小浜から若狭の鯖を京まで運んだ鯖街道。
その宿場町だった「熊川宿」にやって来た。
1589年、若狭の領主浅野長政は、この地が交通と軍事において
重要な場所である事から諸役免除して宿場町とした。
40戸ほどだった寒村は200戸を超える町となったらしい。
前川と呼ぶ用水路が街中を流れる。
「行きよい、買いよい タカケン」と読めるが・・・。
この御蔵道を行くと国道303号線へ出て、北川へ。
昭和初期に建てられた宿場館、現在は若狭鯖街道資料館。
時は止まっています。
何の看板だろう・・・?
「たばこ」だろうとズボラッチさんに教えていただきました。
男性、たばこ吸ってますね。
しかし、お洒落な看板だ事。
美しい街並みが保存されていた。
相変わらず相方は見たくないようで、車で寝て待っていた。
時間とお金を使いやって来ているのだから、
見なくては損のような気がするんだけど・・・。
近くに道の駅「若狭熊川宿」があり、ここに車を停めて散策するのも良いが、
街並みの中にも3箇所ほどPがある。
鯖街道である朽木村は通らず湖西へ出た。
JR湖西線越しに伊吹山がそびえる。
眺めの良い道だ。
山代への旅はこれで終了です。
明日の晩から、さようなら「きたぐに」の旅に出かけます。