串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

増毛へ

2017年11月10日 | 旅-北海道

留萌へやって来た。

どこかで昼食を・・・。 

たんぽぽという回転寿司屋。 

平日のみのランチ、海鮮丼を注文。

ニラたっぷりとじ卵の味噌汁にサラダ、それにコーヒー付き。

これで800円。

具材の下はすし飯でおいしい。 

 又、増毛へやって来た。

 増毛厳島神社へ。

 たわわに実った南天。

ここにはお宝があるという。 

軒下に龍の彫り物。 

残念ながら勝手に拝殿の中には入れない。

社務所で許可を得なければいけない。

そこまでして・・・と、渋る相方に合わせて中を見るのは諦める。 

 そっと覗き込み、格天井に描かれた天井絵をパチリ。

                    

 増毛厳島神社はこちらが詳しいです。

 増毛は賑やかだった頃の古い建物が点在する魅力的な街。

 

 前回は素通りした旧商家丸一本間家の内部見学。

初代本間泰蔵は、佐渡ケ島の沢田出身。

小樽で雑貨商を営み、その後増毛へ。

 雑貨、呉服、酒造國稀、ニシン漁など手広く商った。

ニシン漁が盛んだった頃は、増毛には遊郭が6軒有り、ニシンの漁期には函館辺りから芸者が出稼ぎに来ていて
彼女らはかもめ芸者と呼ばれたらしい。

又、漁期には旭川や月形の刑務所からの囚人も労働力になったという。

日本初の点字図書館を作った本間一夫さんは、初代泰蔵さんの孫。

本間家の事は國稀酒造さんのこちらで。 

 明治13年火事で店舗焼失。

火事でも燃えない石造りの店舗を明治14年から20年間かけ全9棟が建設された。

蔵造りの店舗部は、札幌軟石、瓦は石州瓦、軒瓦は家紋入り。

大番頭の松本さんから丁寧に説明して頂き、へぇ~、へぇ~と感心しながら貴重な時間を過ごせた。

そして今宵の宿は夕陽(せきよう)荘

6月に泊まり、大変気に入った宿です。