こちらも蔵出しです。
今から15年前の2007年5月に訪れた秋田県、強首(こわくび)温泉 樅峰苑。
随分変わっているでしょうが、お金と時間をかけて撮った写真、自分のブログに納めておきたいと思います。
大正ロマンの香り漂う、登録有形文化財の宿です。
凄い門です。
建物の裏手、堤防に上がってみました。
とうとうと流れる雄物川。
宿の敷地内の蔵の中も見学できるようになっていました。
と、思うけどこれは、ちょっと自信無し。
そこに立っていた看板。
かつては洪水を繰り返していたのだろうか。
この建物が宿泊棟と自家用住まい。
日本秘湯を守る会のお宿で、提灯が架かっている入り口が宿泊者や訪問客用の玄関。
こちらは自家用玄関です。
唐破風、千鳥破風の屋根は銅板葺きか。
2階の窓。
玄関を入り、驚きました。
ぴっかぴかの廊下は、秋田杉の1枚もの。
右手の部屋は食事処として使われてましたが、今はどうでしょう?
隅のR、手がこんでますね。
釘隠しですが、所々、はがれてありませんでした。
これには理由があります。
興味のある方は、是非泊まって、ご当主からお聞き下さい。
以下2階の写真です。
部屋は2階だったと思います。
この日、宿泊客は私達1組だけでした。
ふすまの向こうも部屋だったと思います。
部屋に鍵、かかったかな?
当時はトイレも洗面所もありませんでした。
今はどうなってるでしょうか?
風呂はこの内湯だけでした。
今は露天風呂が出来ているようですが。
源泉名:強首3号 温度:53.2度
Na=3172 K=80.5 NH4=22.9 Mg=23.9 Ca=467.3 Fe2=1.5 Fe3=2.2
Cl=5657 Br=19.9 ヨウ素=3.2 HCO=447.4
成分総計:10,555.4mg/Kg のナトリウム-塩化物泉
濃い湯は源泉かけ流しで文句無し。
次にアップする食事もほんとに珍しい郷土料理を食べさせて頂き、文句なし。
ただ、大きな座敷を襖で区切ったような部屋は、ちょっと辛いです。
登録有形文化財になっている建物、リフォームするにも制約がありそう。
お宿も辛いところでしょうね。
明日から北海道へ行って来ます。
目的は滝上町の芝サクラと札幌のライラック見物です。