留萌へやって来た。
どこかで昼食を・・・。
たんぽぽという回転寿司屋。
平日のみのランチ、海鮮丼を注文。
ニラたっぷりとじ卵の味噌汁にサラダ、それにコーヒー付き。
これで800円。
具材の下はすし飯でおいしい。
又、増毛へやって来た。
増毛厳島神社へ。
たわわに実った南天。
ここにはお宝があるという。
軒下に龍の彫り物。
残念ながら勝手に拝殿の中には入れない。
社務所で許可を得なければいけない。
そこまでして・・・と、渋る相方に合わせて中を見るのは諦める。
そっと覗き込み、格天井に描かれた天井絵をパチリ。
増毛厳島神社はこちらが詳しいです。
増毛は賑やかだった頃の古い建物が点在する魅力的な街。
前回は素通りした旧商家丸一本間家の内部見学。
初代本間泰蔵は、佐渡ケ島の沢田出身。
小樽で雑貨商を営み、その後増毛へ。
雑貨、呉服、酒造國稀、ニシン漁など手広く商った。
ニシン漁が盛んだった頃は、増毛には遊郭が6軒有り、ニシンの漁期には函館辺りから芸者が出稼ぎに来ていて
彼女らはかもめ芸者と呼ばれたらしい。
又、漁期には旭川や月形の刑務所からの囚人も労働力になったという。
日本初の点字図書館を作った本間一夫さんは、初代泰蔵さんの孫。
本間家の事は國稀酒造さんのこちらで。
明治13年火事で店舗焼失。
火事でも燃えない石造りの店舗を明治14年から20年間かけ全9棟が建設された。
蔵造りの店舗部は、札幌軟石、瓦は石州瓦、軒瓦は家紋入り。
大番頭の松本さんから丁寧に説明して頂き、へぇ~、へぇ~と感心しながら貴重な時間を過ごせた。
そして今宵の宿は夕陽(せきよう)荘。
6月に泊まり、大変気に入った宿です。