串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

奥飛騨温泉 藤屋

2017年02月17日 | 宿-東海

昨年の11月始めに泊まった 奥飛騨百姓屋敷の宿 藤屋

ほったらかしにしていたが、在庫も尽きかけてきたので・・・。

平湯大滝を見に行く途中、羊の放牧に遇う。

顔と足が黒い、これはサフォークという種類かな?


藤屋に到着したのは14:50頃。

チェックインにはちょっと早いけど、入れるだろう・・・と。

 しかし、戸が開かない。

中を見ればこんな貼り紙が。

初めてだぁ。

たいがいの宿は少し早くてもチェックイン出来るのに、ここは時刻厳守だわ。

 通された部屋は、8畳x2 と広い部屋。

早くから暖房を入れておられたのだろう暖かかった。

片一方の部屋には既に布団が敷かれていた。

椅子が2脚だけ置かれた広縁の端にウォシュレットのトイレ。

 反対側に洗面所と少々使いにくい。

冷蔵庫完備、ポットは電気ではない。

浴衣は中サイズが 2 と特大サイズが置かれ、通常大を着ている相方
に中は短く、特大は長すぎる。

羽織だけで、これでは館内少々寒かった。

テレビはBSも受信可能。

窓からは宿の裏庭が見える。 

食事処になっている別棟の座敷。

築約200年の奥飛騨百姓座敷

66畳の真ん中辺りに囲炉裏が切られ、千葉家の分火という火が770年燃え続けている。

5台程のテーブルが並び、真ん中に囲炉裏があるが、ここはガス火。

テーブルは足が下ろせなくて正座しなくちゃいけない。

これは、私には少々辛い。

 

山里らしい料理が並ぶ夕食。

山ぶどうの食前酒で乾杯。

呑み干すと山ぶどうの実が3つ顔を出した。 

牛のホウバ焼きステーキ。

肉は柔らかくてボリュウムもありおいしく頂いた。

味噌も多くないので、丁度良い味になっていた。 

塩戻ししただけのコゴミ、鰹節がかかっただけだが、おいしい。 

葉山椒の煮物もおいしく、これなら山菜の頃に来ると山菜いっぱい食べられそう。

 岩魚の刺身もコリコリ。

マスの笹包み焼き。

味噌がそう辛くなくて丁度良い。

海老2匹、野菜の天ぷらも出て・・・。 

おしのぎは蕎麦。 

 そして地鶏鍋。

地鶏、柔らかくて、いい出しが出ておいしい。

夕食はかなりのボリュウムで、もてなそうという気持ちがこもった料理だった。

 有料はいただけない。

 朝の食事処。

 

充分過ぎるおかずについお替り。


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