風呂は2箇所あり、チェックイン時女性用だった「吉祥の湯」は内湯のみのこじんまりした風呂。
古代檜の湯船。
小さく見えるがゆうに20人は入れるだろう。
洗い場は5箇所ほど。
シャワーの勢いはすさまじい。
アメニティも揃っているが、洗顔用の石鹸が浴室内にあればよいのに・・・。
湯上りには冷えた棒茶。
一方、こちらは22:00に男女入れ替えになる「尚武の湯」で、脱衣所、浴室全て広い。
タオル・バスタオルは浴室に完備。
「吉祥の湯」には見当たらなかったセイフティBOXもあった。
こちらも古代檜の浴槽。
洗い場も広い。
総湯と同じ源泉が注がれ、どちらの浴室も24時間入浴可能。
湯船の縁から惜しみなく流れ去る源泉。
白銀屋には風呂付の部屋もあるが、その湯は非温泉。
そして貸切風呂というようなものはない。
全ての源泉はこの2つの大浴場で贅沢に使われる。
部屋つきの風呂と有料の貸切風呂だけが源泉掛け流しで、大浴場は
濾過・循環というふざけた宿もある中で、白銀屋の湯使いは素晴らしい。
「尚武の湯」にだけ露天風呂がついている。
ちょっと熱い目で、寒い時期の朝にはもってこいの湯だった。
何度、風呂に入っただろう。
風呂は混雑とは無縁で、ほとんど貸切状態で温泉を楽しんだ。
部屋付きの温泉ではない風呂で満足しているのだろうか?
館内に活けられた花は清楚で伸びやか、どれも素敵だった。
チェックイン時、お抹茶を点てて頂いたあのご婦人が活けられたものだろうか?
- 源泉名:山代温泉 新1号源泉
- 温度:64.3度
- PH=7.8
- 泉質:Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉
- 成分総計:1312mg/Kg
- Na=327 Ca=79.4 Cl=186.5 硫酸イオン=587.1