2018.04.03
話は九州宮崎県小林市。
連泊して温泉を楽しんだ神の郷温泉をチェックアウトし
今日は飛行機で大阪へ帰る。
ピーチの宮崎便、行きも帰りも夕方の時間帯。
レンタカーの返却は16:00空港で。
すきむらんどへ行ってみた。
神の郷温泉から北東へ20キロ程。
やまざくらは見頃過ぎて、だいぶ散っていたが、
九州へ来て初めてたくさん咲いている桜を見た。
染井吉野ではないように思ったが、こちらは満開。
遠くに見える吊り橋へ。
おほっ、通行料が要るんだ。
小野湖に架かる大吊り橋。
遠くにままこ滝が見える。
まま子滝の名のいわれはこちらで。
正式名称は須木の滝といい、かつては落差41m、滝つぼの深さ
22mと、豪壮な滝だったが、昭和33年完成の綾南ダムによって
小野湖というダム湖が出来て水面が上昇し、落差は半分ほどに
なってしまっている。
県道26号宮崎須木線で綾町を目指すが、この道には参りました。
工事中で1時間半程の通行止めが日に4度。
しかし、この日工事はしてなかったようで通行止めに
合う事はなかった。
しかし、離合困難な一車線の山道が延々と続く。
めったに走る車もないのか、すれ違う車がなかった
のは幸いだったが。
カーブミラーはほとんどと言っていいぐらい完備して
いるのが救いかも。
ほどなくというより、やっと綾町の綾の照葉大吊り橋に到着。
なんと観光バスから東洋系外国人がぞろぞろ下りて来る。
へぇ~、ここまで来るん。
この大吊り橋から宮崎方面へ向かう県道26号は整備されたいい道で
小林方面からの道とは大違い。
だから大型観光バスもやって来るんだ。
渡橋料金を支払う所に立派な杖が置かれている。
亀甲竹、黄門さんの杖だぁ。
観光地でこんな立派な杖、今まで見た事はない。
全長250m、歩道部分は1.2m。
途中で立ち止まると通行障害がおこる。
写真撮影もほどほどにね。
揺れはほとんどないが、歩道のすきまから142mの下を見ると
ちょっとおっかない。
この吊り橋は平成23年に架け替えられた2代目。
初代の吊り橋は昭和59年、回りに広がる照葉樹の森を
違った視点で見れるよう作られた。
熱帯樹林はよく耳にするけど照葉樹林・・・?
ヒマラヤの南から中国雲南省・台湾・そして日本の南西部と
温帯に成立する常緑広葉樹林で、木々の葉の表面に照りが強い
樹木が多い事から照葉樹林というようです。
なるほどねぇ、見渡す限り木・木・・・。
でも常緑樹では秋になっても紅葉は期待出来ないね。
吊り橋を渡る先に2キロ程の遊歩道が続き、下方に見える
かじか橋という吊り橋の方まで行けるが、山ヒルが多く
出るらしいので、これはパス。
黄門さんの杖は、この遊歩道を行く時に便利なのかな?