3月16日、今日は特急寝台「日本海」と寝台急行「きたぐに」の運転最後の日となった。
旅の途中は後回しにして帰途に乗った「きたぐに」を・・・。
磐越西線「東新津」駅の目の前にある秋葉山温泉「花水」で3時間程過ごし、
東新津発22:06の列車で新津まで。
無人駅の東新津駅、お洒落で小さな駅舎だ。
津川からの普通列車が入って来た。
4両編成の列車はガラガラ。
新津着22:13。
「きたぐに」の新津発まで丁度1時間あるので、新潟まで出て新潟から乗る事に。
新潟駅にすでに「きたぐに」が入線していた。
ホームでは大阪駅ほどの賑わいはない。
往路とはカーテンの色が違う。
枕元の照明が暗く、往路乗った車両の方が快適だった。
私の上の中段に老男性が上がろうとしているが、上がりにくそうで時間がかかる。
一瞬、私の下段と替わってあげようか・・・と、思ったが、私も老人、
あのタラップの上り降りは嫌だ。
4両ある自由席、だんだん乗客が増えて来て、車掌が「席を詰めあってお座り下さい。」と、
何度かアナウンスする。
通勤帰りの人も乗っているんだろう。
さすがにグリーン車は空いていたが・・・。
来迎寺を過ぎた辺りで車内放送は終了。
静かな車内に男性数人の声が響きわたる。
日本語ではない。
それもすぐに収まり、私も眠りについた。
翌朝6:00過ぎ、大津駅到着前にアナウンスが始まり、それで目覚めた。
京都着6:16なので大急ぎで下車用意をする。
大阪駅で名残を惜しみたかったが、京都で降りる事にした。
変遷はあるが、私と同じ年数走り続けた「きたぐに」、お疲れ様。
臨時列車として走る事もあるらしい。
又、乗せてもらう事を楽しみにして・・・。