。

この駅舎やトイレは明治43年に建設され、その後1~2度の
改修はあったが、当時の遺構はよく残されている。

明治の数少ない駅舎建設として貴重なので
平成元年に廃駅時の姿形を元に復元された。

以上、現地の案内板から。

待っていても列車は来ない。  

 

 何という花だろうか?

北海道のアチコチで見かけたが、とうとう名前は分からず。

教えてもらいました。

秋咲きクロッカス。

 蒸気機関車が3台静態保存されている。

近くで見たいが「マムシ注意」の看板におののく。

 

 

 

 神居大橋を渡りながらもう一度目におさめて神居古潭を後にした。

人も少なくいい所でした。