食事は、朝・夕共に食事処で。
夕食時、案内された席は座敷。
ヒザに難ある私の困った表情をスタッフは見逃さない。
すぐに、椅子席に替えてくださった。
翌朝、朝食はバイキングなので、どこに座ってもよいのだが、
私の為に椅子席が確保されていて、この心遣いは嬉しかった。
「やまべの活造り」と「三点盛り」のどちらかをチョイスできる。
これは、ボタンえび、おひょう、鮭の三点盛り。
サンマの酢のものは、珍しくておいしかったが、酢がきき過ぎて酸っぱい。
バットの材料になる「たも」の木に生える「たもぎだけ」の天麩羅。
津別町産蕎麦粉で打った十割蕎麦だが、柔らかくて・・・。
蕎麦屋で食べるのとは違い、大人数の食事を用意する
旅館では、蕎麦は難しいでしょう・・・か。
ふきの葉にくるんださくら鱒のホイル焼き。
下に忍ばせた味噌とよくマッチしておいしかった。
焼き物も3点からチョイスできる。
私は、中標津産ミルキーポークの串焼き。
添えられた山ワサビでいただくのだが、普通のワサビの方がいいかな。
ダンナがチョイスした「根室産のさんま」は、でっぷり肥えたものだった。
〆は、さくら鱒といくらのちらし。
この他にもカニが出たりと、地元産食材にこだわった豪華な食事だった。
翌朝の朝食でも感じたのだが、いかにして客をもてなし、
満足してもらうか・・・腐心しておられるだろう。